ミニスマートWi-Fiプラグ Tapo P105 | virt_flyのブログ

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非スマート家電をスマート化

Alexaとの連携に成功するには、Alexaアプリで「スキル・ゲーム」からtapoと検索するのが肝!

 

あれよあれよという間に1ドル=153円を突破した円相場は、その後も下がり続け154円どころか今や155円に迫る勢いです。

 

財務大臣は、あらゆる手段を排除せず対応と繰り返しますが、一向にその気配は見られず、口先介入と見透かされていましたから当然かも。

 

円安で日本株はかつてない上昇を見せ、物価も上昇して国の借金も相対的に減少するとなれば、政府にはこんな好都合はありませんから、動くわけがないか。

 

Aliexpressを見ていると、円表示の商品価格は日々値上がりしており、悲しいかな購買欲は激下がりしています。

 

それでも株価上昇の恩恵をこうむることができ、先頃プチ贅沢をしちゃいました。M.2 SSDとスマートWi-Fiプラグの購入です。

 

並行輸入なら消費税がかからない分安く購入できて良いのですが、AliexpressのSSDではリスクがあるし、技適を受けていないWi-Fi製品を使うわけにはいかず、珍しく今回はAMAZONで購入しました。

 

M.2 SSDについては、前回ふれましたので、今回の話題はスマートWi-Fiプラグです。

 

 スマートWi-Fiプラグとは 

 

スマートWi-Fiプラグといっても知らない方にはわかりにくいですが、Wi-FiでON/OFFのできる電源タップといえばよいでしょうか。

 

スマート家電でない製品をスマート化するには、これしかないでしょう。Wi-Fiでコントロール、あるいは声で操作するといっても、電源のON/OFFができるくらいですから、用途は限定的です。

 

とはいえ、購入したTapo P105には電源のON/OFFをスケジュールしたりタイマーの機能もありますから、考えれば結構使い道はありそうです。

 

 購入した動機 

 

購入した動機は、電子工作の成果物の電源を音声操作で楽してON/OFFしようというものです。AlexaのようなAI音声アシスタントに慣れ親しんでしまった今となっては、いちいち立ち上がって何かのスイッチをON/OFFしにいくというのは苦痛でしかありません。

 

使用目的からすれば、スマートWi-Fiプラグでなくても、USBソケットに挿し込みWi-Fiで給電をON/OFFできるUSBアダプター(スマートUSBアダプターとかWi-Fi USBパワーアダプターと呼ばれる)でもよかったのですが、Aliexpressでは500円以下と安価ではあっても技適がなく、国内で買おうとすれば最低でも1000円近くはしますから、同じ1000円弱なら、まだしも汎用性のありそうな(根拠のない主観)スマートWi-Fiプラグをと考えたものです。

 

 Tapo P105の初期設定 

 

それでは、Tapo P105の初期設定です。ここでは、アンドロイド端末での設定になります。

 

 

設定には、アプリのインストールが必要です。製品に添付の「かんたん設定ガイド」にあるQRコードから開くか、もしくはGoogle Playで「tapo」と検索しTP-Link Tapoを見つけ、Tapoアプリのインストールを実行します。

 

なお、「かんたん設定ガイド」は説明が簡略化され過ぎていて、以降の設定はアプリの指示に従って行うほかなく、とまどうことがありました。

 

設定の流れは以下のとおり。

 

①インストールされたTapoアプリを起動します

 

②利用規約、プライバシーポリシーについて同意します(初回のみ)

 安全に使用する上で注意すべき大事なことが書かれています(注1)

 

③TP-Link IDが未作成なら作成を選び④へ、作成済みならログインを選び⑦へ

 

④設置場所はデフォルトで日本が表示されているはずなのでそのまま

 TP-Link IDにはメールアドレスを入力します

 

⑤パスワードを作成します

 この時、利用規約、プライバシーポリシーを確認、同意します

 

⑥TP-Link IDとして④で入力したメールアドレスに、Activationを求めるメールが届きます

 メールを開いて実行します

 

⑦Tapoへようこその画面が開いたら、パスワードを入力してログインします

 

⑧Tapoアプリのホーム画面が開きます

 画面右上部の〇に+の字のマークをタップし、「デバイスを追加」を選びます

 

⑨表示の中からプラグをタップし、Tapo P105を選びます

 

⑩プラグを電源コンセントに挿します

 プラグのLEDがオレンジと緑に交互に点灯するようになったら、「オレンジと緑色に点灯」をタップします

 

⑪位置情報をオン(有効)にし、アクセスを許可します

 アプリがデバイスを検索中の画面になります(検索にはBluetoothを使用しているようです)

 

⑫デバイスが見つかり画面が変われば、今度はWi-Fi接続するためのネットワークを選びます

 Wi-Fiのパスワードを入力します

 

⑬Wi-Fiに接続できれば、デバイスに名前を付けます(デフォルトはスマートプラグ)

 デバイス(プラグ)をいずれの場所に置くのか指定します(注2) なお、場所は増やせます

 そのアイコンも選びます

 

⑭ファームウエアが最新か確認が求められます

 必要ならファームウエアのアップデートを実行します

 

⑮Tapoアプリのファームウエアが最新であることが確認できれば、ホーム画面が表示されます

そして、デバイスとしてスマートプラグが表示されるようになりました。

 

以上で初期設定は終了です。いつでも遠隔操作が可能です。

 

 操作の仕方 

 

操作はいたってシンプルです。

 

 

スマホでTapoアプリを立ち上げたら、「お気に入り」や「すべての端末」、「書斎」などの場所にあるデバイスから目的のデバイスの「off」をタップします。対象となるデバイスの電源が入り、デバイスの表示も「on」に変わります。

同様に、「on」をタップすれば、電源を切ることができ、デバイスの表示は「off」に変わります。

 

なお、Tapoアプリを使い、「スケジュール」で予定時刻に電源をON/OFFする、「タイマー」終了時にON/OFF、また「おでかけ」では不在を悟られないようにランダムにデバイスをON/OFFさせることが可能です。

 

 

 

方法としては、個別デバイスをタップし、開いた画面の「スケジュール」、「タイマー」、「おでかけ」を使って、時間を設定して実行させます。

 

 

また、ホーム画面の下部にある「スマート」(立方体の形のアイコン)をタップすれば、「ルーティーン」、「ショートカット」、「オートメーション」の各タブが設けられています。

 

「ルーティーン」では、「家から外出」、「家に着く」、「寝る」などのショートカットが用意されていて、タップすればデバイスが自動的にON/OFFできるようになります。「オートメーション」を使えば、自動でいつ何をさせるかを設定できます。

 

 Alexaとの連携 

 

スマホで遠隔操作ができるようになれば、やはり声で操作ができるようにしたいですねよね。そこでAlexaとの連携を試みました。

 

アンドロイドのバージョンが旧いためか、いくつかのサイトで紹介されている方法では成功せず(注3)、少々手こずりました。それでも、Alexaアプリのナビゲーションメニュー中の「スキル・ゲーム」の選択からはじめて、tapoを検索してこれを「有効にして活用する」以下の作業をすすめることでAlexaとの連携に成功しましたので、次に手順を記します。

 

①スマホでAlexaアプリを起動します

 

②ホーム画面の左上にある3本線アイコンのナビゲーションメニューをタップ

 

③「スキル・ゲーム」を選択

 

④開いた画面の右上にある虫メガネアイコンをタップ

 

⑤検索画面で「tapo」と入力して検索

 

⑥検索結果より「Tapo」選び

 

⑦Tapoと表示の画面で「有効にして使用する」をタップ

 

⑧TP-Link IDでログインし、Alwxaアカウントと紐付けするため、メールアドレスとパスワードを入力します

 

⑨「AlexaのTP-Link IDの使用を許可」に「承認」を与えます

 

⑩Tapoが正常にリンクされたら、現在の画面を閉じます

 

⑪端末の検出を実行します

 

⑫「プラグを1個検出・接続済み」と表示されます

 「デバイスをセットアップ」を実行します

 

⑬セットアップ画面ではプラグをグループに追加するか聞いてきます

 追加するかスキップします

 

⑭「スマートプラグはセットアップ済ですぐ使えます」と表示されたら、「終了」です

 Alexaアプリのデバイス画面にはプラグのアイコンができています

 

以上で、Alexaとの連携は完了です。実際に声でプラグをON/OFFできました。

 

なお、「Alexa 5分後にスマートプラグをオンにして」と声で操作できますが、こちらはTapoのタイマー機能ではなくAlexaの機能になります。

 

 

 

注1)電気ヒーターや扇風機など、火災や感電、ケガする恐れのある機器との接続が禁じられています。離れた所から遠隔操作するわけですから、遠隔操作のできなくなった場合や、接続機器が突然動作した場合を含め、危険がないよう配慮が必要ですから、目を通しておきましょう。

 

注2)場所を指定しても、その場所にデバイスは表示されず、端末の追加を行っても現れず、あわてました。気が付けばTapoアプリのホーム画面の「お気に入り」や「すべての端末」タブではいつの間にかプラグが表示されるようになっていました。よくわからないところです。その後、端末の追加を試すと、プラグ名が選択できるように表示されて、追加を実行することもできました。

 

注3)TapoアプリでサードパーティーサービスからAlexaとの連携を試みたり、Alexaアプリのデバイス画面から右上部の〇に+の字のマークをタップし、「デバイスを追加」でプラグを選び「TP-Link Tapo」を指定すると、「アプリケーションのアップデートが必要です」とAlexaの最新バージョンのインストールを求められます。

しかも、手持ちのスマホのアンドロイドのバージョンが旧く、Google Playでは「このアプリはお使いのデバイスに対応しなくなりました」と表示される始末。Alexaが対応するのはバージョン9以上とされているようですので、Alexaアプリのアンインストールもアンドロイドのバージョンアップも困難と判断せざるをえません。