日経ビジネス2010.1.25号は、「韓国4強 躍進の秘密」特集でした。
韓国4強とは、サムスン(SAMSUNG)、LG、現代(HYUNDAI)、ポスコ(POSCO)です。
わたしは韓国とかかわり始め、約20年になります。そのような人間にとっては上記4社は言わずと知れた韓国を代表する企業です。
とくにわたしの妻は韓国人で、出身が浦項(ポハン)なのですが、ポスコ(POSCO)のかつての名前は浦項総合製鉄で、浦項が発祥の地なのです。
彼女の父もかつては浦項総合製鉄に勤めていたことがあるのですが、本当に社員に温かい、福利厚生に厚い企業だったと聞いています。
強さの秘訣は分析していけばいろいろあるとは思います。
また、わたしはわずか1年ですが、大学時代、アメリカのニューヨークに留学した経験があります。
たとえば、サムスン(SAMSUNG)やLGといった家電メーカーと競うソニーやパナソニックといった日本を代表する企業には、日本人としてこれからもがんばっていってもらたいと強く願っております。
これらの企業には優秀な人材が豊富にいます。当然、日本国内は別にして、グローバルで、どのように上記韓国企業と競っていくかは当方は死活問題であると考え、彼らも同様に考えていると考えます。
ですので、彼らになにかアドバイスするというのは釈迦に説法とは認識しているのですが、あえて素人目から最初に言及した当方の韓国とアメリカの経験等から言わせてもらうとすると、至極当たり前のことなのですが、現地のお客さまの声を聞いて、現地の文化、風習、生活等に最適な商品を提供するということです。
海外では上記の日本メーカーの商品はどちらかと言えば高級品に分類されるかと考えます。
つまり、相応のブランド力があるのは間違いありません。それであれば、それを最大限生かしながら、ある意味危険かもしれませんが、ブランドを拡張して、ステータスブランドは活かしつつ、パナソニック〇〇といった子ブランドを設けて、シンプルな、最低限の機能を持たせた商品を大量に投入して、市場シェアを獲得していく以外にグローバル市場で確固とした地位を築くことはなかなか困難ではないかと思います。
わたしがアメリカや韓国にいたときに感じたのは、日本は特別な市場だということです。両国でのボリュームゾーンの方々の考え方としては性能がよくて、シンプルで価格が安ければそれでいいのです。購入結果として、それが現在はサムスンやLGであることが多いのです。いまでもサムスンを日本のメーカーと考えているお客さまもいると聞きます。
海外のお客さまにとっては、ブランドは大切ですが、生活が少しでも便利になればそれでよく、実用的な視点がとても強いように感じました。
今こそ、日本は明治時代の精神、心構えを持って、謙虚に汎用的な、ある程度以上のボリュームゾーンに対して結果購入される商品作りを、少なくともこれからのグローバル時代には、考えなげればならない時期にかなり前から来ていることは間違いありません。
マーケティング(ブランド構築)のサポート人@秦兄弟