Ruhrstahl X-4 | virt_flyのブログ

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 Ruhrstahl X-4は、世界で最初の空対空誘導ミサイルと思われます。第2次世界大戦時のドイツで製造されたワイヤ誘導式のミサイルで、工場の爆撃で多数製造されていたX-4ミサイルは失われ、一度も実戦で使用されることはなかったようです。

 ジョイスティックにてミサイルを誘導するそうですが、一人乗りの戦闘機のパイロットが機体を操縦しながらこれをこなすのはかなり困難だったのではないでしょうか。音響の近接でも起爆されるようになっていて爆撃機のプロペラのピッチに波長が合わせられていたとか。

 ミサイルの形状は、今日のものとはかなり違って、葉巻型をし、比較的大きなベニヤ製の翼が4枚、うち2枚にはワイヤをもつさやが付き、また小さなテールフィンが4つあります。素人考えながら風の影響を受けやすそうなんですが、誘導するからいいのか…。

 今回、Ruhrstahl X-4を話題にしたのには、理由があります。我が自作の愛機Ju EF128に影を実装しようとしていまだに成功せず、高まるフラストレーションの解消のためにミサイルの搭載を企図。そしてJu EF128に搭載されるべきは、Ruhrstahl X-4であったからです。

 3Dモデリングは、特異な形状をしているといっても単純な形の寄せ集めといってよく、テクスチュアの貼り付けも色を似せるだけにとどめましたので、比較的あっさりと完成しました。後は、submodels.xmlなどを記述してJu EF128に実装です。