前回のブログでは、Raspberry Pi 5にFlightGearをインストールしたことを書きました。FlightGearのバージョンは、2020.3.16や2020.3.18という安定版でした。
安定版では、陽光を浴びた機体がつくる影の再現のためにはRembrandtを用いますが、その場合、Raspberry Pi 5ではRaspberry Pi OS(FlightGear2020.3.16)、Ubuntu(同2020.3.18)とも、空以外には航空機も何も表示されないという不具合が生じました。
注2)Ubuntuでスクリプトコンパイルを実行すればよいようなものですが、件のdowmload_and_compile.shではSaikrishna ArcotさんのPPAが利用されていてエラー終了してしまうようです。そのため、UbuntuにかえてRaspberry Pi OSにインストールすることにしたものです。
↑早速キーボードやディスプレイ、カードリーダーなどをセットし、Raspberry Pi 5を試してみる
Raspberry Pi 5でFlightGear
Raspberry Pi 5をとうとう購入しました。RAMが8GBのものです。いつもながら購入先はKSY。Switchsceienceより少々お安いので。
■電源ケーブルは5A対応が必要
↑購入したRaspberry Pi 5と対応電源アダプター
電源アダプターは、Raspberry Pi 5対応のものが必要ですが、公式のものが相変わらず国内販売されないため、使えそうかなと思われるもののなかから、Traskit製のものを購入しました。
Raspberry Pi 5ではじめて実装された電源スイッチは、一旦シャットダウンした後に再び電源をONするにはよいのですが、最初に電源アダプターを接続した段階で、すでに自動的に電源が入るようになっていてブートがはじまってしまいます。
それは嫌だと思って、Raspberry Pi 4で使っていたスイッチ付きの延長ケーブルをつないでみたのですが、Raspberry Pi 5は起動するもののディスプレイ画面には「この電源は5Aを供給できない」と表示されてしまいました。慣れるしかなさそうです。
■ファンの回転が変わるアクティブクーラー、スイッチが押せるケース
↑アクティブクーラー付きアクリルケースにRasberry Pi 5を収めたところ
Raspberry Pi 5は発熱対策が必須ということで、アクティブクーラー(ヒートシンク+冷却ファン)が付属するアクリルケースを購入することにしました。Aliexpressで購入することにしたので、遅れを予想して早目に注文したのですが、到着は一番最後。結局、その間はアクティブクーラー無しで試すことになりました。
Raspberry Pi 5になって、NVMe SSDが使えるようになったということなので、できればSSDとそれ用のHATがあるとよいのでしょうが…。使いこなせなければ高い買い物になるので逡巡していたところ、Aliexpressで目をつけていたSSDがあれよあれよと値上がり! 1900円台から2700円台に800円もアップ。1ドル161円超えの円安に便乗⁉
それぞれに違う要因はあるものの、国内ではオレンジジュースが消え、サーモンがトロ並みに値上がりし、タコも買い負けでタコ焼きがイカ焼きに変わったり、インバウンドで主食のコメも品薄、値上がりだとか。Raspberry Pi 5用の公式電源アダプターがいつまでも国内販売されないのも、貧しい日本じゃ商売にならないからってことはないでしょうね。
旧いRaspberry Pi 4では、ブートローダーがUSBブートに対応しておらず、ブートローダーの書き換えが必要でしたが、その後はmicroSDに書き込むように、imagerを使いストレージにUSBメモリーを指定してOSを書き込むだけで、USB起動が可能になっています。
実際にOSとしてRaspberry Pi OSとUbuntuを、それぞれ前述のようにしてUSBメモリーに書き込んでみました。前者は、8GBのメモリーからブートできました。後者は、16GBのmicroSDからなら起動できるのに、16GBのUSBメモリーからは起動できませんでした。手持ちに32GBのUSBメモリーがなくて確かめられませんでしたが、64GBのUSBメモリーからはUbuntuを起動できました。
Raspberry Pi OSでは、通常のアプリのインストールの仕方にならい、[設定]の[Add/Remove Software]から「FlightGear」と入力して検索し、表示された関連ファイルのすべてを選択の上[OK]をクリックするとダウンロード、インストールが実行されます。ストレージには16GBのUSBメモリーが必要でしたが、Aircraftやシーナリーのインストールにはさらにメモリー容量が必要なようです。なお、インストールされたFlightGearのバージョンは、2020.3.16でした