フォトシーナリーを楽しむ(2) | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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フォトシーナリーのインストール

 前回、横に置いておいた話がありました。フォトシーナリーのインストールにかかわる話です。

 今回試したフォトシーナリーはBenoît LANIEL氏によるParis and its region (パリ地域)シーナリーとBrest and its surroundings(ブレストとその周辺)シーナリーの2つです。 Helijah氏のサイトhttp://helijah.free.fr/flightgear/hangar.htmからファイルを手に入れました。

 日本のサイトのフォーラムで紹介されたのが、すでに4年程前のことで、ダウンロードファイルの構成も変わっており、インストール先のFlightGearも違ってしまっていて、インストールに戸惑いました。

 ダウンロードしたパリのフォトシーナリーのファイルはdds-Paris.tar.gzで、これを解凍、生成したdds-Parisフォルダ中のdataフォルダにはModelsフォルダはなく、SceneryとTexturesの2つのフォルダがあるだけ。しかもSceneryフォルダにはTerrainフォルダしかありません。またTexturesフォルダにはground-paris.xml ファイルは含まれず、代わりにReadme.txtがありました。

 とりあえず、Scenery以下をFlightGearのSceneryフォルダに上書きコピーし、Texturesフォルダ中のParisはフォルダごと(後でここが間違いであることが判明)FlightGearのTexturesフォルダにコピーしました。
 FlightGearのMaterialsフォルダ直下にはフォーラムの記述とは異なりmaterials.xmlはなく、そのかわりにbaseなど4つのフォルダそれぞれにmaterials-base.xmlあるいはmaterials.xmlがあって悩みました。しかたなく、いずれもファイル中の最後尾の</PropertyList>の行の前に、前述のReadme.txt内の「all lines :」までの2行を除くすべての記述をコピーし貼り付けました。

 残念ながら、FlightGearを起動してもフォトシーナリーは反映されず、地面は一面灰色。
 materials.xmlを見て、Texturesフォルダ中にフォルダごとコピーしたのが間違いかと、Parisフォルダ内の画像ファイルを直接Texturesフォルダ直下に張り付けて見ました。後で別途ブレストのフォトシーナリーをインストールする際にみたmaterials.xmlには逆にフォルダ名まで書かれていたことから、こちらはフォルダ毎コピぺでよく、一方パリのフォトシーナリーの方はやはり直接貼り付けで間違いなかったようです。

 おかげで、パリの空の散歩を楽しみ、画像のとおりフランス西部のブルターニュ地方の海岸線を飛行し、フォトシーナリーを存分に満喫することができました。