零式水上観測機(1) | virt_flyのブログ

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「艦隊これくしょん」に不可欠な零式水上観測機

 
 大淀を模してFlightGear用に軽巡洋艦ooyodoを自作したものの、カタパルト上の水上機は他人様の機体を借りて改造したものであることは、気になっていました。

 

 ooyodoの手入れもひととおり済み一段落着いたことで、借り物に代えるべく零式水上観測機をAI機として作成することにしました。これができれば我が「艦これ」も万全というもの。

 

 とは言え、ooyodoを作ったばかりですから、面倒な作業をまたまた行うにはかなり決意が必要でした。神経の行き届かぬ雑で手抜きな3Dモデリングしかしていないくせにと思われるでしょうが、根気のない者にはないだけ大変なんです(惨めったらしい言い訳!)。

 

 なんとか形はできた零観ですが、明日から出張というので、とりわけ苦手なテクスチュア貼り付けにとりかかる気が起きません。

 

 とりあえず、ブログには途中経過の画像をアップして、気を紛らわすことにします。

 

 それにしても、水上飛行機が好きですねえ。私だけでなく日本人って。

 

 戦闘機より速い水上機の作成を命じた海軍があったのですから、好きなんだとしか言いようがありません。

 

 それくらいなら、おバカと笑っておられますが、実際には自軍飛行場から遠く離れた敵航空隊に対抗するために、飛行場のいらない水上機を進出させ、闘わせたというんですから大変です。

 

 複葉の上にフロートを持ち、空気抵抗が大きくて、新幹線に毛の生えた程度のスピードしかでない水上観測機が高速の戦闘機に勝てるわけがありません。この時、多くのパイロットを失ったと聞きます。格闘性能を活かして敵機を撃墜することもあったようですが、同時に迎撃に向かった大半の零式観測機は撃墜されていたりもしていますから、戦闘機と闘えた水上機があったようにいうのは、誇張にすぎるというものです。非科学的な迷信の類は好きになれません。

 

 好きなのは、ずんぐりむっくりした複葉の機体の可愛げなフォルム。金属製であることと軍用塗装の色を意識してしまうと引いちゃいますが。

 

 今回、3Dモデリングに挑戦する気になったのも、そこんとこらへんがあったからでしょう。