初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ -28ページ目

初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ

バス釣りド初心者の中年バサーがベイトオンリーで印旛新川に挑みます。

すいません。








参加者の皆さんが続々と釣行記をアップしている中で、

仮にも主催した僕がこのタイミングというのは大変すいません。



いやー、しかし、面白いですね。

皆さんがあの日、あの状況で、何を考えてどう行動したのか。


読んでいるだけで、まるで自分がその場に居たかのように思われます。

釣れた人の記事を読むと、いかにも簡単そうに思えますけど、

あの日の状況を知っている僕としては、それがどう凄いことかというのが良く分かるわけです。


参加された方もそうでない方も、ぜひ色んな方の記事を回っていただけると嬉しいです。




ということで、僕の大会の記事…、のその前に。

話は数日前に遡ります。







―勅使河原さん、今回は参加いかがですか?


「いや…、俺人見知りだし」




―何いってんすか、そもそも最初、一緒に釣りしようって声かけてきたのは勅使河原さんでしょう。


「いや…、でも」



―絶対面白いですって。ペア戦ですから。普通の大会とは違いますよ。


「…うーん」







たびたび記事にも書いている勅使河原さん。

先日、一緒にフローターダムをご一緒した際のこと。

房総担々麺を食べながら、僕は熱心に勅使河原さんを大会へ勧誘していたのでした。



…しかし、何だか乗り気でない勅使河原さん。

なんだろう、何が不安だと言うのでしょう。



―大丈夫ですって、面白いですって。

同じセリフを繰り返す僕。




「…ちなみに、何人くらい来るの」



―それがですね、驚きの24人(当時)です。

ヤバイっすよ。これ絶対収集つかないっすよ!


「んー、じゃあ、奇数になるようだったら人数合わせで参加するよ」




…そうですか、まぁそれじゃ一応エントリーということで、数に入れちゃいますよ。

予定空けといてくださいね!



半ば強引に引きずり込んだのでした。




…勅使河原さんは第一回大会で参加予定だったものの、

もろもろ不運が重なって途中棄権となってしまい、

僕としては非常に後ろめたい、やり残した感があったというのが正直なところだったのですが、

いっちょう、これで大会の面白さを味わっていただいて、僕自身もその罪悪感から解放されたい。


非常に身勝手な理由で、僕はどうしても勅使河原さんに参加してもらいたかったのでした。





―やるからにはガチですからね。僕も絶対負けないですよ。


「あ、そう」



―僕、前日有給取りましたし。しっかり前日プラして当日に臨みますからね。


「俺は交流の方を楽しみにさせてもらうよ」


それはそれで構いませんよ、じゃあ当日宜しくお願いします!






…そしてその後、あらためて参加者人数を確認すると、僕を含めて27人!

勅使河原さん込で28!


おおー!よかった!勅使河原さん!参加大丈夫ですよ!


いいぞ、いい風が吹いてるぞ。

これはいい大会になりそうだ。



僕はご満悦で、その前日を迎えたのでした。








さて、その前日、僕は自宅すぐ近くのコンビニで、かいてんさんを待っていました。



たまたま、別件でかいてんさんと会話中、

―前日は有給とってプラする予定なんですよ、そう話したところ、

自分も前日有給とったんですよ!と。


おお。その意気込み、本当に嬉しいです。

じゃあ、せっかくなんで一緒に回りますか、なんてことになったのでした。




さて。どこを回りましょう。


「やっぱり新川、見たいですね」





―全く同感です。




今までの大会、人気だったのは花見川。

確かに新川よりも魚影が濃いのは確かでしょうし、集中するのは仕方がありません。


しかし、そんな中でも、常に新川はその存在感を示してきました。



一回大会での優勝チームは新川でリミットを揃えていますし、

二回大会でのビッグフィッシュは新川で上げられています。



貴重な前日プラ、僕とかいてんさんは、敢えて新川を抑えておくことにしたのでした。









そして…、結果を先に書きましょう。






二人共、ボウズでした。




…しかも、並大抵のボウズではないのです。

アタリがあったとかバラシがあったとか、そんなヒントになり得るような要素もなく、

全くの無反応で終わってしまったのです。



…これは…、明日も新川、多分ヤバイぞ。

かいてんさんと頷き合います。




かいてんさん渾身の新川ポイント。

中には、僕の全く知らなかったポイントもありました。

しかもそれが並大抵のポイントではないのです。



少しでもバスをやったことがある人間なら、初見でもこの場所の期待値を必ず嗅ぎとることができるはず。

もしそれができないなら、それはもうある意味で諦めたほうがいいんじゃないかと、

それほど明白なポイントなのです。



前回の記事の話ではありませんが、これはもう撃つ前から「出た」と。

この岸に降り立った時点で勝負としては勝っていて、後は付いているバスを釣り上げられるかどうかだけの問題だと、

そんな勢いでリグを投げるのですが、しかしビックリするほど反応が無いのです。




僕の渾身のポイントでも同じ。

藪こぎで服と靴が濡れただけで、成果は何も無し。



果たして、有益なプラと言えたのかどうか。

ただ、新川がヤバイことだけは二人共ハッキリとわかりました。






てことは、明日は新川を外して回るのが望ましいってことか…。



となると、やっぱ花見か。

上流から流していって…、でも混むだろうなぁ。

まぁ、相方の意見も聞いて決めよう。



結論の出ないまま、早めに就寝したのでした。










0時に起床。

東京からご参加いただいた車無しの参加者さんを津田沼に迎えに行きます。

終電で津田沼まで来てそこから参加するというその希望者さんの名は、「エグ」さん。


管理釣り場の経験はあるものの、バスはほとんど無いという初心者さん。

それがわざわざ新川まで、しかも大会に参加したいというその心意気が凄い。


津田沼近辺在住で、同じく初心者、車無しの参加者さんである「シモ」さんも拾って、

3人で先に集合場所へ向かいます。





…あ、雨だ。


お。これは…、いい方にいくかもしれないぞ。





前日の最悪な新川を見ている僕です。

何が起ころうが、あれより悪くなることはないだろう。


今日は普段の釣行とは違うのです。

今日だけは、釣れる日であってほしい。

期待を込めて、雨粒を見やります。




そしてその雨の中、集合時間まで夜釣り。



―夜はトップですよ、トップ!

と無理やりトップを投げさせますが、お二人に反応は無し。



…まぁ、こんなこともありますけど、夜はバスの気も大きくなるので

トップで大胆に攻めると良いバスが釣れたりしますよ!なんて偉そうに講釈をたれつつ、

しばし3人で、集合場所でダベります。






3時半。


集合の30分前です。



そろそろ早い人は来るかな?なんて思っていると、



「…おはようございまーす」




お、大会の参加者の方ですか!?

お名前は…、



「ぺりきんです」






…ぺりきんさん??


アレッ!?貴方が?

想像と全く…、



あ、貴方も参加者の方ですか、お名前は…?


「たくです」


…え、たくさん!?太りました!?





テンパッて、何やら色々失礼なことを言っています。





いやー、しかし揃ってきた。

役者が揃って来ました。


何しろ28人ですから、この人数が一同に介するとなると、やはり壮観です。



じゃ、あらためて点呼を…、





えー、てしさんにビーグルさんに…、


ポコチさんにタカスさんに…、




…あれ?


一人足りない?


ん?あれ??○○さん、いらしゃいます??




「はい、○○ですけど」




…アレッ!?貴方は△△さんですよね!?





あ、








…ヤバイ。






一人、本名とHNでダブルカウントしてた…。




てことは?てことは?





…27人。




ヤバい。奇数じゃん。

ペアどうする?一人余っちゃうし…、


…いや、キョドっている場合じゃない、とりあえずペア割だ!




初心者同士、あるいは車無し同士がペアにならないようにペア割…、

はい!じゃ、ペア決まったところからどんどん始めちゃってください!



…えー、じゃ、シモさんは初心者なんで、熟練者のリョウくんと組んでください!


シ「…いや、二人共車ありませんけど…」




…あ。



しまった、テンパりすぎて、一番やっちゃいけないミスを…。

でも今更他のペアを呼び戻すわけにもいかないし…。






―そうだ、じゃ、僕が運転手やりますから!行きたいとこ指定してください!


リョウ・シモ「ええ!?」




…ここにきて奇数が幸いした。

これでもし人数が偶数で、僕の相方が車無しだったらと思うとゾッとする。



なんだか色々考え無しで我ながら情けないけど、結果オーライとしよう。

大会に参加できないのはちょっと残念だけど、客観的に、とあるペアの釣行を観察できるというのも、

ある意味面白いんじゃなかろうか。


…しゃあない、割り切ろう!





―はい、じゃ、どうしますか!



リ「…ビジ夫さんはどこ行きたいんですか?」


僕は運転手だって言ったでしょ、二人で話して決めて。


リ・シ「えー…」



えー、じゃないですよ、もう始まってますよ、早く決めないと。



シ「…花見川の上流とかは?」

リ「いや、もう、どこでも…」


…なんだなんだ!リョウくんは熟練者枠なんだから。ちゃんと初心者のシモさんを引っ張らないと。

花見川の上流でいいのね?向かっちゃうよ??



なんだか色々うるさい運転手です。


マゴマゴした二人を車に押し込めて出発します。




…出遅れた。もう最上流は入られちゃってるかな…。

こうなったら、僕は僕で運転手として二人のために最善を尽くす他はありません。


花見川の上流に入ります。




―はい、到着!じゃ僕はそのへんで一人で遊んでますから。

移動したくなったら電話してください!




シ「えー、ビジ夫さん、ほんとにそんな感じなんですか」


そんな感じですよ!ほら始めた始めた!





川岸に降りていく二人を見届けて、僕は少し下流へ入ります。



…お、二人共ポジションを確保できたようだ。

よかった。



んじゃ僕はこの辺で遊びつつ、二人の様子を観察してみるかな。



立てそうなポジションを見つけて、僕も始めることに。



さて、時間は5時前。

夜明けから一時間も経ってない。まだ朝マズメと言っていいでしょう。



まずはトップから、だんだんレンジを下げて…、

ということで、選んだのはボイルトリガーの100。



以前に、なんだかWestさんが異常に薦めてきて、試しに買ってみたルアーです。

ちなみにWestさんに、自分はこれで釣ったのかと聞いてみると、


「…いえ」




―なんじゃそりゃ!






…まぁでも、昨年Westさんがこれを使っている所を見たことがありますが、

確かに釣れそうな良い動きをしている。


どれ、Westさんより先に僕が使いこなしてしまうとしよう。




ジョイントになっているトップウォーター、初めて使います。

水に浮かべてみると、横になってテール部分が水中をフラフラと揺らめいています。


…なるほどね、なんかこれだけでも勘違いしたバスが喰ってきそう。



強くアクションさせると、ポッパーのように音とスプラッシュでアピール。

弱くアクションさせると、その場でクルッと回転してテールのアピール。



…あ、これ案外難しいな。

見える範囲なら良いけど、遠投した時とかどうアクションさせてるかイメージを持っておかないと…。





―こうか?こうか?


練習していると…、






「ピリリリリ…」








ぬお、携帯か。

もしもし??




シ「そろそろ移動しようかと…」



あれ、いつの間にかそんな時間が。

どうでした、釣れました?



シ「僕はバラシだけで…、リョウくんが釣りました」





おお!釣ったんですか!

というか全然見てなかった!やりましたね!



―じゃあ車の所で合流しましょう。




そう約束して、急いで車へ向かいます。





…何cmだった??



リ「25cmです」





―アベレージくらいか。でもこの時間帯だから、上々だよ。


で、次はどうする??




リ「いや、正直何も考えてなくて…」




…でも、リョウくんが何か考えないと。シモさんは経験も少ないし。




リ「うーん…」






…正直、自分の半分以下の歳のリョウくんに、無茶ぶりしてるなと思わないでもないですが、

しかし、大会は年齢は関係ありません。

ただ、釣りの腕前があるのみです。



その点においては、リョウくんは一番経験もスキルもあるはずなのです。


あとは、こうやってココぞという時に考えて結果を出すことができれば、

リョウくんにもきっと、良い経験になるはずなのですが…。







リ「…ヤマサンノヘラダイ、行ってみます?」











…ヤマサンノヘラダイ?







「やまさんのヘラ台っす」






…やまさん…、って、「あの」やまさん?



「そうっす」













…ヤマヘラ?






「ヤマヘラっす」





…。







何その魅惑の響き。



あの、やまさんでしょ?


ただのヘラ台じゃなくて、「あの」やまさんのヘラ台?







―何それ、相当やばいとこでしょそれ。



「ヤバイっす」













…何でそんなとこ知ってるの。





「教えてもらいました」










…。








行きたい。



超行きたいんですけど、そこ。









ここで、少し「やまさん」の紹介をさせていただきましょう。

僕は正直言って、この方とは大会でしかお会いしたことはありません。


しかし、やまさんの記事を読んで、あるいは、やまさんを知っている人からの話を聞いて、

この方は相当ヤバい方だぞ、と、それだけは知っているのです。



大雑把な話になりますが、

バス釣りって、大体釣り方っていくつかのパターンが決まってますよね。


例えばカバーがあればテキサスを撃つ。

シャローがあればトップを撃つ。


しかしバス釣りにおいて確立されたパターンというものはあまりにも多く、

その組み合わせを試行錯誤するだけで四苦八苦しているバサーがほとんどだと考えています。



例えば、僕は新川花見川をホームと公言していますが、

じゃあやってることは何かといえば、やはり確立されたパターンの組み合わせです。


パターンの中から、まずはこれをやってみる、駄目なら次にこれをやってみる、

そんな釣りです。




しかしやまさんは違います。


やまさんは新川を知っています。

知っているからこそ、既存のありきたりなパターンに囚われていません。



知らない人にとっては、なんじゃそりゃ、というような釣りをします。

しかしそれは、新川において、ピタリと正解なのです。


僕の抱くやまさんのイメージはそれです。




きっと、やまさんがこの文章を読んだら、違う違う、と言うのでしょう。




しかし違わないのです。

違うと思ってるのは本人だけなのです。






そんなやまさんの、ヘラ台??





行きたい、見てみたい…けど、


でも、やまさんってことは新川か。

新川は昨日…、




言いかけて、やめます。






シ「…行ってみる?」



リ「や…でも…、」




…えーい、この時間がもったいない!

行くなら行く!はい、行きますよ!!






…自分が見てみたかったから、なんてことは言いません。


自信無さ気なリョウくんと、ある意味吹っ切れた感じのシモさんを車に押しこみ、新川へ向かいます。




辿り着いた先は、城橋。


ここから南下していった先に、そのヤマヘラはあるという。



朝一ならともかく、ピンの有力ポイントというなら、とにかく人より早く撃つことです。

途中途中を撃ちつつも、ヤマヘラを目指して3人で精力的に南下していきます。





…怖いのは、既に本人に撃たれてしまっていること。


まぁでもそんなマンガみたいなこと…、





…あれ?


何やら逆方向に歩いてくる二人組が。




あれは…?














…ヤマさんだ。







ヤ「いやー、もう、手がバス臭いよ!!」


タケボーさんと二人、ニヤニヤとこちらを見ています。




…うわー、これは。






―こっちも爆釣してるもんね!


などと子供のような煽り合いをして、通り過ぎます。










通りすぎて、声が届かないことを確認しつつ、



―これ絶対撃たれてるよ…。



リ「撃ってるでしょうね…」



…どうする、引き返す?


リ「…」




―いやでも、ここまで来ちゃってるしね。



シ「…せっかくだし、行きましょう、ヤマヘラ」


ですよね。



駄目もと駄目もと。


リョウくん、ほんとに駄目だった時の、次のこと考えておいてね!






…そこから200mほどでしょうか。



リ「ここっす」








…ここ?ここが伝説のヤマヘラ??



なんというか…、

ヘラ台?なのかな?


何やら新時代のヘラ台というか…。


普段イメージするヘラ台とは趣が違います。






…はい、ホラ、入って入って!


余ったポイントで僕がやりますから!




へら台の上に陣取る二人。


リ「スキッピングでヘラ台の下に入れると釣れるっす」



ほほう。


シモさんが精力的にスキッピングを試しています。





シ「あ!!」



ん??



シモさんのロッドが弧を描いています!






バシャシャ!!






…。


あれ?




シ「バレました…」






あー…、やっちゃいましたか。






でも、さすが。

昨日、あれだけ有力ポイントを周って何の反応も無かった新川で早速のアタリ。



リ「いや、でもこれ多分やまさんに撃たれてますね」



…だよねぇ。


すれ違っておいて、撃ってないってことないよね。




―じゃ、はい、リョウくん次どうする?






リ「…」





リ「桑納行きますか」








…きたね。

得意だもんね、桑納。



僕はここ最近の桑納を全く知りません。

アドバイスをしようにも、良いとも悪いとも言えません。



シ「行きますか!」





…いいですね、シモさん。

そのノリ、非常にいいですよ。



急いで車まで引き返し、桑納へ。






…いや、久しぶりです、桑納。


僕自身は、ここで良い思いをしたことないんですよね…。





リ「上流まで行けば、多分釣れるかと…」



…上流か、行ったこと無いな。

時間的に、上流とやらまで行って、戻ったらもうギリギリかもしれない。


これは、なんとしてでもここでリミットメイクしないとね。




有力なポイントだけを撃ちつつ、上流を目指します。





リ「…この辺、普段なら釣れるんですけど…」




…。




バス、いないね。



リ「いないっすね…」





水はクリアですが、バスは居ない。

ここは、なんとなくですが、真夏に水の汚くなる時期が本命じゃなかろうか。



リ「まだ早かったすかね…」


かもね…。




時間的に、ここを見切っても次が最後だけど。

どうする?ここでやってく?移動する?






リ「…もう一度ヤマヘラ、行きます」




…わかった。

今日はもう、ヤマヘラと心中しようか。


シモさんもいいですか。







ダッシュで車へ。

先ほどの場所へ戻り、急いでヤマヘラに向かいますが…。



リ「ああ、もう時間が間に合わないっすね」



…ああ、もう帰着の30分前か…。



目についた流れこみを撃つも、当然のように反応なし。





…仕方ない、戻ろう。

でもこの渋さだから、勝負はまだわからないよ。



皆がジャンジャン釣れることを願って、この時期に大会を設定したはずですが、

しかし、今は釣れていないでほしい。


そんな無茶苦茶なことを願いつつ、帰着場所へ向かいます。




…多分、みんな、そんなには釣れてないはず…。




帰着場所へ到着し、続々と戻ってくる参加者の皆さんから、エントリーカードを回収します。






…ああ。







釣ってるわ。

釣ってるところは釣ってる。


さすがだ…、こりゃ完敗だ。



リョウくんゴメン。

シモさんも申し訳ない。


昨日のプラのこと説明して、無理矢理でも他に連れて行くべきだったか…。






…それでも、リョウくんは頑張ったなー。


大の大人二人が高校生に判断を丸投げして、

それでも一生懸命考えてプランを立てたんだもんな。


立派だよ。

立派だったよ、リョウくん。



帰着場所に戻れば、僕は中立の主催者の立場ですが、

しかし大会の結果には残らない、リョウくんのガンバリというものを僕はしかと見届けました。



この思いを糧に、次はきっと結果を残してくれるでしょう。

それまで、また新川で研鑽を積んで、もっと大きくなって会いましょう。



2013/6/8(土)
雨→曇
弱風
気温:24度
水温:?
アタリ:0
バラシ:0
ゲット:0




…ちなみに、優勝したのはビーグルさんと勅使河原さんチーム。




ぐ、数合わせで交流メインで、とか言ってたのに。


「ビジ夫さんビジ夫さん」




なんですか勅使河原さん。




「これこれ、このシャツ見てください!」





…ん?フェンウィック??




「フェンウィックのトーナメントシャツですよ!」








…やる気マンマンじゃないか!




以下は、大会の参加者の皆様が送ってくれた魚の一部です。




初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ
初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ
初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ







この後は恒例の、昼食を食べながらの感想戦。


いやー、みんな色々考えてるわ。


ペア戦である以上、一人の判断の責任を二人で負わなければならないわけですが、

しかしその意思の統一が取れているチームはきちんと釣れている。


そんな印象を受けました。




ちょっと今回は段取り不足でイレギュラーもありましたが、

しかし、これはこれで面白かった。


シモさん、リョウくん、今回はありがとうございました。


結果だけ見れば残念でしたけど、色々勉強になることも多かったですし、

何より楽しかったです。


次の大会ではライバルですが、いい試合ができることを期待しています。



それまで、お互い精進していきましょう!

ではまた第4回大会で!
こんにちは。ビジ夫です。


以前より告知していたとおり、6月8日に第三回印旛水系最強決定戦、

「WESTカップ」をとり行いましたので、今日はその結果をご報告します。


僕個人としての釣行記(?)は例によってまた後日、アップしたいと思います。




今回は、過去を遥かに上回る27名での実施となりました。


敬称略、順不同(初マークは初心者枠)


・かいてん

・たく (初)

・C-Chicken130

・テツ

・ペリキン

・タカス

・けんけん

・やまさん

・タケボー

・リョウ

・ポコチ

・イシイ (初)

・426

・シモ (初)

・ラボ

・エグ (初)

・オカピ

・ビーグル

・もっつぁん

・イズモト

・ニシヒロ

・アマノ

・シマムラ (初)

・オギワラ (初)

・てし

・West

・ビジ夫



今回のルールです。

・ペア戦
・リミットは一人二匹、チームで4匹の総合計の長さ勝負。
・キーパーは20cm以上

■レギュレーション
ルアーをカテゴリに分けて、コンプ状況によりポイント加算。
2カテゴリコンプで+5ポイント、3コンプで15ポイント、4コンプで30ポイント。
(1cm=1ポイント)
初心者枠はポイント+20。ただし釣れなかった場合は0のまま。



・カテゴリ1
4インチ未満のワーム(ストレートワームは5.5インチ未満)を使用したリグ
3/8oz未満のラバージグ(スコーン含)
トラウトルアー(マイクロスプーン、ミニクランク、スピナー等)

・カテゴリ2
シャッド
クランク
スピナーベイト
ジグスピナー
バイブレーション
チャター

・カテゴリ3
4インチ以上のワーム(ストレートワームは5.5インチ以上)を使用したリグ
3/8oz以上のラバージグ(スコーン含)

・カテゴリ4
トップウォータープラグ(バズベイト含む)
ミノー(ジャークベイト)
ビッグベイト
1oz以上のスイムベイト



そして恒例のアミダによるチーム分け。

■チームA
かいてん、エグ

■チームB
ニシヒロ、オギワラ

■チームC
アマノ、シマムラ

■チームD
もっつぁん、イシイ

■チームE
タカス、West

■チームF
タケボー、やまさん

■チームG
イズモト、ポコチ

■チームH
シモ、リョウ(ビジ夫:運転手)

■チームI
426、ペリキン

■チームK
たく、けんけん

■チームL
C-Chicken130、オカピ

■チームM
てし、ビーグル

■チームN
テツ、ラボ


…チームJが無いのは、僕のちょっとしたミスによるもので、それは後日。


そして結果です。

まずは個人戦(ビッグフィッシュ)から。



1位:かいてん 45cm



2位:イシイ 38cm

3位:けんけん、ポテチ 35cm



次に団体

優勝:チームM 119P



2位:チームE 108P

3位:チームD 101P




最後にちょっとだけ所感です。


当日の状況は、エリアによってかなり極端に釣果が分かれたというのが素直な感想です。

釣れるエリアに行ったチームはリミットを揃えてくるところもありましたが、

駄目なエリアに行ったチームの惨状は、ひどいものがありました。


全体として、半数以上がノーフィッシュだったと思います。



水はこのところ汚なめで、前日晩に降った雨が良い方向へ行けばと願っていましたが、

残念ながら大きな影響は及ばなかったようです。





ビッグフィッシュについての所感。


かいてんさんは、帰着間際の最後の最後に、帰着場所そばで駄目もとでやっていたところ、

45が釣れてしまった、とのこと。



…これも凄い話です。


最後まで、諦めてはイカンと、

諦めたら、そこで試合終了だよ、と、

そんな典型でしょう。



またその影に隠れがちですが、イシイさん、ポテチさん、けんけんさんのサイズも、

この日の状況から考えると、よく絞り出していただけましたと、

その腕前に感嘆です。



そして団体。


僕は正直に言って、この日はリミットメイクできるチームがあれば、

サイズに関係なく、そこが即座に優勝だろうと思っていました。


―ところが、なんと3チームもリミットメイクが出たのです。

これは本当に凄いことだと思います。



当日の状況は僕もよくわかっています。

あの状況で…?と、未だに信じがたい思いもあります。


詳しい状況は、参加者の皆様のブログでご確認ください(笑)





―最後に。


大会開始の挨拶でもお話させていただきましたが、

今回、本当にぶっちゃけですが、

こんな人数が集まるとは全く想像もしていませんでした。


いやー、こりゃまずいぞ、収集つけられるだろうか、

なんて心配をしていたのが本音ですが、


しかし、そんな心配が全くの杞憂に終わったというのは、

皆様お一人お一人が、大会をスムーズに、トラブル無く終わらせたいという、

そんな意識を持っていただいた結果と思っています。



僕がマゴマゴっとしたときに、積極的に声がけしていただいた方、ありがとうございました。


僕の発音が聞き取りづらかった時、もう一回お願いします、と言っていただいた方、ありがとうございました。


もたもた集計している間、暑い中じっと見守っていただいてありがとうございました。



そしてマナーを守り、クリーンな大会にしていただいた全ての参加者の皆様、

本当にありがとうございました。



この場を借りて、あらためて感謝を申し上げます。


何しろ不手際の多い大会でしたが、少しでも面白かったと思っていただければ、

これに勝るものはありません。



次回の予定はまだ未定ですが、ご都合が合う方は是非又ご参加ください。



参加者の皆様。

朝早くから本当にお疲れ様でした。


神奈川や東京など県外からご参加いただいた方、

帰りは眠気との戦いだったと想像しますが、無事帰宅されましたでしょうか。


毎回毎回、渋い日で本当に申し訳ありません。



初心者枠の皆様。

次回は熟練者枠ですね。

またお会いできることを楽しみにしています。



景品を寄付していただいた方々。


お陰様で大会が益々盛り上がりました。

僕も欲しいと思うルアーがいくつもありましたが、

いいものをどうもありがとうございました。


色々と書くことは尽きませんが、

これからも印旛水系をよろしくお願いします。

本当にありがとうございました!



※またしても言うのを忘れてましたが、
 大会中に撮った写真を大会アドレスに送っていただけると助かります。

 お手数ですが、よろしくお願いします。
「早く進水式付き合ってくださいよ」



わーってます。わーってますよ、Westさん。




前々回、同じくフローターを買ったばかりの426さんとのW進水式を目論んだものの、

天候に翻弄されてお預けを食らってしまった格好となったWestさん。

考えてみれば、昨年末に買ったというフローターはもう半年も物置の肥やしとなっている計算です。

確かに早くお付き合いしてあげたいのはヤマヤマなのですが…。


でも、もう6/8は大会ですしね…。

大会後、かなぁ…。




「6/2なんてどうですか?」



や、すいません、実はその日は先約がありまして。













―いつかフローターでご一緒しましょう。


その方と、最初に約束を交わしたのはいつだったでしょうか。





「某や」さん。


ブログにコメントをいただいたことからお知り合いになった方ですが、

今まで僕の釣り仲間にはいなかった、「トッパー」と呼ばれるジャンルのバサーさんです。

(僕のブログに度々登場したプロップペッパーは、実はこの某やさんに薦めてもらったルアーだったりします)



トッパーとは不思議なジャンルですね。

バスを釣ることを目的としているはずなのに、敢えて釣り方を縛っているというのは、

本末転倒じゃないか、なんて思ったりもします。



しかし、僕もトップでバスが出る瞬間の快感というものを知らないわけではありません。

その快感に魅せられた方々をトッパーと呼ぶのだとしたら、僕自身も少なからずその要素があると言えます。



ただ、僕はトップでバスが出る快感よりも、バスを手にした瞬間の快感が勝ります。

それ故に、僕にとってのトップウォーターとは目的ではなく、バスを釣り上げる手段の一つに過ぎません。




そもそも僕は、トッププラグというものを「非効率的なルアー」と見做していました。


バスが出た際の興奮は他の追随を許さないものがあるということは認めつつ、

釣ることを最優先とした場合、まず選択肢に挙がることのないルアー。


それが、トッププラグだと思っていました。



―ただ最近は、記事にも繰り返し書いているように、この認識は改まりつつあります。

クランクや、あるいはワームを使ったリグよりも、トッププラグが出やすい状況というものがある。


…状況としては少ないけれども。


ようやく、それがわかりつつある僕です。



そういった今、トッパーと呼ばれる方と釣行を共にすることによって、

僕にとっても、きっと得るものは多いのではないか。


…正直、そんな打算があったことは否定しません。


トップのノウハウを本職の方から会得して、普段の釣りに活かすことができれば…。





6月2日、僕は某やさんと花見川でご一緒する約束をしていたのでした。













…あれ、待てよ。


某やさんとの約束もフローター。

別に、一緒じゃマズイという理由は何もない。




―某やさん、友人のWestさんが進水式をご一緒したいと言ってるのですが、大丈夫でしょうか。



「モチロンですよ!」と快く承諾してくれる某やさん。


そうですか、ありがとうございます、と、返事を返し、

ここに某やさんとの初釣行と、Westさんとの進水式が決定したのでした。






某やさんいわく、何やら当日は某やさんのご友人のsuimenさんという方もいらっしゃるとのこと。

この方も、どうやらバリバリのトッパーさん。


そりゃー、願ってもない。

ぜひ、勉強させてもらいましょう。






…そうだ、どうせなら僕もトップで縛ってみるか。


トップで縛って二人の真似をしてみれば、考え方や使い方もより身につくというものではないか。


思い切った僕はカバンからワームの束を取り出して玄関に放り投げ、ハードルアーのケースのみを車に詰め込み、

そして当日を迎えたのでした。





朝4時。


待ち合わせのコンビニに到着します。


某やさんは…まだのようです。




初対面の方と釣行をご一緒するのは今回が初めてではありませんが、

何やらいつもとは少し違う緊張があります。


それは、某やさんが僕にとって初めて遭遇するトッパーさんというだけではなく、

その生き方、砕けて言えば職業もまた、初めて遭遇するタイプの方だったからです。




―この方、ご職業は「歌うたい」で、


…もっとも、ギター担当とのことでご本人は歌ってはいないのかもしれませんが…。

テレビに出たり、ラジオに出たり、あちらこちらを演奏で回っている方なのです。





…ゲーノージン?


ゲーノージンとは違うのかな?


いやでもテレビに出たりラジオに出たりしてるんだからゲーノージンでしょ、それは。

ゲーノージンの定義って何だ?






さて、そんな某やさんに、一体どのように接すればいいんだろう。


ゲーノージンだろうが何だろうが、あくまでも単なる釣り仲間なのですから、

本来意識する必要は全くないはずなのですが、

しかしゲーノージンです。




普通に、普通に、ということで、コンビニでレッドブルを購入し、いつものように飲み干します。




お店の前でゴクゴクと缶を傾けていると…。




何やらしきりにケータイを気にしている方が目につきます。

…アレか??



恐る恐る近づいて、挨拶してみます。



―こんばんは、ひょっとして某やさんではないですか。


某「こんばんは、ビジ夫さんですか!」

やはり、某やさんでした。



…しかし、普通だ。





某「ギロッポン!チャンネー!シースー!!」


ゲーノージンなのですから、てっきりこれくらいの挨拶で始まるのかと思ってましたが、案外普通です。




やっとお会いできましたね、なんて感慨深く話をしていると、

某「ところでスイメンさん、ちょっと遅れてるみたいです」



あ、そうなんですか。寝坊ですか?


某「いやー…、ちょっとわかんないですけど、千葉北鑑定団でも行ってるんじゃないかな…」



千葉北鑑定団??




某「集合場所はここだって伝えたんですけど、『集合は千葉北鑑定団前のコンビニのはずだ!』とか言ってて…」














…ああ、結構フリーダム系の方なんですね。








わかりました、それなら大丈夫ですね(?)。

先にやってますか。




花見川上流へ向かい、そこでwestさんと合流します。






おニューのフローターを、いそいそと準備しているWestさん。

ああ、おニューだ。いいな。

なんだか微笑ましいな。



某やさんも、何やら同じような感慨を抱いたようで、

何かとWestさんの世話を焼いています。



―エントリーは、Westさんから先にやってもらったほうがいいですよね。


某「そうですね」



Westさんを促し、岸際に向かいます。






…む、


いつもエントリーしているスロープには既に先行者の姿が。


他の岸は若干足場が高くて、これは初心者には厳しそうです。



―上流はコレがあるんですよね。

仕方ない、先行者さんには申し訳ないですが、ちょっと声をかけてエントリーさせてもら…









某「このくらいの高さなら、大丈夫でしょ(笑)」




…おっと?某やさん?


そんなノリでいっちゃいますか?


Westさん初心者ですから、信用しちゃいますよ??




W「え、ちょっと高いですけど、どうしたらいいんですか?」






―そこからフローターをブン投げて、自分も飛び込んでエントリーするんですよ。





乗っかる僕。








え、え?

という感じのWestさん。






某「確かに初心者には飛び込んでエントリーは辛いかもしれないね。ブン投げたら自分はそっちから回っていけば?」


指さした方には、若干ですが段差の低い足場が。






まずブン投げて…。







バッシャ!!!







…おお、いいブン投げですね。



んで、Westさんは別の足場から急いで水面に降りてフローターのところまで…、

おお、辿り着いた!



そしたら先に乗り込んで足ヒレですよ!

某「いやいや、先に足ヒレを付けてからのほうが…」




W「???」





船頭多くして船山に登る。




当のWestさんをほったらかしに、言いたいことを言っている二人。



いや、風が吹いてなくて良かった。

風があれば、間違いなくWestさんのおニューのフローターは、船主を待たずして勝手に出航していたところでしょう。





ワーワー言いながらも、なんとか3人揃って無事エントリー完了。


先行者のオカッパリを避けて、下流へと向けて流していきます。





…さて、始まった。

そうとくれば、





―某やさん!




某「なんですか」





そのタックル、トッパータックルを投げさせてください!!!







某「いいですよ、もちろん」





いやー、やりました。

一回投げてみたかったんです。トッパーさんのタックルというものを。




タックルを受け取ります。






…みじかっ!!



5フィートも無い?

ウチの子供用のタックルより短い!



リールが何だか古臭い!


パーミングしたら指にオイルが付く!



…これか。

これがトッパータックルというものか。




どれ、それじゃ早速…、



って、デカいなルアー!

これ何ですか、デカすぎませんかこれ!




変なテンションのままキャスト。


ヒュッ!





…バジョッ!!!







着水音デカイな随分!

これバス根こそぎ逃げ出しませんか大丈夫ですかこれ!!




初めてのトッパータックルに大興奮。






というか、本当にルアーがデカい!

ハンドメイドルアーとのことですが、ちょっと申し訳ないですが僕の感覚からすると、

アホかと思えるほどの大きなルアーをブン投げていく某やさん。



着水音も何も気にしたもんじゃありません。

バッシャンバッシャンやりながら進んでいきます。




…印旛水系のアベレージ、知ってますか。





これがトッパーというものか。

なるほど、これは確かに漢だわい。






そんな某やさんを尻目に、僕が選んだルアーはもちろんプロップペッパー。


…これだって、印旛水系で投げるには多少の勇気が必要なサイズなんですよ。





キュルキュルと巻きながら下っていきます。





某「お、ビジ夫さんプロップペッパーですか」


そうですよ、薦めてくれたプロップペッパーです。




某「自分が今投げてるルアーなんですけど、このルあ…?喰った!」




…え?





バシャシャ!!!




$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-某1




…釣ってるし、そのバカデカいルアーで。





某「…これがそのプロップペッパーのオリジナルのルアーなんですよ」






…なるほど。充分理解しました。








え!?なんで!?

なんであんなアホみたいなデカいルアーに喰ってきて僕には喰ってこない??






納得がいかない。そんなバカな。





某「いやー、駄目だわ―、このルアー卑怯だわー釣れちゃうから卑怯だわー」




…ぐっ、なんかムカつく。




調子に乗った(ように僕には見えた)某やさんは、さらにアホのようなルアーを結び出します。




…某やさんね、それは無い。

さすがにそのルアーは無いわ。




長さ自体はビッグベイトでも見たことがある長さですが、高さと厚みが全然違う。




…某やさん、そんなルアーを喰ってくるバスなんて、ここ花見川にh





バッシャ!!


$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-某2









…わかります??


このルアーのデカさわかりますか!!??



このバスが40弱くらいですよ。

それでこのルアーの大きさわかりますか!!





―納得行かない、こんな世の中は間違っている。



ブツクサ言いながら下っていきます。






某「あ、スイメンさん、来ました」





おお??やっと到着されましたか、スイメンさん。


あ、どうもどうもビジ夫です。


―水上で自己紹介というのも何だか変なものです。



なんだかナイスミドルな、雰囲気のある方じゃないですか。



やはり某やさんと似たようなタックルを手に、さっそく撃っていくスイメンさん。




…あ。ダブルフックだ、スイメンさんのルアー。




オールドのトップウォータープラグと言えば、なんとなくダブルフックのイメージがあります。

しかし、何故ダブルか?その意味を考えたことはありませんでした。


世界で最初に作られたルアーが、作りの簡単なダブルフックだったとか、そんな理由なんじゃなかろうか。


特に調べることもなく、なんとなくそう思っていました。



しかし、トッパーが何故ダブルフックを好むのか。

その理由は後ほど理解することになります。





トッププラグを、岸と言わず沖と言わず投げまくっているスイメンさん。

思わずキャストミスかと思えるようなカバーの中にも、平気で突っ込んでいます。




―そんな浮き草の上なんかに乗っけて、よく引っかかりませんねー。


S「リアフック外してるし、フロントはダブルフックだから!」




…なるほど、それでスイスイ攻められるんですねー。


S「フィッシュレス仕様のルアーだから!」




なるほど、フィッシュレ…、フィッシュレス!?



S「ノらねーんだ、これ!」




ノらねーんだって、いいんですかそれで!?




S「いいんだよ、ガボっと出りゃ!それで勝負は勝ちだから!」

S「試合に負けても、勝負には勝ってんだから!」






唖然。



それがトップ道というものなのか?

ある意味、悟りの境地と言って良いのかもしれません。




しかし、俗物中の俗物、俗物の権化である僕にはその心境が理解できません。



だってバス「釣り」ですよ。

バスを釣ってナンボの世界のはずです。



…理解不能。

考えることを放棄した僕は、はぁ、そんなもんですかね、

などと適当に流します。









…バシャシャ!!!




…あれ?なんか地味にWestさんが釣っている。




$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-West





…え、3本目?

いつの間にそんな釣ってたの、Westさん?



W「そろそろ時間なので上がりますね」




―あれ、僕まだ釣ってない、そういえば。




え、ヤバい。

いや、でもまだスイメンさんのフィッシュレスルアーも釣れてないはず…、





バシャシャ!!









ぬお、スイメンさんも釣った!!!





―え、なんで。



おかしい。理屈に合わない。







エントリーポイントに引き返し、ここでWestさんとはお別れ。

Westさんは3本。僕は…。




ガイドも何もあったもんじゃありません。





せっかくなので色々回ろうと、某やさん、スイメンさんと中流へ移動します。




…イカン。

この展開はイカン。



こうなったら、カッコ悪いけどアレを使うしかない。






手にとったのはPOP-X。



これなら一本くらいは出るだろう。


岸際ギリギリを狙って落としながら、進んで行きます。





…そんな僕を興味深そうに見つめていたスイメンさんが、話しかけて来ました。



S「POP-Xって釣れるの?俺も拾ったPOP-X何個か持ってるんだけど」






―はい、トップの中では相当釣れるルアーだと思ってますよ。

僕はトップに特別なこだわりはないですが、普通に釣るための手段として使いますね。






S「へー、でもダブルフックにしてないね」



…え、してないですよ。何故ですか。









S「だってカバーに突っ込めないじゃん」



―いや、普通POP-Xカバーに突っ込む人いないでしょ!!!








このやり取りに苦笑した某やさんが寄ってきます。



某「スイメンさんね、普通のバサーはカバーにトップ撃たないから」


S「え、そうなの、なんで??」



―いや、だってそのためにテキサスやらラバージグやらがあるんですから。

わざわざ好き好んでトッププラグを突っ込まないですよ…。




S「へー!なるほどね!」







…ほんとに分かったんだろうか、この人。


もう、発想の根本が違うと言わざるを得ません。



いかに自分が楽しくバスを釣るか、おそらくそれが最終目的であって、

一日に20本釣ったとか30本釣ったとか、そんなことはこの人にはどうでもいいことなのでしょう。



トッパーと呼ばれる方々が全てスイメンさんのような方だとは思いませんが、

しかし、バス釣りの究極縛りとも思えるトッパーというジャンルが何故存在しているのか。


その一つの答えが、僕の目の前にいます。





…僕は、ここまで達観できないなぁ。

でも、この境地ならバス釣りはさぞや楽しいでしょう。




僕は、少しだけスイメンさんを羨ましいと思ったのでした。










しばらく、3人ともアタリのないまま時間だけが過ぎていきます。





S「…出た!!!」


ビクゥ!!!





…ん?なんだ?ノらなかったか?






あまり慌てた様子も無いスイメンさんを確認し、自分の釣りに戻ります。






某「…出た!!!」



ビクゥ!!!









…某やさんも出た?


でもその割には悔しがってないんだよなぁ…。







―どうしました?ノらなかったですか??

一応聞いてみます。



某「いや、いいとこ入ったから」


???



S「いつ出てもおかしくないからさ!」



????





…ああ、そういうことですか。

何やらこの人達にとっては、キャストが決まることを「出た」と言うらしい。






某「これ出た!!」

S「出たねそれ!!」





S「これは出た!!」

某「出た!それは出た!!」







…うるさいwwwwwww





なんだかひたすら無言で岸にPOP-Xを投げている自分がバカみたいです。


僕は師匠がそうだったからかもしれませんが、

自分で言うのもなんですが釣りに関しては相当ストイックだと思っています。



それこそ何時間でも集中して投げ続けられますし、

同行者がいようがいまいが自分の釣りの世界にハマり込んでしまうのが、長所でも短所でもあると思っています。



しかし、この二人は本当に楽しそうに釣りをしている。

釣れない時間帯も投げること自体を楽しんで釣りをしているように見えます。





…やっぱり、釣ることが目的じゃないんだろうか。

だとしたら…、僕の価値観はどうなってしまうのでしょう。







なんだか自分の釣りに自信が無くなってきます。



POP-Xからフロッグに変更してみたり、ベントミノーを試してみたり、

またプロップペッパーに戻してみたり…。



全部根拠なし。


ダメだ。付け焼刃のトップでこの二人に張り合うのは無理だ。



何か、何か他にルアーは無かったか…。








$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-case









…あれ?



今何か視界に入ったような…。






$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-case2









これは。



去年、何かあったときのためにと入れっぱなしにしていたヘビダンとテキサスじゃないか。


$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-テキサス




しかもご丁寧にテキサスはスナップで取り付け可能にしてある。






これは天の助けか悪魔の誘惑か。



今日はトップ縛りのはず。

…どうする?使っちゃう?




…ああ、悩む。

バスは釣りたい、でも、さっき釣るだけが釣りの楽しみじゃないって知ったばかりじゃないか。




ポワワーン。





…ハッ、死んだお婆ちゃん。





「ビジ夫や、迷った時は自分を嫌いにならない方を選ぶんですよ…」







…自分を嫌いにならない方を選ぶ。



そうか、わかったよお婆ちゃん。

ありがとう。もう少しで僕は今日の釣行を台無しにしてしまうところだった。




例え、結果が出なくてもやり方に後悔がなければ、僕はその結果を






















$初心者が行く!印旛新川ベイトでオカッパリ-texas







ゴメンお婆ちゃん、だってどうしても釣りたかったんだもの!!!





前言撤回。


僕にトッパーの要素はありません。





試合に勝って、勝負に負けた僕だったのでした。






2013/6/2(日)

弱風
気温:18度→21度
水温:?
アタリ:3
バラシ:1
ゲット:1












…この後、某やさんが50と思わしき一本を引きずり出すもまさかのバラし。


これさえ獲れていれば、今日の釣行もまた違った彩りがあったでしょうが…。






しかし今日は楽しかった。


最初は少し緊張した某やさんでしたが、なんのことはない、

僕と同じ、単なる釣り好きのニイチャンでした。


スイメンさんも、一見矛盾したと思えるそのスタイルが、

実は僕よりもよほど芯が通ったバサーだということが理解できて、

今日一日でだいぶ僕の懐も広がったかなと、そう思える一日でした。





帰り際、片付けを済ませてダベっていたところ、




某「鑑定団にパイオツカイデーの店員がいて」










…あ、やっぱりゲーノージンだった。