↑Raspberry Pi Pico(画像はraspberrypi.comより)
意外といいかも!Raspberry Pi Pico
RGB LEDを使って7色にアクリル板を光らせることができるようになりましたが、そのためにだけRaspberry Pi Zeroを1個専用に使うのは、費用対効果が悪すぎます。
より安価で、購入後使わぬままだったRaspberry Pi Picoを引っ張り出してきて使うことにしました。これだって、今では購入時の1.3倍に価格が上昇してしまってますから(注1)、もったいない気がしないわけではありません。
いらぬ心配
Raspberry Pi Picoは他のRaspberry Piシリーズと異なり、OSを載せないマイコンであってパソコンのように使うことができず、接続したパソコンから転送されたプログラムを機械語に翻訳してPicoに実行させるようですね。
プログラム名をmain.pyとしてPicoに書き込めば、Pico単体でもプログラムを実行できるということで、世間ではもっぱら簡単な計測などの電子工作向きに使われているのではないでしょうか。
こうした使い方(arduinoも同様なのでしょう)がやっかいそうに思えたのが、これまでさわらずにきた理由です。なにせ、Picoの電源を入れても動かなければどうしよう、またパソコンとつないでプログラムを修正の上、再度書き込みが必要になるのかと思えば億劫にもなります。
実際には、Raspberry Pi Picoをパソコンに接続した状態でThonnyというIDE(統合開発環境)を使ってプログラムを作成すれば、その場でプログラムの実行結果が確認できるので、さほど心配する必要もないとわかりました。ま、それでもプログラムを変更したくなったときは、少々面倒くさくはあります。
Picoって、意外といいかも(注2)。
↑光るアクリル板の色をRaspberry Pi Pico(FRISKの容器の中)でコントロール
Raspberry Pi Picoの使い方(簡単な覚書)
Picoの使い方は、いくつものサイトに紹介されていますが、少々まごつくところがあったり、2度目以降でも手順を忘れすっ飛ばすこともあったので、簡単な覚書を残すことにします。開発環境はThonnyの使用を前提。
①Picoとパソコンとの接続(Picoを初めて使用するとき、あるいは開発環境を変えたいとき、初期化したいとき以外は、不要)
Picoとパソコンに接続するとき、Picoの基板の上の白い[BOOTSEL](冒頭の写真のUSBポート左横の白い小さいボタン)を押しながらUSBケーブルを接続します。しばらく押し続け、ピコッと音がしたら離してしてOK。
②ファームウェアの書き込み(Picoを初めて使用するとき、あるいは開発環境を変えたいとき、初期化したいとき以外は、不要)
次いで、PR1-PR2フォルダが表示されるので、ここにUF2ファイルをダウンロードしてきてコピペするのですが、一般的にINDEX.HTMをクリックせよとされるものの、開いたページのどこからダウンロードしたらよいのかわかりにくくて迷います。
開いたRaspberry Piのサイトのドキュメンテーションのページ、そのページが開いていなければ上部の[Documenntation]をクリックして開き、さらにすぐ下のタブの[Microcontorollers]にアンダラインが入っているか確認もしくはクリック。
次いで、[MicroPython Getting started with MicroPython]をクリックして開いたページで「Drag-and-Drop MicroPython」の項に「Download the correct MicroPython UF2 file for your board:」と小さな字で書かれた箇所を見つけ、直下の[・Raspberry Pi Pico]をクリック。ダウンロード開始。
ダウンロードしたrp2-pico-xxxxxxxx-unstable-v1.19.1-xxx-xxxxxxxxxx.uf2てな風な名前のuf2ファイルを、PR1-PR2フォルダにドラッグ・アンド・ペーストします。
③Thonnyのインストール・起動
Raspberry PiのRaspberry OSだとデフォルトでインストール済。UbuntuではUbuntu Softwareから簡単にインストールできます。Windowsでは、Thonnyのサイトからダウンロードしてきてインストールすることになります。詳細略。
↑Thonnyを開いた画面
④Thonnyの設定
Thonnyが起動したら、Thonnyのウインドウ右下の表示をクリックして[インタプリタ設定]を開き、どのインタプリタを使用するかを指定するボックスで、ドロップダウンメニューから[MicroPython(Raspberry Pi Pico)]を選択。
ポート部のボックスには、ドロップダウンメニューから[ポートの自動検出を試す]を指定します。
⑤プログラムの実行・保存
コードエディタ部分にプログラムを書き込み、緑のRUNボタンをクリックして実行。赤のSTOPボタンで停止。
プログラムの保存は、コンピューターかPicoを保存先を指定して保存します。
なお、Picoに保存する場合、main.py名で保存すると、Picoの電源を入れたら自動的にプログラムが実行されます。
※パーミッションエラー
UbuntuでThonnyを実行しようとすると、PermissionError: [Errno 13] Permission denied: '/dev/ttyACM0'というエラーが発生しました。ググった結果、次のように実行することで解消できました(参照元:Bye Bye Moore PermissionError: [Errno 13] Permission denied: '/dev/ttyACM0'とか怒られたら - Bye Bye Moore (hateblo.jp))。
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注1)2年前の2021年2月の発売開始時のRasoberry Pi Picoの価格は税込み550円。現在は715円(Switchscience)ですから高くなったものです。こう何もかも高くなったのでは、おいそれと趣味にお金を使ってられなくなります。
注2)思えば、Raspberry Pi ZeroはmicroSDを挿し替えるだけで何台分にも使えて安上がりだと喜んでいたのですが、16GB程度のmicroSDが安物でも600円前後と結構高く、それくらいならPicoを購入した方が余程値打ちがあると言えます。意外といいかものもう一つの理由です。












