皆さん、こんにちは。
今回は営業の本質に迫るテーマ——「営業戦略」についてお届けします。

 

営業は“才能”や“経験”に頼る時代から、“再現可能な技術”として進化しています。

そこで今回は、宮下建治著『営業戦略大全』(ダイヤモンド社)を踏まえ、

成果につながる営業話法「コンセプチュアル・セリング」の核心に迫ります。

 

🧠営業は経験から技術へ——習得可能なスキルとして捉える

かつて営業力は「場数」と「勘」で磨くものでした。

しかし現在では、科学的な分析によって、短期間でも高いレベルに到達することが

可能です。

 

宮下氏は40年にわたり、社内研修や書籍、実務経験を通じて営業話法を体系化。

その中でも特に効果を発揮したのが「コンセプチュアル・セリング」でした。

これは、以下の2つの話法を融合させたものです。

  • 「説得的販売話法」…商談の基本プロセスを体系化した5ステップ
  • 「SPIN話法」…顧客ニーズを深掘りする質問技術(次回紹介)

 

💡「説得的販売話法」——成果に直結する5ステップ

「説得的販売話法」は、営業活動だけでなく、

社内稟議・ベンダー交渉・店舗開発など、

幅広いビジネスシーンで応用可能な技術です。

以下の5ステップで構成されています:

 

ステップ

内容

目的

①状況要約

 顧客課題・背景を調査要約

  顧客の関心を惹き信頼感獲得

②アイデア提案

 課題に即した具体的な提案

  自社にとって有益と納得

③実現方法説明

 提案の実行手順や方法提示

  実現可能性を示し安心感付与

④利点の強調

 提案によるメリット明確化

  疑問を払拭し意欲を促す

⑤ネクストステップ

 次回行動の合意・明確化

  商談成立への道筋を示す

 

🔍各ステップの詳細と実践ポイント

① 状況要約:信頼構築の土台

商談前に顧客のビジネス状況、市場環境、競合情報などをリサーチ。

「なぜこの提案が今必要なのか?」という根拠を明確化します。

この段階を丁寧に行うことで、顧客の信頼と関心を得られる可能性が高まります。

 

② アイデア提案:核心を突く解決策

状況要約を受け、顧客の課題にマッチしたアイデアを提示。

「この提案が自社の課題をどう解決するか」を論理的かつ具体的に説明することで、

納得感が生まれます。

 

③ 実現方法の説明:安心材料の提供

提案内容がどのように実現可能で、どんなプロセスを経るのかを明示します。

顧客は、抽象的なアイデアよりも、具体的な道筋に安心感を抱きます。

 

④ 利点の強調:メリットの言語化

コスト削減、業務効率化、売上向上など、顧客にとっての「価値」を強調。

その上で「この提案、どうお感じになりますか?」

というテストクロージングも有効です。

 

⑤ ネクストステップ提示:商談成立に向けた合意形成

商談を前進させるには、次のステップを合意形成することが鍵です。

ミーティング日時、担当者の確認、資料提出など、

具体的なアクションを提示しましょう。

 

📘まとめ——営業は“伝え方”で決まる

営業は「話し方」ではなく「伝え方」。

顧客の視点に立ち、論理的かつ感情的に響く提案ができたとき、

商談は一歩前に進みます。

 

次回は、顧客ニーズを掘り下げる強力な対話技術「SPIN話法」について

お届けします。

 

営業活動を体系化し、再現可能な武器に変えていく。
その第一歩として、ぜひ「説得的販売話法」をご自身のスタイルに

取り入れてみてください。

 

ご相談やご支援が必要な方は、ぜひお近くの中小企業診断士などの専門家へお気軽にどうぞ。

 

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