第42日目-2009年11月29日(日)15:00~
表板の裏側がまだ凸凹しています。
スクレイパーで厚さを整えながら毛羽立ちのないツルっとした綺麗な面に仕上げないといけません。
ただ、板を削りすぎて極端に薄くなっている部分があるので、全体的に削るのは危険です。
何度も厚さを計りながら部分的に削って調整します。
まだ削る部分はありますが、ある程度整ったらf字孔をあけるための準備をします。
f字孔の場所は薄すぎると孔をあける際に割れる可能性があります。
また、孔をあけた際に横から板の厚さが見えてしまうので、ここは板の厚さを均一にしないと技術レベルがばれてしまいます。
f字孔付近にも若干薄くなっている部分があったので、そこは削らないようにして他を削って厚さを調整していきます。
厚さが整ったら、板をツルツルの綺麗な面にし、ほぼ完成の面にします。
これは、f字孔をあけた後にカンナがけやスクレイパーがけが困難なためです。
やろうと思えばできますが、孔に引っかかって破損の可能性が高いので、もういじらなくていいようにほぼ完成の面にします。
ここまで出来たら仮に描いてあったf字孔を消して正確に描き直します。
プラ板の型を表板の中心線にあてて、左右にf字の型を描き写します。
ただ描き写すだけの単純な作業のはずですが・・・
中心線は2枚の板を接いだラインとしていますが、これが見えにくく、何とか探してプラ板をあてても線を引こうとするとずれて、思うように描けません。
何度も繰り返し、30分くらいかかって描けましたが・・・よく見るとf字孔からパフリングやアウトラインまでの距離が左右で異なっています。
つまり、中心線からの位置が左右で異なっているということです。
楽器の印象に大きく影響する部分なので描いては消してを繰り返します。
何度やっても上手くいかないのは中心線がずれているからではないか?そう考え、左右のf字孔を全て消して中心線を引きなおし、再度描き直しました。
すると何とか均等に描くことが出来ました。やはり原因は中心線の位置がずれていたためであったようです。
ラインが引けたら孔に糸ノコを入れる下準備をします。
本来ですと糸を通すための孔だけあければいいのですが、上下の円形部分のカットが簡単になるように片面3箇所にハンドドリルで孔をあけます。
このハンドドリルの作業のときに力を入れすぎたり、激しく回転させると、表板は木目が上下に通っているので木目に沿って割れてしまう可能性があります。
慎重に注意しながら孔をあけます。
ここまで終わったら、f字孔の中心の孔に糸ノコを通し、ゆっくり切っていきます。はじめは力の入れ方がわからなく、なかなか調整できなかったので割れないか不安でしたが、慣れてきたらスピードを上げて糸ノコを動かし、切っていきます。
プラ板から鉛筆で描き写したf字孔のラインをはみ出さないように切った結果、フニャフニャでいびつな形になってしまいましたが、一応、孔をあけることができました。
まだ時間があったので、糸ノコを外した後の孔にナイフを入れて、形を整える作業を行います。
表板は木目が上下に通っているので、これが削る際に大きく影響します。
木目に注意しないといけないのですが・・・ちょっとだけ無理な力を加えたら一部分が欠けてしまいました。
欠けた破片はどこかに飛んでいってしまいましたが、見つければ接着できる可能性が高いので必死に机の上や床を探します。
すると、床の木屑の中にそれらしき木片を発見。
拾って欠けた部分にあててみると、見事にピッタリと一致しました。
瞬間接着剤をお借りして、接着します。
ちょうど時間になったので今日はここで終了です。