去る10/26に本ブログで「病院もマーケティングが不可欠
な時代」というタイトルで、少しわたしの病院体験等について触れました。
今日はまた別の視点で医療について触れます。
2010(平成22)年6月18日、『「新成長戦略」について』が閣議決定されました。
新成長戦略~「元気な日本」復活のシナリオ~ として、7つの戦略分野の基本方針と目標とする成果が示されています。
(1)グリーン・イノベーションによる環境・エネルギー大国戦略
(2)ライフ・イノベーションによる健康大国戦略
(3)アジア経済戦略
(4)観光立国・地域活性化戦略
(5)科学・技術・情報通信立国戦略
(6)雇用・人材戦略
(7)金融戦略
このなかで、(2)ライフ・イノベーションによる健康大国戦略を見てみると、【2020 年までの目標】として、『医療・介護・健康関連サービスの需要に見合った産業育成と雇用の創出、新規市場約50 兆円、新規雇用284万人』とあります。
上を実現するために、(医療・介護・健康関連産業を成長牽引産業へ)、(日本発の革新的な医薬品、医療・介護技術の研究開発推進)、(アジア等海外市場への展開促進)、(バリアフリー住宅の供給促進)、(不安の解消、生涯を楽しむための医療・介護サービスの基盤強化)等取り組み分野が書かれています。
たとえば、そのなかで(アジア等海外市場への展開促進)を見てみると、
「医療・介護・健康関連産業は、今後、高齢社会を迎えるアジア諸国等においても高い成長が見込まれる。医薬品等の海外販売やアジアの富裕層等を対象とした健診、治療等の医療及び関連サービスを観光とも連携して促進していく。また、成長するアジア市場との連携(共同の臨床研究・治験拠点の構築等)も目指していく。」
と書いています。
その通りなのですが、アジアや海外に目を向ける前に、それでは日本国民に対して十分な情報開示がされ、情報受発信活動がされているのかというと、広報的視点から見るとまだまだ不十分だと言えます。
まずは、より多くの病院・診療所、医療法人グループが、各ステークホルダー、とくにお客様である患者さんや供給側の医師や看護師、そして課題や可能性、取り組みをより広く発信してくれるメディアに対して開かれた組織になることが第一歩のように感じます。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟