↑キーウエスト周辺を飛行中の米海軍アドバーサリー部隊で有名なVFC-111サンダウナーズのつもり。F-5EにペイントをほどこしただけのなんちゃってF-5N。機関砲は本当はありません。
F-5TigerIIは米海軍・海兵隊で今も運用中
退役したはずのF-117が飛んでいるのを目撃されたり、同じく退役のT-38が相変わらず訓練に使われていて、昨年も不幸な墜落事故が起きたりしています。退役と言っても、余剰機体が売り飛ばされたり、デイヴィスモンサンのような飛行機の墓場に打ち捨てられるイメージがありますが、実際には部品取りレベルになってますよとか、研究のためなら飛ばせますよ、というのを含めての退役かもしれません。
2019年現在で米空軍が運用していたT-38は約500機だったそうです。鏡面のようにピカピカの機体の写真も、よく見るとデコボコが見て取れます。さすがに軍隊だけあって兵器は大事に扱われてきたようですね。
T-38 Talonにかわる米空軍の高等練習機の後継機(T-X)には、ボーイングとサーブの共同開発による最新鋭機が2018年に選定されました。その名もT-7 RedHawkと決まり、今後順次置き換わっていくことになるのでしょう。
T-38の戦闘機型であるF-5についても、既に退役とも聞くのですが、なんと米海軍はスイス空軍の退役F-5Eを購入し改造、F-5Nの呼称で再就役させています。海軍、海兵隊では仮想敵機として今でも運用中とのこと。ここは敬意を評して米海軍塗装に挑戦してみました。
冒頭の画像がその結果です。アドバーサリー部隊として有名なVFC-111 サンダウナーズのつもり。F-5EからF-5Nに代わった際、機関砲が取り外されていますので、明らかに画像はフェイク。それ以外にもサイズ変更などがあったのかわかりませんが、塗装と機体の位置が合わず、参考にした図どおりにはなりませんでした。
2機あるのは、サンダウナーズといえば、特徴的な垂直尾翼のお日様マークと機首のシャークティースが描かれていればOKなんですが、とりわけシャークティースが上手く描けるか心もとなく、もう一つ保険代わりに一風変わった黒に白の縁取りのあるサンダウナーズ機もあらかじめ描いていたものです。
なお、お日様マークのペイントには、垂直尾翼全体に描かれたものやロービジを反映して垂直尾翼の半分に描かれたお日様が灰色に塗られたものもあります。
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| ↑垂直尾翼のお日様マークと機首のシャークティースが典型的なサンダウナーズ |
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| ↑同じサンダウナーズでもこちらは一風変わった黒に白の縁取りがエレガント |


