
米国とキューバが国交正常化へ交渉開始
以前にも少しふれましたが、キューバでは人口比で日本の3倍もの医師がおり、多くを発展途上国へ援助に派遣したり、中南米諸国から医学生を受け入れ医師を育成するなどの国際貢献をしてきていました。こうした努力が力を盲信する米国の抑圧一辺倒の政策を陵駕することは必定です。米国は膝下の米州機構でも孤立を深め、結局経済制裁もキューバを屈することができず、失敗に終わったのですから。
さて、キューバといえばコパカバーナを思い出したりするのですが、ここではキューバ危機の発端となったソ連ミサイル基地建設をとらえたU-2型偵察機を話題とします。FlightGearにU-2Sがあるなんて、今回のようなことがなければ気がつかなかったかも。
高高度を飛行するU-2を、それまでのソ連には撃墜できる航空機はなく、ようやく新型の地対空ミサイルS-75(SA-2)にて撃ち落とすことができたというだけに、FlightGearの機体を飛ばしてみると見る間に上昇していきます。
Wikipediaによれば、わずかなことで失速するらしのですが、そこまでは確かめれていません。最近のFlightGeatは落ちやすいし、急激な機動をさせようとするとフリーズしたり、困ったものです。
偵察衛星の発達や迎撃の危険から、後継のSR-71も退役したというのに、U-2はまだ現役なんだそうです。それも2015年までではあるそうですが、無人の偵察機であるRQ-4をアップグレードするよりも安上がりで済むとして、U-2の無人化改造による運用継続が検討されているとか。60年経った今も使用される軍用機なんてすごくない。
「黒いジェット機事件」
世を震撼させたパワーズ飛行士のU-2撃墜やキューバ危機よりも前の1959年のことでしたから、くわしいことなどまったく知らなかった「黒いジェット機事件」です。世に知られていなかったU-2偵察機が藤沢飛行場に不時着し、グライダー大会に来ていた多くの親子連れに目撃されたものです。Wikipediaによると、米軍関係者らしき人物らに警察の現場検証も制止され、不時着機の写真を撮影した人はアメリカ人の家宅操作を受けたそうで、全国紙も一切報道しなかったということです。目撃した民間人が米軍の守秘義務誓約書にサインをさせられたという記述も見かけます。
変ですね。軍事機密だからといことなんでしょうが、偵察されている国はレーダーなどで存在は先刻承知のこと。藤沢飛行場が常駐基地でもないのですから、隠さなければならないのはいったい何? 日本の国民や世界の人々の目から、領空侵犯も甚だしい戦争にもなりかねない不法行為を、米軍が日常的に繰り返しやっていることを隠したかったのだとしか思えません。秘密保持とは、国民の安全に関わることをもれないようにするのではなく、国民が不利益を被る事実を知らさせないようにすることにあるというのが、今も昔も変わらぬ真実なのだとしたら…。