最近、子供たちに指導していて感じていることなのですが、
最近の子供の特徴なのか「すぐにこけてしまう、フラフラする」
この二点がかなり気になってしまいます。
ちょっと横の打球を捕るときでも横にバタッとこけてしまう。
しかも、なかなか立てない。
腰の痛い年寄りかのような起き上がり方をする。
バットを振ったり、ボールを投げるときもフラフラして形になっていない。
ノックのときも捕球するときはすでにフラフラで送球ができない。
しかも、捕球するときにこけてしまう子も多く見られます。
なぜ、このような現象が起きているのでしょうか。
私は、現代の恵まれた環境に原因はあると思います。
現在は、昔に比べ生活は豊かになり楽に生活できる環境です。
外で遊ぶことも減り、複雑に身体を使うという行動を取らない生活になっている、
楽な生活により身体能力が低下していっているのではないでしょうか。
また、道具の発達により技術はそこそこでも結果が出てしまうようになっています。
「結果を出すではなく出てしまう」なのです。
それは、道具の力であって自分の実力ではないのです。
優れた道具に頼ってしまうことで、本人の技術力は下がっていることに
早く気付き取組んでいかないと、年齢とともに身体だけが発達し
一番大事な「身体能力と技術力」は身につきません。
本当に人生を左右する舞台に立つ年齢になったとき苦労しないためにも
複雑な動きを日常生活から行い、
道具ばかりに頼らない練習を行ってもらいたいです。
未来の野球界を背負っていく選手たちのために!
MK