生意気かも知れないけど会心の出来を終えて、、、 | 続、職人のひとりごと

続、職人のひとりごと

ジュエリーをつくってはや25年世界各国をまわって世界のセレブから隣のおばちゃんまでいろいろな方の結婚指輪からフェレットの首輪まで物造りに携わって感じたこと、感動した事、いろいろな修理やオーダーまで造ったものを交えながらつずって見たいと思います


木工彫りみたいな金の彫り物をどうしても出したくて、お客様のご依頼が「肌見離さない自分の一生のお守りを作ってほしい。コロナ禍で危うくご自分の命の危機を感じて」とメチャクチャ拘りの強い常連様のご依頼で製作いたしました。

「どんなに時間がかかっても、貴方が心から納得できる製作にして‼️」と、お客様の覚悟も受け取ったつもりで、2年半かかりました。

デザイン、機能性、耐久性、メンテナンス、お客様にとって、「良い気」がみなぎる指輪。


彫り方も作り方も全て良い魂、良い気が宿る様に、作りました。


今までの当たり前が当たり前にならないように。

レーザーの溶接の仕方、地金の特性、製作方法から見直して、のチャレンジングで。


職人として約40年今まで数々の製品、逸品を手がけてきて、、、、もっと、材料や技法、工法を常に見直してより良い物を作らないと、の気持ちが強くなりました。

唯一無二、、、、、、、

お客様にご依頼をいただく度に捻り出して、考えて製作してきましたが、いつのまにか、当たり前を当たり前として作業していた部分にも反省させられたし、もっとリアルに、もっとの気持ちを強くと。


マリッジやエンゲージであればお二人が幸せに、お守りであれば、拠り所になるようにデザインを考え、地金を削るのも磨くのも、負の気持ちにならない様に、必死ではやってきましたが、、、、

まだまだ余地や伸び代はある様です、、、、、。


世界を回って、皇室や王室の物、アンティーク、またはカジュアルな物まで全てやって来たキャリアで、やって来たつもりだったんだけど、、、、


まだまだな様です。


もっと考えて、もっと詰めないと、、、

もっと自分自身追い詰めないと、、、、、かと。


今回、体力的にも、精神的にもいっぱいいっぱいまで追い込んだんですが、オーバーな様ですが、

マリッジやエンゲージも、頂き物や記念品、お守り、、、、全てにお客様皆様の人生がかかっている、、、、の気持ちをもっと受け止めないと。


真摯に物作りをしてきたつもりだったし、必死にやってきたつもりだったけど、、、、まだ行けそうです。


パヴェなど石留めでも彫りでも地金のワークでも、

より突き詰めます、、、、。



当たり前が当たり前にならないように、常に新たな発見を求めて、、、、、、、。


ちょっと昂っています、、、、、💦

かなり、、、、

口の中、口内炎だらけ、で、表面はヘルペスだらけになって、腕は伸びないで筋肉と骨が固着しちゃって、超音波と、鍼灸だらけの腕になっちゃって、ちょっと放心状態になったけど、、、、


やはり会心の出来栄えは気持ちよく、良い気がみなぎってくる、、、、、


身につけてくださるお客様にも良い気がみなぎってくるように、、、、、精進します。