↑わずか1500円で手に入る本格的パソコン並みのRaspberry Pi Zero W
Raspberry Pi Zeroは用途が問題
手のひらサイズで一見持ち運びし易そうなRaspberry Piですが、電源アダプターにHDMIケーブルとなにかディスプレイ、マウスやキーボードと用意しなければならず、ノートパソコンや2in1タブレットに慣れていると、持ち運びにかさばりケーブル接続もまことに鬱陶しく感じます。
首からぶら下げられるくらいのRaspberry Pi Zeroならマシではないかと深くも考えず購入したのが、Wi-Fi、Bluetooth付きのRaspberry Pi Zero W。フリスクケースに入るくらいの大きさで、本格的パソコン並みに使えて、送料込み1,520円なんですから、ついつい欲しくなるというもの。ネットワークに接続できる以上VNCによる遠隔操作が可能で、その分ディスプレイやキーボード、マウスが省けますし。
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| ↑Imagerを使えば何に何がインストールできるかよくわかる |
<ところが、Raspberry Pi Zeroって、Ubuntuが対応していないのですね。知らずにRaspberry Pi ZeroにUbuntuのはいったSDカードを装着して起動をしようとしたんですがさっぱり。終いにSDカードが壊れてしまいました。
Ubuntuには仮想キーボードがあり、Raspberry Pi にキーボードがなくてもなんとかなるところも、気に入りだったのですが残念です。
通常のUbuntu搭載パソコンのような使い方を想定していましたから、アクリルケースもGPIOが使えないタイプのものにしちゃってますし、Raspberry Pi OSはUbuntuより使いにくいところがあるようで、否、Ubuntuが使えたにしてもRaspberry Pi ZeroではWEB閲覧でもかなり重く厳しいものがあって、そうした用途にRaspberry Pi Zeroを選択すること自体が間違ってたみたいです。USBポートも一つしかなくUSBハブが必要となるため、結局ますますかさばることにもなり、まさに大失敗です。
Raspberry Pi Zeroに適した用途でなければ、VNCだって負荷がかかり過ぎて操作が重くなるのは必至、というか、VNCを使えるようにするのにつまづいたことは次回触れたいと思いますが、実際にもWEB閲覧では「ページが応答しません」が頻発します。今後は用途を見直し、適したものを考えねばと思い知らされました。
なお、適した用途であっても、HDMI信号コンポジット変換コンバーターを用いHDML出力されたRaspberry Pi Zeroの画面をタブレットで受けてキャプチャーし、タブレット画面をモニターがわりにするような使い方では、文字が不鮮明で困ると思います。Raspberry Pi の持ち運びが必要であれば、7〜10インチ程度のディスプレイはあったほうがよさそうです。望ましいのは、破損の恐れを考えて基板がむき出しでなく、いちいちケーブルの取り回しの必要がない、電源ケーブルも一本で済む、Raspberry Pi とディスプレイとの一体型ではないでしょうか。もちろん適当な用途との兼ね合いの点では、GPIOへアクセスし易くなければならないことでしょう。個人的には、懐具合を思うと購入は躊躇してしまいますが。





