絵が光るアクリル板 | virt_flyのブログ

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↑光るアクリル板を作ってみました。モチーフオードリー・ヘプバーン

 

疑似ニキシー管の仕組みの一つ

 

計算機が」アナログな計算尺や手回し計算機から、デジタルな計算機-ソロバンは古くからありましたが立派なデジタル計算機でした-、電卓の時代がやってきた時、数字を表示するのにつかわれていたのがニキシー管でした。

 

よく見ると、中に数字の形をした針金様のものが重なって見えました。緑りっぽい色で光っていたような記憶がかすかに残っています。

 

↑ニキシー管(Wikipediaから CC BY-SA 3.0

 

ニキシー管が盛んに生産され、いろいろなものに使われるようになったのは1950年代からだとか。70年代後半にはもう電卓は液晶になっていて、まもなくマイコンキットも登場することになり、ニキシー管の時代は短かったようです。

 

マイコン自作に挑戦した頃(80年代)には、7セグメントディスプレイを使いましたからね。

 

ニキシー管を使った時計や温度計などの広告をネットで見て、懐かしくレトロな雰囲気にすっかり魅入られてしまいました。価格は高いです。生産が終了していて、手に入れるのが困難になっています。

 

ニキシー管とはまた違い、高圧電源を使用せず(5V使用)で扱いやすい、フィラメント管IV-9を使ってみたいと思ったものの、今では世界中探しても手に入りそうにありません。ニキシー管やフィラメント管、VFD(蛍光表示管)など真空管ぽい感じの表示器がいくつかありますが、それぞれの仕組みなどの説明は省きます。、いずれも生産終了かと思いますが、興味があればWikipediaでも検索してみて下さい。

 

現在、売られているものには、ニキシー管風というものがあって、ガラス管の中に液晶ディスプレイでもいれているのでしょうか、また、奥行きを出すために数字を書いた光るアクリル板を重ねたような、疑似的にニキシー管を再現するものがあります。それでも、結構な値段をしています。

 

光るアクリル板の作成

 

今回、ニキシー管には手がでないものの、くやしくて我慢できないので、せめて光るアクリル板を自分で作ってみることにしました。

 

【用意した材料】

 

アクリル板…百均には透明な3㎜厚のアクリル板がなく、セリアに合った7㎜厚を購入

透明フィルム…サンワサプライはがせるラベル耐水透明フィルムを購入

くもりガラス仕上げスプレー…日本特殊塗料株式会社

LED…手持ちのものを利用

他…略

 

【手順】

 

①アクリル板のサイズにあった絵を用意する…今回は線刻画でなく濃淡のない白黒写真様のイメージ=オードリー・ヘプバーンをパソコンに取り込む

②透明フィルムに絵を転写…イメージ画像は左右反転させてパソコンからプリントアウト

 

 

③紙にも印刷

④透明フィルムに転写した絵を切り抜く…影や黒い部分を残し、白い部分(透明部分)は切除する

⑤切り抜いた絵を、アクリル板に張り付ける…位置合わせや貼り付けに失敗しないためには、切り抜いた

フィルムの上にアクリル板を置くようにして張り付けた方がよさそう(絵柄にもよるだろうが)

⑥切り抜いて断片となった部分の貼り付け…紙に印刷した絵をアクリル板の下に敷き、これを目安にアクリル板の該当位置に断片を張り付ける(小さいものはピンセットが張り付けやすい)

⑦貼り付けの済んだアクリル板にくもりガラス風スプレーを吹き付ける…20~30cm離して薄めにまんべんなく2~3回塗り重ね、乾燥させる

⑧十分乾いたら、張り付けていたフィルムをはがして完成…はがすのにピンセットがつまみやすくてよい

 

 

⑨LEDの上にアクリル板を立てて置く…くもりガラス様部分が光を浴びて明るく浮かび上がる(LEDなど光源の用意とともに、アクリル板を立て、LEDの光を漏れださせないためのケースの用意も必要)

 

【注意点】

 

切り抜いたフィルムはたわみやすく、アクリル板の上から張り付けようとすると、ゆがみが生じしわになることも。できたしわとアクリル板との隙間にスプレーが入り込むと、写真のような少々悔しい結果に。

 

↑あごの下や耳の上のぼやけは、しわの隙間にスプレーが入ったせい

センタリングも失敗

 

はがしたフィルムを再利用して、今一度挽回を試みたものの、糊残りのないきれいにはがせるフィルムといえども、一度目で糊にくっついたくもりガラススプレー成分が、再利用のせいで二度目にはアクリル板の方に引っ付いてしまい、みにくい縁取り様のものができる思わぬ大失敗。

 

↑一部縁取り様ができた失敗

 

自身はこれで力尽きましたが、試みる方があれば、ここらあたりに注意くださって素敵な作品をこしらえてください。

 

もし、再度やることがあれば、スプレーの吹き付けのようなズルでなく、今度はリューターでガリガリ削る線刻画がよいかも。