作製のコツ
手芸用のくるみボタンで缶バッチが作れると知って、さっそく試してみました。
ある目的の宣伝用にバッチがつくれないかとサイト検索していたのですが、業者に発注するより自作の方がコストがかからずに済むのではと缶バッチ製造機を調べたところ、本格的なものはかなり高額で、他方おもちゃのバンダイが出しているものは安価ではあるものの少々サイズは物足りない30mm用のものしか売られていない模様。
半ばあきらめていた時に、くるみボタンで缶バッチ作れるという記事を見つけたものです。
使用したのは、百均ショップのダイソーで売られていた38mm大のくるみボタン製作キットとバッチにかぶせるポリプロピレンのカバーに流用するためのクリアポケット。合わせて購入金額は200円。これで9個の缶バッチができます。
本来は選んだ布で円形の金属パーツを包み自分好みのボタンを作るわけですが、代わりに好みの図柄や自分で紙に描いた絵などを、キットに付属の打ち具にてパーツにかぶせ、裏蓋で締め付け、缶バッチ様に仕上げるものです。この時、紙が水に濡れては困りますので、同時にポリプロピレンのカバーをかぶせて締め付けます。
はじめは、なかなかうまくセンター位置を決められず、シワもよっていかにも手作りという感じで、本人以外誰もつける気にはならない代物しか作れませんでしたが、慣れてくると位置合わせも柔軟にできるようになり、シワも少しは目立たなくできるようになってきました。
それでも、ポリプロピレンのシワが気になるようであれば、代わりにニスでコーディングという手もあります。光沢感は、ポリプロピレンの方でしょう。
なお、使用する紙は、光沢紙など厚みが0.14mmもあるものでは、打ち具ではめ込むにはかなりの力が必要になり、また結果は紙が切れてしまい不適当なようです。使うなら0.105mm前後の紙でしょうか。
上に掲げた写真では、右上が打ち具の上下セット、その左が缶バッチ本体となる円形の金属パーツ、あるいは右下が裏蓋。真ん中下と左が、ポリプロピレンをかぶせて出来上がった缶バッチです。まだ始めた頃の写真ですから、センターもうまく決まっておらず、シワも目立ちます(^_^?)
作製のコツかなと思う点を1、2。
〇型にはめ込んだ時に図柄がセンターからずれてしまうと恰好悪いですよね。その時は、打ち具を使ってふくらみのある金属パーツの曲面にそって紙に形を与えながら、紙を少しずつずらす感じで位置を合わせていくと、意外と位置合わせもやりやすく、また紙も馴染んでシワがあまり目立たなくなります。
〇カバーにするため紙と一緒に型にはめ込んだ時、ポリプロピレンにシワが生じるのはよほどでない限りさけられません。その時でも周囲にはみ出したあまりの部分のポリプロピレンを引っ張ってやると、シワが伸びてかなりましになります。
その他、些細なことですが、キットに付属の型紙では、紙を切り抜く際に図柄の位置を確認しにくいので、型紙の真ん中を3.8mmの円に切り抜きリング状にするか透明な円盤を別途用意したほうがやりやすいでしょう。
なお、ポリプロピレンを重ねて使うときはずれやすいので、不器用者の私としてはひと回り大きな型紙を用意して使う方が無難でした。