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virt_flyのブログ

フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

↑Introducing ChatGPTの画面

 

フェイク製造機!?

 

AIが絵を描いてくれる。しかもかなりハイレベルで。さらに小説までAIが書いてくれるようになって、なんでも応募作品が増えているんだとか。

 

あげくにAIが作成したものには、著作権は認めないなどというところにまで至っているそうですから、世間でも結構話題になっているようですね。

 

画像生成AIのMidjourney や対話型AIのChatGPTの名前を、しばしば聞くようになりました。

 

そんなにすごいのかいと、遅まきながら今回はChatGPTをさわってみることにしました。

 

■さっそくログインして質問

 

OpenAIのサイトに行き、Try ChatGPTをクリックするか、直接Introducing ChatGPTのページに行きTry ChatGPTをクリックするかして、ログインします(初めての時はアカウントの作成が必要です)。

 

冒頭の画像が、Introducing ChatGPTのページです。ブラウザはChromeがよさそうです。右上の「このページを翻訳」をクリックして日本語に変えておきます。

 

↑チャット開始画面 下部のボックスに質問を入力したところ

 

ログインできたら、ページ下部のボックスに早速質問を入力して、ChatGPTの開始です。

 

■回答はそれなりだが、平板であたりさわりないが第一印象

 

一応当ブログはFlightGearフライトシミュレーターがテーマなので、「FlightGear Flight simulatorとは?」

とさっそく質問してみました(画面ではFlightGear Flightsimulatuionとなっています)。次のように返事がありました。

 

↑FlightGearとは?との質問に対する回答画面

 

FlightGearは、オープンソースのフライトシミュレーターであり、無料で利用できます。

FlightGearは、航空機のモデリング、地形データ、天候条件など、現実の飛行に必要な要素を含む、非常にリアルなフライトシミュレーションを提供しています。


FlightGear は、 Windows 、 Mac 、 Linux などの多くのプラットフォームで動作し、複数の言語に対応しています。FlightGearには、標準で多数の航空機が含まれており、さらに多くのアドオン航空機が利用可能です。また、オンラインマルチプレイヤーゲームも可能で、他のプレイヤーと一緒に飛行することができます。

 

FlightGear は、 フライトシミュレーション愛好家、教育機関、航空機メーカーなど、さまざまな目的で利用されています。

 

文章は日本語としてあまり違和感なく自然なものになっています。内容は、FlightGearの愛好家の方にはおわかりいただけるように、オープンソースでクロスプラットフォームな特徴はおさえられており、ある程度中身がわかるものとはなっています。愛好家には、一部古い記述、どうかなと思える箇所がないわけではなく、例えばフライトモデルまではふれられていなかったり、魅力が伝わるにはいたらぬところは不満になるかも。

 

他にも、「人間はなぜ戦争を起こす」などの質問をしてみましたが、それなりの回答があるものの、並列的で平板、あたりさわりのないものというのが、ChatGPTの第一印象でした。

 

■ひょっとして適当に作り上げてはいないか?

 

ついで、日本の軍事力の世界ランキングについて質問して、少しばかり当惑することになりました。もっぱら2021年とデータが少し古いばかりでなく、実際の発表と順位が異なってるような…。中には、よくわからないランキングも含まれていて、一見正しそうな回答もひょっとして適当に作り上げられたフェイクかもと疑いがわきました。

 

確かに、あまり有名でなかったり、ローカルなものでは、しばしばまったく的外れな回答に出くわします。

 

■喫茶店を尋ねたら、実在しない店ばかり

 

驚愕する事態に出くわしたのは、なんとなく近所の喫茶店を尋ねていたときでした。てんで離れた地域の店を回答してくるので、地域を指定したにも関わらすスターバックスが含まれておらず、駅名とスターバックスを指定してやらないと出てこない、なんていい方。よくよく調べたら、回答に出てきた喫茶店はいずれも存在せず、住所も番地どころか町名すら存在しないのです。どうしてこんなことになるかわかりませんが、これではまさにフェイク製造器。

 

よく見れば、チャット開始画面に、制限事項として「誤った情報を生成することがある」と断り書きがされています。

 

得手不得手があるというよりは、集めてきた情報をただ繋いで文章にしただけで、それが正しいかどうかは、当たるも八卦、当たらぬも八卦の世界と見做したほうが良さそうです。もし使うなら、確認が必須ということ。ま、友達との会話代わりに、楽しむというのならよさそうです。「知らんけど」。

 

こうなると、ChatGPTのもう一つの特徴であるプログラミングしてくれるというのも、はなはだ怪しくなってきます。

ミサイルの迎撃に失敗することはありません。迎撃ミサイルの発射を中止しましたから

 

某国がある日我が国に対して卑劣なミサイル攻撃をおこなってきました。

この時のために、血税を注ぎ込んで用意してきた迎撃ミサイルの出番です。

(国民)敵のミサイルが降り注いでくるのですが、迎撃に失敗したのですか?

(防衛当局)迎撃に失敗はしておりません。迎撃ミサイルのブースターにうまく点火できなかったので、発射を中止しました。

つまり迎撃はしておりませんから、迎撃に失敗することはありえませんのでご安心を!

H3ロケットの打ち上げにかかわった科学者や技術者など関係者が失敗とみとめたがらず、ホリエモンのような事業者の立場の人がこれを擁護したがる気持ちはわからないわけではありません。一度失敗と口にすれば責任を問われることになるでしょうから。

 

科学者なら失敗を認めるべき

 

確かに、飛行機の離陸を例にすれば、エンジンの出力が上がらず、滑走路の端まできてしまい、止む無く機首おこしをして失速、墜落して機体を損壊する事故を起こしたならば離陸に失敗といえるでしょうが、出力が上がらないので早目に離陸を中止した場合は、離陸に失敗したとまではいわないかもしれません。ましてや、料理でコンロの火がつかなかったことまで、点火に失敗したとはいわないでしょう。

 

科学研究の場合は違います。ひらめきが起こらない限り、失敗を何度も繰り返しながら地道に実験を続けるしかありません。時には実験装置を台無しにする大失敗も起こるでしょう。運よく実験装置が無事なら、実験が続けられると喜びもします。失敗が多いほどそこから学び成功への道が開かれる可能性も広がります。だから科学者は失敗を恐れず、小さな失敗にはくよくよするなと自分を励まします。ここらの科学者の思考が今回の記者会見で垣間見えた気がします。しかし、失敗は失敗と認めます。失敗を認めないことは捏造となり、科学者失格ですから。アカデミズムの扉の内側ではまだしも、一般社会でそれを貫くのはかなり困難なことでしょう。なにせ「それは一般に失敗という」世界ですから。

 

しかし、失敗でなく中止だとするいいわけのおかしさは、シツエーションを少し変えただけでまるわかりになります。上述のアイロニーのとおり。

 

フェールセーフが働いて補助ロケットに着火信号を送信しなかったことで爆発炎上などの重大事態にまで至ることがなかったのは幸いでした。フェールセーフの誤動作とかでないとはっきりしているのかは知りませんが。

 

一部にフェールセーフが正しく働いたことが証明されて、今回は中止とはいえ成功だとする向きがあります。ところで、今回の打ち上げはフェールセーフ機構がうまく働くかどうかを試すのが目的だったのでしょうか。衛星の打ち上げが目的ではないのですか。防災への期待高い先進光学衛星「だいち3号」、情報収集・偵察を目的とする軍事衛星でもある衛星の打ち上げが、今回できなかったのです。

 

JAXAは研究開発機構であり、打ち上げ実験のついでにせっかくだから衛星を積んでやっただけとでもいうのでしょうか。どうであれ、当初予定から延期されていたH3ロケットの打ち上げが、イプシロン6号機の打ち上げ失敗に続き今回中止となったことは、失敗がいやなら失態ですよね。失態と言われるより、潔く失敗を認めた方が格好がつくだろうに。

 

日本の技術は大丈夫?

 

こんなきついことまで書く気はなかったのですが、JAXAの記者会見で質問した共同通信記者へ批判が相次ぐと聞き、だまっていられなくなりました。

 

打ち上げ関係者の悔しさはTV映像からも伝わってきます。マスメディアの役割は行政の広報とか記者会見の様子を伝えるだけではないはず。ジャーナリズムとして、国民の知る権利にこたえるという重要な役割があるのではないでしょうか。

 

ジャパン・アズ・No.1の夢からいまだに覚めきれずにいる者としては、この間のJAXAの失態は日本の技術力の低さの表れでないのか、あるいは予算が限られていて北朝鮮のようにはロケット開発がすすめられないのだろうかとか、名だたる大企業がしばしばデータ捏造の不正を行っているそうした影響はないのか、などと心配になります。先ごろJAXA自体の不正が明らかになったこともあって不信もぬぐい切れません。

 

科学者に失敗は失敗と言えるように、環境づくりをするのも、国民とマスメディアに課せられた責務ではないでしょうか。

 

出禁にせよなどと、報道の自由、ひいては国民の知る権利を脅かすような批判に委縮することなく、ジャーナリズムの本領発揮を期待します。

 

 

小型ディスプレイって使いものになるの 

 

ニキシー管もどきの作成に使ったCS無しの1.3インチカラーLCDディスプレイは、解像度が240x240あって安価なことから、あわよくばRaspberry Pi OSのデスクトップ画面を表示させたいと購入したものでした。

 

前回の記事に書いたように、CS無しでもつかえるのですが、最新のRaspberry Pi OSではデスクトップ画面が表示できないそうです。

 

買う前に知りたかったと言ってもしかたがありません。せっかくなのでこうした小型ディスプレイが使い物になるのかだけでも、Raspbian Stretchで確かめてみることにしました。

 

StretchだけでなくBusterでも動くそうですが、動かないので注意が必要なのはBullseye、Raspberry Pi OSの2020-08-20以降。ここらの詳しいことは後に記したサイトをご覧ください。

 

★ 参考サイト

 

1.3インチLCDにデスクトップ画面を映し出すのに参考になったのは、次の2つのサイトでした。

 

超ちっちゃいCS無しの激安IPS液晶にRaspberry Piから画面を出す方法。

ラズパイに小さいLCDを付けてデスクトップを表示する | M5Stack沼人の日記 (mongonta.com)

 

★ 実際

 
使用したのは、Raspbian  Stretchをを積んだRaspberry Pi Zero WH。これに件のCS無し1.3インチからーIPS LCDモジュールを接続した。
 
基本的に書かれている通りに入力、実行していきました。違えたのは、異なるGPIOピンを使っていたこと、ディスプレイを倒立させていたことによるもの。なお、サービスの起動では、systemdを使う方を採用しました。

 

途中でミスしたのは、fbtft.confの作成、入力の際、使うGPIOピンを変えていたので物理ピン番号の指定が混乱して書き誤ったり、パラメーターの部分で多数ある0x〇〇の0(ゼロ)の入力をo(オー)と押し間違えないよう気を付け見直しもしたのに誤っていたり、出力画面設定でも1 0 0 0を1000と見誤り、一発では画面を表示させることはできませんでした。

 

なお、ディスプレイを倒立させたので出力画面の回転が必要になりますが、参考サイトの記述とは指定の数字が異なっていました。

 

★ デスクトップ表示には不向き

 

当初、画面出力は参考サイト通り300x300にしてみましたが、タスクバー上のアイコンが重なり合ってラズベリーの形をしたメニューアイコンが隠されてしまいクリックできないありさまでした。

 

これは不都合極まりないので、512x384にしてみました。細かいところまできれいに表示されてよいのですが、惜しいことに虫眼鏡がないとわかりません。入力を考えれば、VNCでノートパソコンの画面からリモート操作する方がよほど楽。そうなると、解像度指定はこれくらいの方が画面が広くなってよいでしょう。

 

1.3インチ位では、やはりOS画面を表示するには不向きです。最新のRaspberry Pi OSで表示できるようにするまでの必要はないかもしれません。他の用途を考えるべきなのでしょう。


そこまで言うかと思いながら書きますが、Raspberry Piのサイズに合わせ上にかぶせるタイプの3.5インチのディスプレイについて思うのは、コンパクトにRaspberry Piと一体化できケーブルでつなぐ必要もなく、持ち運びもしやすそうでよさげに見えるものの、GPIOピンをふさいでしまってはセンサーも使えないし、Raspberry Pi 4に至っては発熱がすごいのにファンがつけられなくて、それでよいのかということです。

 

小型のディスプレイに本格的なものって必要なのかなと、つい思ってしまいます。