V-22 Osprey | virt_flyのブログ

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フライトシミュレーターソフトのFlightGearで仮想飛行を楽しむブログです。

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 扇情的な画像ですみません。あまりにもオスプレイ=危険という思い込みが強すぎて、オスプレイといえばこんなイメージになってしまいます。

 いよいよ岩国基地へ搬入ということで、物議をかもし世間の話題となっていることから、FlightGearのオスプレイを試してみることにしました。
 以前に一度飛ばしてみようとしたときには、回転翼の角度が変更できるティルトローター方式の垂直離着陸機ということで、操作のしかたがわからずあっさりあきらめたものでしたが、今回いじくっているうちに回転翼が回り出しました。

 「}」キーを押してエンジンをかけてから回転翼が回り出すまでに、かなり時間がかかるために、初めは動かないと思ってしまったのですね。回転翼機は固定翼機とかなり操作性が異なるため、覚悟してかかったほうがよいと考えたのがよかったのでしょう、その後はかなりスムーズにいきました。
 固定翼機ならスロットルをしぼる操作の「3」キーを押せば上昇、逆の「9」キーを押すと降下します。

 とはいっても、ティルトローターの操作はやはり大変で、垂直から水平にする際に、宙返りを起こしてしまいました。回転翼の角度は、やはり様子を見ながら少しずつ変えていく必要があるようです。

 回転翼の角度を変えることで、2種類の航空機の役割を兼ねさせようということには、不安を感じますが、最近の2つの事故は、この角度を変更中に起きたといわれます。未亡人製造機と言われるだけに、人のひしめきあう狭い日本の国土上空で訓練飛行を行うのはいかがなものでしょう。

 ちなみに、Wikipediaによるオスプレイの事故率は、米海兵隊所属のMV-22で1.93と米海兵隊所属の飛行機平均の2.45を大きく下回っています。米空軍向けの特殊作戦型のCV-22の事故率は2012年6月15日現在13.47で、事故率は高いものの、こちらは現在のところ在日米軍基地に配備される予定はないようです。