カスタムシーナリー
先日は、FlighGearの仮想世界でヨーロッパアルプスを遊覧飛行した話をしました。その際は、ほとんどがスイス上空でしたからふれませんでしたが、実は"LOWI and Austria scenery"というCustom Sceneryをインストールしていました。
そこで、今回はその効果を確かめるべく、オーストリアはインスブルック空港を訪れました。どうです。デフォルトの画像とカスタムシーナリーのものを比較してみれば一目瞭然、山の稜線などまったく違っているではありませんか。


↑カスタムシーナリー ↑デフォルトのシーナリー


フォトシーナリーとはまた違った趣きですが、きれいですね。FlightGearにはフォトシーナリーや高解像度シーナリーなどというデフォルトでは味わえない美しい景色を楽しむこともできるんですね。ひとくくりにFlightGear Custom Sceneryといわれているようですが、この頃すっかりはまってしまってます。
フォトシーナリーがインストールに際してややこしい作業が伴い及び腰になってしまうのにたいし、LOWI and Austria sceneryはダウンロードし解凍したファイルを、FlightGearのSceneryフォルダにある各フォルダに上書きコピーするだけで、インストールは通常のシーナリーと同様でいたって簡単。試してみる価値はあるかと思います。
なお、このカスタムシーナリーは、http;//wiki.flightgear.org/Innsbruck_Airport のページ中、Download as zip is available:に続く "LOWI & Austria preview 2013.01.05"をクリックして、LOWI-austria-PREVIEW.zip名のファイルをダウンロードしました。
それにしても、外国の仲間たちはすごいですよね。少し調べたところカスタムシーナリーは、フランス、イベリア半島、オーストリア、アルプス、米国、ハワイ、パリ、ブレストなどがあります。
この面でも日本人は遅れてるのでは。偏狭な民族主義者としては負けてるのがくやしい。遅れをとっている理由はなんでしょう?
1)ゲームをするのは得意だが、ゲームをつくるのが苦手、あるいは興味を持たない日本人が多い
2)日本では趣味としてはマイナーで、FlightGear人口がそもそも少ない
3)日本人の外国語の習得意欲、読解力が低く、FlightGearについての知識、理解が深まらない。
2)日本では趣味としてはマイナーで、FlightGear人口がそもそも少ない
3)日本人の外国語の習得意欲、読解力が低く、FlightGearについての知識、理解が深まらない。
陰りはみえるにしても、まだまだゲーム供給過多の国と思われますから、1)はおそらく金にならないことはしないという、現代日本の拝金主義が災いしているというのが本当のところかも。
貧乏な日本の若年層が、金のかかる高機能パソコンでフライトシミュレーションをするなど考えられず、一方、金があるのなら日本人のブランド志向がこれまた災いし、FlightGearでなくマイクロソフトのフライトシミュレーターが選択されることでしょうから、2)はあったりして。。
は・は・は。3)の英語の読解力のなさが災いしているのは、自分自身のことでした。(ー.ー;)