試験本番まで一週間をきりました。
実技講習は、
では、せめて学科については言われた通り、1日2時間ずつ、
ここまでまったくやっていなかった僕だったのでした。
…こんにちは、ビジ夫です。
前々回、学科講習を受けた際に、
―なるほど、これはアカン、たしかに一日2時間ずつ2週間の勉強
しかし一方で、
そしてその疑問は、
…それは船舶免許の学科試験は、「正答率65%以上で合格」
たしか、自動車免許の学科試験であれば正答率は90%以上で合格
仮に50問の試験であった場合、6問間違ったら終了の自動車免許
―なるほど、そういうカラクリだったのか、
…ということは、自動車免許を既に所持している僕であれば、
根拠があるような無いような、やっぱりどう考えても無いような、
そんな思惑を言い訳にして、
嫁「…あんたさー、勉強しなくていいの?1日2時間勉強しないと
―いや、大丈夫。よくよく調べたらね、
嫁「そんなこと言ってさ、今日月曜だよ?土曜が試験なんでしょ?
―う、いや、正答率65%で…
嫁「過去問もらってきたんでしょ?やってみたの?」
―…やってない。
…今やれ!すぐやれ!と喚く嫁さんを宥めながら、仕方がない、
―なになに?えーと、大型船について注意すべきこと…、
こんなん常識でわかるでしょ、④だよ。
―んで?えーと次の象形物が示すものはどれか…
…しょうけいぶつ?
…。
②と。
―…追い波を受けて舵が効かなくなる現象をなんと呼ぶか…
…あー、これなんか聞いたような気がするな。なんだっけ…。
③と…。
―次の灯略記が示す灯質と灯色の正しい組み合わせはどれか…
…。
…。
なんぞそれ。
…④と…。
…ふぃー、まぁ、こんなもんでしょう。
さて、50問で65%以上だから33問正解してればいいんでしょ
解答は、と、
ハイ、◯
ハイ、◯
…ん、あれ、これ✕か
ありゃ、これも✕なんだ、へー。
ハイ、◯
…これも間違ってる。✕。
これも✕だ。
え、これも!?
…。
嫁「どうなのよ」
―正解32問でした…。
嫁「だ・め・じゃ・ん!!」
―どうしよう、もう丸一日勉強できる日がないよー。
嫁「知るか!」
…8月31日に泣きながら徹夜で夏休みの宿題を終わらせていた2
10月14日に無理やり会社の有給を取って一夜漬けで試験に臨む
10月15日 試験当日
昨晩は勉強のため晩酌をしなかったせいか、
試験開始は9時、
車で向かうことにしていた僕は少し余裕をみて7時には出発するこ
…寒い。
気温を確認すると、10度しかありません。
いよいよ秋も晩秋に近づいてきて、あと1ヶ月もすればバス釣りも
ああ、今年も満足の行く釣行がいったい何度あったものか…、
…いやいや、
2時間後には運命の試験が始まってしまうのです。
エンジンをかけると、
…会場に到着したのは8時15分。
道中、特に事故も渋滞もなく到着できたのは幸いでした。
気温もどんどん上がって、これなら実技試験の時間には20度を超
試験は9時からとのことで、
案内に従って会場に入り、自分の席に座ります。
周りを見回すと、僕よりも先に到着していたのは2,3人というと
用意されている席は30人分近くありそうなことに驚きます。
…一回の試験で、そんなに受けに来る人がいるのか。
正直なところ、せいぜい5,6人くらいをイメージしていた僕です
席に置かれた番号札から推察すると、どうやら、
…同じ会場で同じ時間に、
とりあえず着席してテキストなんかを開いてみますが、
この手の「試験」を受けに来るという経験自体が、考えてみれば1
時間が少しずつ進むにつれて到着する人も段々と増え、「
大半の方はテキストを開いて最後の復習といったところですが、
一人も一言も発しない会場の空気に、
試験まであと30分以上ある…。
…いっそ、学生時代によくやっていたように、
なんてことを考えた頃に、初老の男性が入室してきました。
「はい、では到着した方から、
…どうやら受験者ではなく、今日の試験官のようです。
みな、相変わらず一言も発しないまま席を立ち、
…僕もそれに続きます。
簡単な視力検査、色盲検査を終えて、再び着席すると試験の15分
今さらジタバタしたところで合否が分かれるなんてことはないでし
さすがに15分前ともなるとほとんどの方が到着していて、
…おや、あの一級受験者の方、60代くらいの女性じゃないか?
「すいません、失礼ですが、
…なんてことは、聞けませんよ、やっぱり。
…お、2級受験者の方は女性比率が高いな。
ちょっとお化粧厚めのお派手な方もいらっしゃるし…、
え、あそこにいる子なんて、まだ10代くらいじゃないか。
10代の女の子が、いったい、
「ねぇねぇ、お嬢さん、歳いくつ?免許取って何するの?」
…なんてことは、聞けませんって、さすがに。
…それ以外にも、
真面目そうな大学生ぽい男の子もいる。
初老の男性もいれば、普通の主婦にしか見えない女性もいる。
…この手のマニアックな免許って、
…お、先程の試験官らしき男性が教室の前面に入室してきました。
時間は9時5分前。
いよいよ、僕にとって運命の一日が始まろうとしていたのでした。
試験官「はい、ではね。
試験官「二級は試験時間70分。一級は140分。」
試験官「もちものは鉛筆と消しゴムのみね。
試験官「結果は一週間くらいでインターネットのHPに公開されま
試験官「試験開始から30分経ったら、
試験官「学科の答えはこの後で廊下に貼り出しておきますからね」
…なるほど、
試験官「はい、では時間になりましたから、始めてください」
バクンと心臓が脈を打つと、
…落ち着け、落ち着け。
試験時間は140分。
普通にやれば、3回やり直したってお釣りがくるぐらいの時間の余
問題文は必ず2回読み直して、正しいものを選択しろ、なのか、
途中の選択肢で正解が分かったとしても、
100%自信のある解答、
…これは昨日から考えていた自分なりの試験攻略法です。
…まぁ、攻略法は言い過ぎなので、「心掛け」
全問解き終わった後で、100%自信のある解答だけで65%
65%に満たないようなら、「
えーと、問1から、
あ、これは昨日やったからわかる。②だ。
問2、これも昨日やった。③だ。
…というか昨日しか勉強してないから当たり前なんだけれど。
…その後も順調に回答を続け、2級学科の範囲が終わった段階で、
50問中、100%自信がある回答が43問。
全くわからなかったものはない。
…よし!たぶんこれなら2級は問題ないから、残り時間は全部1級
「ガタガタッ」
…あ!2級学科の人たちが席を立ち始めた。
相当自信があるからなんだろうけど、
いやいや、他人のことはどうでもいい。それよりも1級学科だ。
…海図は、昨日死ぬほど問題を解いたからたぶん全部大丈夫そう。
低気圧の特徴…、これは、たしか、上陸したら勢力が弱まる、だったような気がする。
機関…、この場合、適切ではないのは…。
…ひとまず、全部解けた。時間も1時間以上残っている。
15問中、100%自信があるのは10問。
100%とは言えない、確信が持てないのが5問、
答えがまったくわからないところは1問もなかった。
1級学科は15問中11問で合格だから…、
う、微妙…。
確信が持てない5問が全て間違っていたら不合格か。
…いや、でも、確信が持てないとはいっても8割がた正解だろうと
5問全部間違っているなんてことはありえないはずだから…。
えーと、仮に、合っている確率が80%の問題を5問全て間違える
…いやいや、何をやってるんだ僕は、
確信が持てない5問の問題はこれとこれと…。
…時間が経つのがやたら遅い。
残り時間は…1時間2分30秒か…。
いや、そんなことは30秒前に時計を見たときに残り1時間3分だ
いったい、何度時計を見直せば気が済むのか。
ええと、1級で確信がもてなかったのは…。
「ガタッ!」
…ビクゥ!!
あ、1級の人たちも席を立ち始めた!
いやいや、
「ガタガタッ」
…ビクゥ!!
…いや、
そのはずなのに…!
「ガタッ」
…あ、ついに僕の前の席の人まで!そんなに余裕なのか、
…あれ?
今、振り向きざまにチラッと見せた表情、
…そうか、そういうことか。
別に100%自信があるから退出するわけではなくて、
…そうか、わかる。わかるぞ。僕だって、
…いや、というか、いくら答えを見直したところで、
どれだけ見直しをしようが、たぶん、
…てことは?この5問が間違っていたとしたら1時間見直しを行な
全部間違っていたら不合格という運命は既に決まっているというこ
運命とは与えられるものではなくて、自らが切り開くものだということ…?
その自らの運命を知った少年は、ただ一人、魔王との決着をつけるために荒野に一歩を踏み出すということ…?
そしたら不意に肩を叩かれてナイスミドルなマッチョに「お前にはまだはえーよ、ガキンチョ」とか言われるってこと…?
そんでその後ろに立っていたナイスバディなお姉さんが「ったく、あんたたちって本当に世話がやける」とか言うってこと…?
どこかからお調子者っぽいひょろっとしたお兄さんが「そうそう、俺がいないとパーティは始まらないぜ」とか言いながら出てくるってこと…?
一方その頃、世界の裏側ではイケメンメガネの科学者が「バカな…、もう始まったのか」とか絶望してるってこと…?
同時に街の路地裏ではタバコを咥えたニヒルな中年が「来たか…」とか呟いてタバコをポイって捨てるっていうこと…?
…ああ、もう何を考えているのかわからなくなってきた。
とにかく、いくら見直そうが答えが変わらないというなら、いつまでもこんなところにいる必要はないんじゃないのか。
…決心した僕は答案を裏返し、筆記用具をカバンに詰めて、静かに教室から退出したのでした。
…さて、廊下には思った通りの人だかりができています。
あの視線の先にはつい先程まで苦しめられていた学科試験の解答が
ドキドキしながら列の後ろに陣取って、
問1…、あってる
問2…、あってる
問3…、
う、
うおおおおおおおおおおお、
…合格してるー!
おおおお、良かった!世の中にこんな嬉しいことがあるとは、
いやー、もう、
…良かった、本当に良かった。
…安心のためか全身の力が抜けた僕は、
ズルズルと近くにある椅子に移動し、
…結局、1・2級あわせて65問中、64問を正解して合格だったので
そんなことを考えながら、相変わらず賑わっている廊下の片隅で、
…マリーナの中のレストランで昼食を済ませ、
どうやら先に試験を行なっていた2級船舶チームの時間が押してい
試験は3人一組になって行うとのことで、
一人は、60歳手前くらいでしょうか、
…どちらも、学科試験が始まる前に見かけていた人たちです。
「…学科、どうだった?」
初老の男性の方が話しかけてきました。
―ほぼ一夜漬けだったんですけど、なんとか合格できました。
「勇気あるねー、僕は結構勉強したよ。もう、海図が大変でね。
…ああ、たしかに。あの海図の細かさは老眼だときついでしょうね
「僕はね、もうそろそろ定年なんだけど、
「もともと釣りをやってたんだけど、
―なるほど。定年後は船宿経営ですか。いいですね。
…とはいえ、船宿のような職業はなんとなく世襲制というか、
その地域で漁業権だかなんだかの権利を与えられている人たちしか
後発で参入することは可能なんでしょうか。
「で、君はなんで免許とるの?」
―僕も釣りなんですよ。というか、湖とかでブラックバスなんで、
「まぁ、でも将来は何釣りをやるかはわからないしね。2級も1級
―そうなんです。値段あんまり変わらなかったので…。
…いつの間にか、
若者「僕は、なんか船ってかっこいいなと思って…」
―え、釣りしてる、とか、いつかヨットでハワイに行く、
若者「…いや、友達とか載せて運転できたらかっこいいなと…」
…なるほど。
まぁ、それも立派な動機の一つではあるでしょう。
老「しかし、試験遅いね、もう30分以上待たされてるよ」
―なにかトラブルでもあったんですかね。
若「…あ、でも、戻ってきたっぽいですよ」
…ハーバーの甲板を歩いてくる試験官と、受験者と思われる3人組
試験官「ごめんなさいね。すぐ試験するから。あ、1時間以上戻っ
…ご年配の方がムッツリとしているのは、とっくに済ませてるよ、
試験官「はい、じゃあ、ライフジャケット着けて、
…いよいよ、実技試験が始まります。
事前に入手していた情報によると、
実技に関しては見張りを一回もしなかったとか、
普通じゃ有りえないような失敗でもしない限り大丈夫、
…学科に受かったんだから、これでほぼ大丈夫なはずだ。
リラックス、リラックス…。
自分に言い聞かせながら深呼吸して、教習艇の横に立ちます。
試験官「じゃあまず3番(老)さん、外板の点検してください」
老「はい!船首ヨシ!甲板ヨシ!右舷ヨシ!船尾ヨシ!」
老「乗船します!」
老「…左舷ヨシ!外板点検終了しました!」
―おお、完璧だ。
その後の確認もソツなくこなしていくご年配の方。
見ている限り、減点されていそうな箇所はありません。
こりゃ、よっぽどしっかり講習を受けられたんだろう。
試験官「はい、じゃあ次、6番(僕)さん」
―はい!
試験官「この手すりに「もやい結び」をしてみてください」
…うお、点検じゃないのか、想定していた順番と違う。
落ち着け、落ち着け…。
…ハイ、もやい結び完了しました!
試験官「はい、じゃあ係留確認」
…船首係留ヨシ!ロープヨシ!船尾係留ヨシ!ロープヨシ!
―係留確認しました!
試験官「じゃあ乗船して安定確認」
―乗船します!
―安定、確認しました!
試験官「信号紅炎の確認」
…日付ヨシ!日付ヨシ!信号紅炎確認しました!
試験官「あかくみ確認」
―あかくみヨシ!確認しました!
試験官「エンジンルーム開けて、メインスイッチ確認」
―メインスイッチ、ヨシ!確認しました!
試験官「エンジンオイル確認」
―(抜いて、拭いて、入れて、もっかい抜いて、目盛りを調べて、
試験官「エンジンがオーバーヒートしている可能性があるとき、
―ハイ、この水温計で確認します!
試験官「はい、じゃあ次、10番(若)さん」
…ふいー。
まずは一つ目の山をクリア。
老「…見た感じ、完璧だったね」
―ああ、ありがとうございます。結構イメトレしましたから。
老「若者くんも大丈夫そうだね」
―結構緊張してるみたいですけど、大丈夫そうですね。
試験官「はい、じゃあ操船しますので、
試験官「最初は3番さんからいきますから、3番さん、
試験官「はい、では準備できたら発進してください」
老「(船尾にまわって)船尾ヨシ、前後左右ヨシ!前進します!」
試験官「あの橋脚に向かって3000回転で滑走してください」
老「前後左右ヨシ!滑走します!」
…ずいぶんスムーズだな。
スクールによっては何日間かに分けて実技講習をやってくれるとこ
そういったところで丁寧に講習を受けたのかもしれない。
試験官「はい、じゃあ中立にしてください。次は6番さん」
―ハ、ハイ!
試験官「あっちの遠くに帆船が見えますか?
―ハイ、前ヨシ右ヨシ…滑走します!
試験官「広い場所まで移動しますから、
―は、はい…。
…うう、この最中もずっと採点の対象になってるんだよね…。
10秒に一回くらいは見張り確認…。
…あれ、
なんか、変な、ボートが左前方から一台向かってきてるけど。
あれ、運転してる人、前見てないんじゃないのか?
…しばらく様子見で…。
…いや、やっぱり進路を変える気配がない。
このままだと、進路が交差する…気がする。
―あ、あの、すいません。
試験官「なんですか」
―左前方からボートが向かってきているのですが、
試験官「もう少し様子を見ましょう」
…ええー、このスピードで、大丈夫か?
…あ、気づいた!?おお、急旋回して逃げてった!
試験官「…モーターボートは変な船長が多いんだよね。それより」
―ハ、ハイ?
試験官「今のボートとこの船の関係は?どちらが保持船なの?」
―…はい、こちらが保持船でした…。
試験官「だよね。
―ハイ…、すみません。
…今の偶然のシチュエーション、
…その後の試験は、ほぼ実技講習で受けた内容の通りで、3人とも
…若者くんが最初のハーバーまでの帰路を操船している間、
老「…こりゃ楽勝だね、今のところ誰も落ちる要素ないでしょ」
…ですね、大きなミスもないし、
試験官「はい、じゃあ接岸と係留やりますからね。3番さん」
老「はい!」
…意気揚々とハンドルを握るご年配さん。
老「前後左右よし!接岸開始します!」
…そうそう、
老「…あれ?」
…うわ!前に係留している船にぶつかる!
…とっさにハンドルを切ってレバーを後進に入れるご年配さん。
なんとか衝突は避けましたが、船が停止できたのは目標のポイントから1mもずれています。
試験官「…ハイ、じゃ係留してください」
…今の、OK、なのか?どうなのか?
ご年配さんは必死にボートフックで船の位置を正常に戻し、
試験官「はい、係留終わりね。じゃあ次6番さん、
…次は僕か。
―…ハイ、後方ヨシ、後進します。
…前ヨシ、右ヨシ…接岸開始します!
大丈夫。接岸は実技講習でも2回やったけど、2回ともうまくいっ
落ち着いて、この角度で進入していって、
…うわっ!?
ゴゴン!!
試験官「おおう」
や、
やっちまった…!
船を思いっきり岸にぶつけてしまった…!
試験官もなんか「おおう」とか言ってるし、完全に終わった…。
試験官「…はい、じゃあ係留して」
…え?
今の、いいの?今のアリ?アリですか?
…キョトンとした僕が試験官を見直すと、試験官はもう一度「
―…は、はい!係留開始します!
試験官「…はい、お疲れ様でした。じゃあ最後、10番さん」
…未だに心臓がバックンバックン言ってますが、
もし一発で不合格になるような失敗があった場合、
…
…今のアリ?アリですか?
若者「…うわっ!?」
―!?
わわっ、船が回転しちゃって、
どうしたんだ、さっきコソコソ聞いたところでは、
若者「すいません!やり直します!」
試験官「…普通、接岸にやり直しはないんだけどね」
若者「すいません!すいません!」
…すいませんを連呼しながら再度トライする若者くん。
…今度は、なんとかうまく接岸できたようです。
試験官「もう夕方でしょ、上げ潮の時間だよ。3人とも、
…え?
潮?
上げ潮?
…あ、
そう言えば実技講習のとき、内田さんが「
講習のときとは流れが逆になっていたってこと!?
試験官「10番さんも、
若「は、はい!ありがとうございました!」
試験官「それじゃ、今日は一日お疲れ様でした。
…3人で顔を見合わせます。
―…潮の流れは正直全然意識してませんでした。
老「僕もだよ!そういうことか、
―ご年配さんは失敗っていいうほどじゃなかったじゃないですか。
若「僕、さっき勝手にやり直しちゃいましたけど、
―教官の口ぶりだと、見逃す、
普通落とすよね…。
若「…特にノーコメントでしたし、大丈夫じゃないですかね…」
老「そうそう、大丈夫だよきっと。3人とも大丈夫!」
…
その後、もんもんとした心持ちのまま自宅に帰った僕は、
相変わらずもんもんとしたままいつもどおりの生活を送っていたの
10月20日の午前10時、
クニャクニャとその場に座り込んでしまいそうになったのでした。
…ということで最初に書いたように、僕と同じように「
長々とここまで書いてきたわけなのですが、
たしか2回めの記事でしたか、僕は会社の先輩に勧められるまま、
実際、免許は取りたいけどスクールはどこへ行けばよいのか、
金額がスクール毎に全然違うのはなぜなのか、
国家試験免除のところと受けなければいけないところの違いはなん
こういったところを疑問に感じて、
そして僕の結論ですが、
免許を取る、ということだけであれば、
そして、中には学科講習無しで実技講習のみ、
僕はそれで充分だと思っています。
僕は学科の講習も受けましたが、
きっと、
また今回書いたように、僕は勉強をずっとサボッていて、ほぼ、
テキストを通しで読んだのは一回だけ、
船舶の学科試験は問題の種類が限られていて、
ひたすら過去問を解き、
そのため、試験に合格するだけであれば、
(なかには学科だけでなく実技すらスクールに通わず、
…で、
合格するためのテクニックとしては書いた通りなのですが、
それはそれとして、学科のテキストを読み返してみると、
それを必要最低限の内容で、簡潔に記載してあります。
なので、試験に合格するためというよりは、
「テキストを読むだけでは会得できない、
本来、
(僕が行ったスクールは、そういう場所ではありませんでした)
そのためには時間をかけて講義をする必要があるし、
なので、ただ免許をとる、というだけでなく、
…ということで、
ちょっとでも参考になったという方がいらっしゃれば嬉しいです。
また、何かわからないことや質問などがあれば、
…合格が発表された日、家に帰って嫁さんに報告すると、
嫁「じゃあ11月13日は船を借りてファミリーフィッシングだ」
と、
実は免許を取ることを僕より楽しみにしていたらしい、