↑Ubuntu SoftwearのFlightGear2020.3.2
ちょっと驚きました。遅延のない(!?)Snap版
FlightGearの新バージョンがリリースされても、Ubuntu Softwearに取り上げられるまではかなり日数がかかるのが通例というのに、今回最新のstable版であるFlightGear2020.3.2については、日をおかずインストールができるようになっていました。日本のサイトにtoshiさんが投稿された記事で2020.3.2のリリースを知ったのが翌11月11日のことで、すでにUbuntu Softwearに存在していました。
もちろん、Saikrishna ArcotさんのPPA版なら、いち早く新しいものを手に入れることができこれまで重宝してきましたが、これとは違います。PPA版のstableは2020.3.1にとどまっており、nightlyは2020.4.0。なによりも、Ubuntu Softwearの2020.3.2では、開発者がSnapcraftersとなっています。
どうやら、「ソフトウェアデプロイメントシステムかつパッケージ管理システム」であるSnappyと関係があるようです。皆目なんのことか知りませんが、Wikipediaによれば「Snappyのパッケージは´Snap´と呼ばれ…Snapは様々なLinuxディストリビューションで動作する…」と。言わばSnap版。
Snap版は「Linux毎に適合させた特別なパッケージが必要」としない自己完結型であるため、遅延することなく登場できたものなのでしょうか? そうであれば今後が楽しみです。
インストールはプロトタイプとかで、別途fgdataをダウンロードしてきて$HOME/snap/flightgear/common/fgdata下に置く必要がありました。
↑Ubuntu20.10で初めて起動したときのFlightGear2020.3.2の起動画面

