FlightGearでニューヨーク旅行 | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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↑自由の女神とマンハッタンの摩天楼、一際目立つのは1ワールドトレードセンター
 

非力なマシンでは描画に時間が

 
 連休中も例によりどこにも行きませんでしたから、FlightGearでひとっ飛びニューヨークに行ってみることにしました。
 
 前回行ったのは、Microsoftのフライトシミュレータ-のデモ版でした。9.11テロの前のことでしたから随分昔の話になります。
 今回の渡米には、FGMEMBERS-SCENERYから得たNewYork-fg-CustomSceneryを使いました。
 
 冒頭にかかげたスクリーンショットの自由の女神像の右側にあって目立っているのは1ワールドトレードセンターでしょう。テロ犠牲者の遺骨が度々見つかり、また世界金融危機のために工事は遅れ、竣工は2014年となっていましたが、シーナリーにはちゃんと含まれていました。エンパイヤステートビルも、小さいですが像の左に見えています。
 
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 実は、初めのうち自由の女神はないと思っていました。というのも、非力なマシンで試していたので、多数の高層ビル群の描画にかなり時間がかかり、自由の女神もあるべき場所に出現するのにしばらく時間を要したようです。シンボルを欠かすはずがありません。
 
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 話題のトランプタワーも、当初はなかったものの、しばらくしたら出現していました(画像)。
 
 しかし、近くにあるはずのロックフェラーセンター、acファイル(3Dモデル)は存在するのになぜか姿を見せません。タイルファイルの記述も理解不能です。
 ロックフェラーといえば、世界的大財閥。その名のビルを三菱地所が買収したのが1989年でした。ジャパン・アズ・ナンバーワンの時代を象徴するものでしたが、バブルの崩壊で早くも1995年には運営会社が破産し手放すことになって、いわば日本の絶頂期は10年にも満たなかったと言えるのかも。1ワールドトレードセンターの最初のテナントが中国企業であったように、いまやチャイナ・アズ・ナンバーワンが世界を席巻しつつあり、隔世の感があります。
 
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 すぐ上の画像は、かつて世界一の高さを誇っていたエンパイヤステートビル。このビルにも、1945年に爆撃機B-25が突っ込むという衝突事故があったそうです。ビル倒壊には至らなかったわけですが。
 また、一時日本人がオーナーだったことも。ホテルニュージャパンの火災で有名な横井英樹氏。その後、トランプが50%の所有権を得たとか。
 
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 この画像の優美な摩天楼はクライスラービルです。エンパイヤステートビルに座を明け渡すまでの、高さ世界一であったことも。
 
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 ついで、教科書でおなじみの国連ビル。その下は、ブルックリン橋。さらに下は上空から見たマンハッタンですが、高層ビルは実際にもこんなものなんでしょうか?
 
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 FlightGearの世界のニューヨークも、まだまだ見るべきところがありそうですが、今回はこれくらいで。