『あの戦争は何だったのか?-日米開戦と東條英機」』 | virtuallythereのブログ

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今月は重厚なテーマのドラマが多いなぁ・・・
先日のNHK『最後の戦犯』といい、まだ見てないけど『川島芳子』といい、
クリスマス時に東條英機とは・・・60年前の12月23日に処刑されたらしい。
今日は雪の影響で外にあまり出られなかったので、
『あの戦争は何だったのか?-日米開戦と東條英機」』を1部、2部とも
じっくり見てしまった。

自分の意見というものを探してみるが、私は勉強不足。
考えても納得いく自分の考えがまとまらない。
日本人としてこの戦争に関しての意見を述べよ・・と言われると
正直荷が重過ぎる。
しかし、この重荷を背負っている感じは常にある。
なぜなら、私はどこに行っても『日本人』だから。

いつもは仲のいい同僚(台湾・中国など)に数回だけ
「うちの国は日本に支配されてたからね」
「日本は過去に悪い事したからねぇ」
「日本の会社で働くという事はありえなかった。(某日系企業からヘッドハンティングされた同僚)」
等と、言われた事がある。
肩身が狭い。しかし、私にはどうする事もできない。
戦争を正当化する事もできないし、過去の事今更言うなよ!と居直る事もできない。
非常に困る。

日本という国を語る時にどうしても着いて回る言葉・・・『精神性』『精神論』
ドラマの部分(半分ドキュメンタリ、半分ドラマ)でも
外交で戦争を避ける政策と即時開戦を進める政策を決める時に
この言葉がとても大きな意味を持つ。

この『精神性』ってのが実は私もいつも感じる壁であったりする訳で。。。
まぁ、いろんな人がいていろんな考え方があるとは思うんだけど、
「それでいいのか?!」と思える事が多々あります(笑)。


長く海外に住めば住むほど、日本人としてのアイデンティティを強く感じ、大事に思えてくる。
それが私が日本国籍を放棄しない最大の理由であり、
あまり目標とか決めるのが好きでない私だけど、『日本人』として
日本国籍のまま人生を全うするという事が私が決めた事の1つでもある。