Disney + | 屋根の下のバイオリン弾きのブログ

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演奏会やイベントのご案内や、日々思ったことをつづっています。

アマゾンプライム、Hulu、Netflixなど色々ありますが、最近どうしても見たい!と思ったドラマが、こちらでのみ見られる!ということで、Disney +契約してみました。

 

見たかった911 Lone Starは、第4シーズンまであっという間に見終わり(グレイスの仕事ぶりに惚れました。ロブロウも60歳とは思えないカッコよさ照れ)ただいまGrey's Anatomy を視聴中。アメリカにいた時に、毎週楽しみにしていたドラマ。まだまだ継続中で、19シーズンまで見られます。帰国してからは、WOWOWでしばらく見ていましたが、シーズン12以降見ていなかったので、嬉しい♪

他にもボーンズ、クリミナルマインド、24、エイリアス、ホワイトカラーなどなど、好きなドラマがたくさんあるので、しばらく(何年も!爆  笑)退屈せずに過ごせそうですニコニコ

 

 

Grey's Anatomy は、ドラマの中での登場人物による「ナレーション」の部分も好きなのですが、シーズン14の23話「苦しみに見つけた幸せ」の中で、日本の「金継ぎ」を紹介することから始まる語りがとても印象的だったので、忘備録。

訳は、字幕をそのままお借りしています。

 

In Japan, when a piece of pottery breaks, some potters fill the cracks with gold.

The potters, they see the repairs as something beautiful.

They know that the unexpected happens. Change happens.

They know that nobody gets through this world in one piece.

But that doesn't have to diminish us.

The cracks are part of our history.

They will always be with us.

They made us better.

They made us stronger.

They made us something new.

 

日本には、壊れた陶器を金で繕う職人がいる

職人は、繕った部分に美を見いだす

予期せぬ出来事や変化は、誰の身にも起きる

一生を無傷で終える人はいない

前向きに取ればいい

傷も自分の一部 

消えることはない

傷が人を育て

傷が人を強くし

傷が人を生まれ変わらせる

 

 

ネタバレですが。。。

エイプリルが死ななくてよかったえーん

ドラマを見ている人には特に、色々なことが伝わって心に響く言葉かなと思います。

 

字幕だと文字数の問題もあり They=the cracks が「傷」という一言に訳されていますが(この文章の中で使うのは、とても良い訳だと思いました)、個人的には、cracks というと「ひび割れ」の方がしっくりくる感じがします。

Theyは複数のことを表す言葉なので、人生において経験する苦労だったり、困難なこと、悲しい思いのことをひっくるめて「傷」という言葉に訳しているのかな、と思った次第。

 

そして、金継ぎをする陶器の話は、

欠けたり壊れたりしても、それを「劣っている」と感じる必要はない。大事なのは、諦めずにそこから繋ぎ合わせて再び作り上げることで、その方が、一見綺麗で完璧に見える壊れたことのないものより、より美しかったり、強固なものになる。って感じでしょうか。

順風満帆で挫折知らずの人生より(そんな人はいないと思うけど)、大変な思いをしたり、苦労した人の方が、人の痛みに共感できるようになり、もっと人に優しくなれるのではないか。より良い自分になるための修行!と思えば、金継ぎをする工程やその作業も、無駄なことではないのかな、と考えさせられたエピソードでしたニコニコ