今から10年前の今日2006年6月27日は火曜日、そしてこの日は、ぼくが肝臓移植手術のドナーとして初めて手術を体験した日でした。
自分の手術がその日の夕刻に無事に終わり目覚めたときに、ぼくの周りには、妹たちがいました。麻酔の効き目もあり、痛みは感じないものの、なんだかよくわからない感覚で時計を見て、今の時間を知り、自分は生きているんだなと実感したら、自然と涙があふれてきました。その後、ぼくの肝臓を移植した母の手術も無事に終わり、今日で、あの日から10年が経ちました。
10年前のあの日の朝は、10年後どころか、この日がどうなるのかわからない不安の中で手術に向かったのを今もはっきり覚えています。
おかげさまでこの10年の間に母の方は、肝臓に関していえば、特に大きな問題もなく今も元気に毎日を過ごしています。
この10年という時間があったのも、この時の手術が無事に終わったからこそなので、当時心配して手術の成功を祈ってくれていた方々に対して改めて感謝したいと思います。
当時、応援していたアイドルグループの制服向上委員会がグループを卒業ということで、もし、このグループから離れていたら、その後、京本百加ちゃんをはじめ、グループ再始動時に加入した宮野愛沙ちゃん達メンバーに会うことはなかったし、離れられなかったのは、OGの吉田梢ちゃんが卒業後も度々グループのイベント等に顔を出してくれていたからこそなのだと改めて思う、今日この頃です。おかげでこの10年たくさん楽しい思い出をつくることができました。
この10年の間に、残念ながら岡山で勤めていた事業所が広島の支社に統合されてしまい。今の四国は香川で仕事をすることになり、早6年目です。
持病の関係もあって、かつてのように頻繁に遠征はできない状況ですが、それなりに今という時間を楽しんでいるところです。
これから先のことはわからないけど、あと1年生きられないと言われていた母があれから10年後も生きていてくれて、これから先も長生きしてくれたら良いなと思った10年目の今日でした。
※本当は、昨日アップするつもりでしたので、本文中の今日というのは6月27日のことです。