♪ホット・チョコですっ! | ◆VISTAの発見◆

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♪いつかはきっと セレンディピティ

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コスモポ○タンの喫茶席に入って、チョコ色のシートにどっかと腰をおろす。

「ご注文は?」

みたいな顔をされたので、やおら「ココアをください」と頼む。

「ココアはございませんが・・」というので、
私は「学生時代からここで飲んでいるんですけどォ」といったら
「ああ、ホット・チョコレートですね」と念をお押しになる。

私はすでに、冷たくツノの立った生クリームを熱々のココアに浮かべて、これを
同時にすするというイメージができあがっているから、腹などたたない。

要するに、バター分をカカオマスから取り除いたのがココアだから、チョコとはコクも
うま味もちがうのだ、とおっしゃりたいらしい。
当店はチョコそのものを溶かしているからホットチョコレートなのですと。

どうでもいいけど、ここの三代目社長はバレンタイン・モロゾフさんなのに、経営権と商号を譲り渡して以来、屋号は「コスモポ○タン」でがんばっていらっしゃる。とか、バレンタインデーにチョコを贈るなんて、日本ではいつ始まったか?については、昭和8年、11年、12年、33年などいろんな説があってよくわからないじゃないか、などと思いめぐらしているうちにカップが運ばれてきた。

イタリアでは「チョッコラータ・カルーダ」
フランスでは「ショコラ・ショー」

リキュールを入れて飲む方法もあるらしい。世界は今、ホット・チョコが熱い。
でも日本語はドンクサイね。