↑生成AI に画像を作成させているイメージのこの画像もCopilotが作成 自分で写真を撮ったり絵を描く苦労なしに、簡単に画像が手に入るのは嬉しい
使い勝手がよく重宝するのはやはり検索機能
画像生成AIには、無料で使えるものがいろいろあることを最近まで知らず、Bing Image Creatorがはじめての経験だと先日のブログに書きましたが、取り上げたのがBing Image Creatorだけでは具合がよろしくないと、この度いくつか試してみました。
そこで知ったのですが、ChatGPTでも無料で画像が生成できること。生成AIとAIアシスタントとは何が違うのかよくわかりませんが、Copilotも画像を生成してくれます。今頃何を言っているのかという恥ずかしい話ではあります。
今回は、ChatGPTとCopilotを使って画像生成を試みて、気が付いた注意点と自分なりに使えると思った点を記すことにします。
●実写か生成画像かに注意
画像生成AIの場合は、作成したものはリアルであっても実写ではなくてあくまでもAIが生成したもの。したがって、他者の著作権の制約を受けません。ただし、AIが生成にあたり参考とした実写画像と生成画像が似ている場合は、著作権問題が発生する可能性を排除できませんが。
これに対して、AIアシスタントと言えばよいのでしょうか、こちらを使って得た画像はAIが生成したものもありますが、結構実写画像が提示されることがあります。したがって、使用に際して著作権問題が発生する可能性を考慮し、画像がAIの生成画像か実写かに注意を払うよう心得ておかねばなりません。
ちなみに下のサンバカーニバルの画像は、ChatGPTが生成したもので実写ではありません。このほか、空中戦の画像も生成してくれました。こうした画像は、Bing Image Creatorが作成してくれなかったことと比べると大違いです。
↑実写でなくChatGPTが生成したサンバカーニバルの画像
AI-generated image created with OpenAI’s ChatGPT (DALL·E)
以上のことは、ChatGPTがあまりにもリアルな画像を表示するので、もちろん即チャットで尋ねたら実写であるとレスポンス、また著作権も答えてくれたことから知ったものでした。
下の画像は、ChatGPTが示してきた画像。リアルなはずで、パブリックドメインの実写画像です。
↑ChatGPTが検索してきて表示したT-38 Talonの実写画像 Photo: U.S. Air Force
●著作権が確かめられる
使い方次第で面白いと思ったことの一つは、AIアシスタントなら実写画像の著作権を尋ねたら答えてくれるということです。いわゆる著作権フリー、すなわちパブリックドメインで著作権を犯す心配のないもの、クレジットやライセンスを表示すればよいクリエイティブ・コモンズ・ライセンスなら、無料で安心して使えます。なので、それがわかると非常に助かります。ChatGPTでは、画像のリンク集やリストを著作権を含めてExelあるいはPDFファイルの作成までしてくれました。
↑ChatGPTのリスト表示
いっそのこと、パブリックドメインであることを条件に検索させたら、てっとり早くて言うことなしです。
ただし、Copilotでは多数の画像を提示してくれるのは良いのですが、「この写真はWikimedia Commonsにて公開されており、自由に利用可能です」と書かれているにもかかわらず、オリジンの出典やクレジット、著作権のわからないものが含まれていて、結構いい加減な感じがします。
↑Copilotが自由に利用可能と提示する写真の中には、オリジンの出典、クレジットなどが確認できないものも含まれています
ChatGPTでは、画像の入手先を示して出典を検索させた際、所蔵元と思われる相手先に使用許諾条件などを確認するための問い合わせテンプレートまでも示してくれます。痒いところに手が届くサービスぶりは見事というほかありません。
●まとめ
ChatGPTやCopilotの画像の生成については、画像生成AIでもアプリごとに特徴がありますし、ましてや無料で使うのなら、あれこれ言うことはありません。
一言いえば、Bing Image Creatorで画像生成がなぜかできないことが多く、ポリシーで生成してくれないこともあったのにくらべれば、すなおに描いてくれる印象です。ChatGPTでは、ポリシーのために画像を生成してくれなかったことは、これまでに1回だけです。
せっかくAIアシスタントなのですから、やはり検索機能を使わない手はないでしょう。下手に実写風画像を作らせるより、実写写真を探させて著作権を調べさせるという使い方をするのが使い勝手もよく、重宝すること疑いなしです。




