異邦人~「そこ」を探して~ | virtuallythereのブログ

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分かっていたけど、やっぱりきついなぁ・・・

これが何の事だか分かるかたは若干3名。
でも、吐き出さずにはいられない。
弱気な私。

昔、昔、大昔。私がまだ小さかった頃、大好きな歌がありました。
久保田早紀さんという方がピアノを弾きながら歌っていた『異邦人』
シルクロードがテーマだったと大人になってから聞きましたが、
私にとってこの曲のイメージは『アラブ、中近東』。
日本とは大違いの国、文化。
そして、何故かこの手の中近東系の曲調に小さい頃から引かれていた。
『いつか「そこ」に行くんだ』・・・
「そこ」がどこか分からず、大人になってしまい、
「そこ」がどこだか分からないまま、
「そこ」とは明らかに違うであろう国に移住してしまった。

しかし、私は今回「そこ」に行った気がする。
「そこ」はとてつもなく異国だった。
ものすごいインパクト。
現在私は日本国外で暮らしているが、日本のモノはほとんど問題なく入手できるし
時差はあるけどインターネットで家族友達と連絡は瞬時に取れるし、
TVドラマなんて日本にいる友達より私の方が詳しかったりする(笑)。
それに比べて、今回私がたどり着いた「そこ」は本当に異国。
「そこ」で暮らす日本人の女性をチラッとみたが、心から尊敬した。
イスラムに入信したのかどうか分からないが、スカーフで頭を多い、民族衣装のようなものを着ていた。
笑顔で現地の人と話す彼女からとてつもないオーラを感じた。
そんな日本女性がいる事を(結構日本人、それも女性の移住者が多いらしい)、誇らしく思った。


大好きだった『異邦人』を何度も歌いながら、私は「そこ」を歩いた。
大好きだったこの曲、よくよく聞くと、実は悲しい曲でもあったのね。。。

あなたにとって私、ただの通りすがり
ちょっと振り向いてみただけの異邦人

あとは悲しみをもてあます異邦人

「そこ」をさがして、「そこ」で口ずさむ『異邦人』。
そして、この歌詞どうりの展開。
確かのこの曲は長いこと私の人生でなくてはならない曲だったけど、
歌詞どうりの事が起こるのは勘弁してほしかった(笑)。

そうよね、「ただの通りすがり」よねぇ。どう考えても。
もう会えないしね。距離、航空券代金、私が一番良く知ってるからね(笑)。

写真を添付したメールは見てないのかな。
届いてないのかな。
見ても、無視されているのかな。
どれが正解でも確かめる方法なんてない。
HOTMAILって登録されてないアドレスからメールが来ると、迷惑メールに入っちゃうはず。
それに迷惑メールって一週間とか10日で自動的に消去されちゃうんだったような気がする。
って事はもうすぐメールを送ってから一週間経つから、消えちゃうかも。
いや、もしかしたらもう見てくれてるんだけど、ほっとかれてるのかな。
いや、送信されたことになってるけど、サイバースペースに消えて、彼んトコには届いてないかも。
いろんな事が頭に浮かんでは空しく消える。

何やってんだ?
もう一回歌ってみな・・・・あなたにとって私、ただの通りすがり。
はいはい、分かりましたよ~だ。