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ランサムウエア攻撃とオンラインサービス利用

損をしなければよいのですが

 

■思いがけず影響の大きいランサムウエア攻撃

 

アサヒやアマゾン、アスクルなどとサイバー攻撃が続き、出荷ができず、商品が手に入らないことから、思いがけず影響の大きいことが報道されています。

 

ランサムウエアは攻撃された企業だけの問題でないことは、過去に経験はしていたのですが、ここまで影響が大きいとは、今回改めて思い知らされました。

 

以前は地域の消費生協が攻撃を受けてシステムが動かず、注文に困ったことがありましたが、今回の攻撃は生協への攻撃ではなかったものの、影響で介護中の母が好きなサイダーや忙しい時に重宝するインスタント味噌汁が、注文していたのに届かないという 

目にあいました。

 

デジタル化はよいですがこう脆弱では、将来下手をすると食料品が手に入らず人々が飢えている一方で、港には物が滞留し、消費期限が切れたり倉庫に入りきらない物が腐っているということが起こらないとも言えません。

 

■サービスのオンライン化に懸念

 

それは杞憂だとしても、個人にとっては結構深刻な問題が他にもあるように思います。

 

電気やガスなどの使用料、請求、あるいは株や投資信託の運用実績の報告なども、ネットへの移行がすすんでいます。紙媒体の場合の印刷や送料、封入の労力などの費用のカットが目的なのでしょう。最たるが、WEB店舗化。選択の余地があればまだしも一方的なものもあります。

 

歳をとってくると、アカウントの作成もままなりません。放置していればどうなるのでしょう。通知なども一切来なくなります。アカウントの作成に成功しても、IDやパスワードの管理が大変。高齢化による認知の問題を思えば、ほぼ無理。

 

IDやパスワードはPCやスマホに記憶させておけばよさそうですが、OSのアップグレードや機種の更新際にデータの移行がうまくいけば安心ですが、壊れたり紛失した場合は困ります。

 

高齢化して亡くなった場合、死んでしまっている本人には今更不利益もなにも問題になりえませんが、家族のためにせっかく爪に火をともしてなけなしの資金で投資してきたわずかな財産を残した場合はどうでしょう。パスワードを覚えておくのは大変だと指紋認証や顔認証にしていたら、残された家族にとってはスマホも開けず、証券などがちゃんと残っていないと、口座や証券会社、生命保険などさっぱりわからないことになりそうです。

 

まあ、生命保険だと生命保険協会加盟の保険会社の契約なら、生命保険契約紹介制度というのがあって調べることができるようですが、そのことを知らなければ…。

 

休眠口座は、預金保険機構に移管され公益活動に活用され、財源に窮する国にとっては好都合ですが、誰も請求しない株式や生命保険金は、金融機関ではどのように扱っているのでしょう。

 

損をしなければよいのだけれどなどと他人の心配をしてもしょうがないのですが、なんでもデジタル化というのも随分あぶなかしく思えます。皆様はいかが思われますでしょうか。

 

アカウントやパスワードの管理、家族のために記録を残すなど必要な対策をとるのが自己責任なんでしょうが、おそらく高齢者、特に後期高齢者にはかなり無理があるように思います。言葉はよくないですが「高齢者の大量死」の時代を迎え、社会的に対策をとらなくては大変なことになりかねない気がします。