↑パソコン用Alexaアプリの画面
離れをスマートホーム化
離れにまがりなりにもWi-Fi環境ができました。そうであれば、のぞましいのは寝ている要介護者のために離れをスマートホーム化するのことでしょう。
しかし、スマートスピーカーって結構高額なんですよね。余ったパソコンをスマートスピーカー代わりに使えるとありがたいのですが…。
■「PC用Alexaアプリが入手できない」はホント?
母屋ではAlexaを使用していて、以前Alexaアプリをパソコンに入れて試してみたことがあります。したがって、家電をコントロールするための赤外線リモコンがあれば、離れもスマートホーム化できるはず。
赤外線リモコンは母屋から1台回すことにしますが、気になるのは「PC用Alexsアプリが入手できない」と書かれているのをネットでみかけたこと。
実際に、Amazonのデジタル&デバイスフォーラムには、Amazonのスタッフという人が質問に答えて、PC用Alexaアプリは「Microsoft storeから削除」されており、「公開停止」であることを認める書き込みがなされています。
ただし、このフォーラムの書き込みに、Alexa for PCがダウンロードできるサイトがあるとの書き込みもあることから、現在DLできるサイトを探してみました。以下にURLを記します。
↑米国向けのMicrosoft storeからはAlexa for PCがDLできます。どういうことでしょう。
Alexs for PCがDLできるサイトのURL
https://apps.microsoft.com/detail/9n12z3cctcnz? activetab=pivot%3Aoverviewtab&hl=en-us&gl=US
■Showモードの使い方
パソコンには液晶画面がありますから、パソコンをスマートスピーカー代わりにするなら液晶ディスプレイを持つEcho Showをまねるべきと考えるのが普通でしょう。PC用AlexaにはShowモードが備わっています。
↑Showモード時のパソコン画面
Showモードを有効にしておけば、パソコンをEcho Showのようなフルスクリーンの音声対応スマートディスプレイとして使え、部屋のどこからでもAlexaに話しかけてスマート家電を操作できます。
Showモードでパソコン用Alexaを使うにしても、24時間365日Alexaが呼びかけに反応してくれないことにはスマートホームになりません。この点は、パソコンの設定で電源が落ちないようにしておけば十分です。Showモードの場合は、パソコンはスリープになりません。
テレビ、エアコン、シーリングライト、スマートアダプターなどが声で操作できるようになって、これで完璧と思ったのですが、思わぬ落とし穴がありました。
■Alexaに声が届かない
先ほど、「部屋のどこからでもAlexaに話しかけ」と書いたのですが、ショックなことにパソコンの前でしかも大きな声を出さないと、Alexaには声が届かないのです。
Windows10タブレットでマイクのブーストを最大にしてそれです。このタブレットは、処理速度が遅く、電池の持ちも悪くなって余生はスマートスピーカーと思っていたのですが、あてがはずれました。
ちなみに、仕事に現役のWindows11ノートパソコンでも試してみました。さすがにこちらは結構声を拾ってくれますが、そこそこ大きな声を出す必要があって、元気なものには問題なくても、心臓の悪い病弱者にそれを強いるのはいかがなものかと思わざるをえませんでした。