カスタムシーナリーのサイズ | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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↑昔を知るものには隔世の感ある名古屋。画像はHiTouchさんの中部進入管制区シーナリー

 

非力なタブレットでは重すぎるカスタムシーナリーだが

 機能的にはパソコンに及びもつかないタブレットで、フライトシミュレーターのFlightGearがどこまで遊べるかを調べてきましたが、メモリーが4GBのWindowsタブレットでようやく最新のFlightGearの起動がいいところ、描画のスムースさはFlightGearのどのバージョンで妥協するのかといった具合で、3Dオブジェクトも豊富なカスタムシーナリーともなると重すぎて操縦もおぼつかないのが実際でした。

 FlightGearの機能のすべてを堪能するには、メモリーをどれだけ装備すればいいのか知りませんが、タブレットよりはCPUの性能も上回るノートパソコンでは、これほどまでの違いがあることを感じることはなかったと思います。

 さすがに、CPUが一時代前くらいではすまないDual Coreで、グラフィックもオンボードのノートパソコンでは、並のカスタムシーナリーを凌駕するほどのパリのシーナリーで飛ぶときには、動きがぎこちなく感じないわけではありません。

 自身も平城京を再現するんだなどとおこがましくも、カスタムシーナリーのまねをはじめていましたから、まだ、3つか4つの寺院の伽藍しかできていないというのに、タブレット上では重くて機体のコントロールもままならぬことを知った時は、心が折れそうなくらいのショックを受けました。

 昨今は、FlightGearのデフォルトの空港がサンフランシスコ空港ではなくなり、リオやチューリッヒだったりと、各地の空港が充実してきているおり、特定地域のシーナリーの描画の重さがどんなものなのかが気になってきました。

 描画の重さを客感的に数値化して示すのは、関連ファイルのサイズの合計ではないでしょうか。シーナリーでは、タイルや3Dオブジェクトのacファイル、テクスチュアファイルです。

 もちろんFlightGearを立ち上げれば画面に表示されるフレームレートで描画の重さを確認することができますが、それはそれでありがたいものの、あくまでも結果であり、いわばパソコンの描画能力の確認でしかありません。

 知りたいのは、経験則であっても、どれだけのファイルサイズが描画の負担になるのか、シーナリーに何か3Dオブジェクトをいろいろ配置するにあたっては、事前に気になるからです。

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 お気に入りのひとつとしてインスブルック空港近郊のカスタムシーナリーLOWI-fg-CustomSceneryがありますが、偶然通常のシーナリーで見かけたイタリア・トレント空港(有名なカプローニの名前を冠した空港)近郊は、趣がかなり似ています。いずれもアルプスの谷間にある空港だからでしょう。ググると日本のサイトでふれている方がありました。画像は通常シーナリーのトレント。

 似ているといっても、当該エリアの関連するタイルやacファイルがひとまとめになっているカスタムシーナリーのインスブルックの場合はよいのですが、当該エリアが通常のシーナリーの中の一部であり、他地域のファイルと混在しているトレントの場合では、描画の重さを客観的にファイルサイズの合計で数値化しようにもファイルの峻別が問題となり、現実的には両者の比較は困難です。

 最近のカスタムシーナリーは、フォルダのなかにAirport、Models、Objects、Terrainをひとまとめにした〇〇〇〇-fg-CustomScenery-master(〇〇〇〇:ICAO空港コード)名のパッケージが一般的になってきています(配布はZIPファイル)。これだと比較がしやすいです。
 

カスタムシーナリーのパッケージサイズの比較

パッケージ名         サイズ        内 容


Chubu-fg-CustomScenery 145.9MB 名古屋城やテレビ塔なども(HiTouchさん作)
LOWI-fg-CustomScenery   88.5MB インスブルック
RJGG-fg-CustomScenery   63.9MB セントレアの著名なカスタムシーナリー
RJSS-fg-CustomScenery    55.1MB 仙台(inomatyさん作)
RJBB-fg-CustomScenery    45.9MB 関空
OMDB-fg-CustomScenery   40.6MB ドバイ
     :
Nara-fg-CustomScenery    13.5MB 平城京(自作:作成途中)


※FGMEMBERS-SCENERYには多数のカスタムシーナリーがあります。

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 最初にお気に入りであげたインスブルック空港のカスタムシーナリーで、パッケージサイズは88.5MB。完成度が高くてよく知られたカスタムシーナリーのセントレア空港で63.9MB。HiTouchさんの中部進入管制区シーナリーが、セントレアや県営名古屋空港、航空自衛隊岐阜基地に加え、浜松基地、名古屋城やテレビ塔、名駅ビル群などを含み、さすがに145.9MB。空港だけでも丁寧に作りこんだものは、40MBでは済まないようです。画像は中部進入管制区シーナリーの岐阜基地。駐機のC-1FTBともHiTouchさんの作品。

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 これに対して、自作途中の平城京は13.5MBに過ぎませんでした。平城宮のほか、薬師寺、唐招提寺、興福寺の3伽藍にとどまっていますから当然のことと言えば当然のことでしょうが、それでもタブレットでは重くて機体のコントロールもままならないのですから、どだいカスタムシーナリーは非力なタブレットでは無理。考えさせられます。画像は作成途上の平城京。

 このタイプのパッケージが登場したのは、たぶん既存のシーナリーでは実際との食い違いもあり、精緻な建造物を配置するにしても正確な地形の上でなければならず、シーナリーの根本的な作り変えが必要になったというのが実際のところではないでしょうか。

 だとしても、やはりカスタムシーナリーを楽しむには、ある程度性能のあるパソコン上が前提となりますから、性能がそれほど高くない場合は通常のシーナリーで、条件があればカスタムシーナリーでと使い分けられるのは、結構ありがたいことかもしれません。