「アーください」って? | HIROMI VIOLIN SCHOOL☆愛知県半田市ヴァイオリン教室

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愛知県半田市のヴァイオリン教室『HIROMI VIOLIN SCHOOL』です♪
小中学生男子2人の母でもある元プロオーケストラ奏者の講師が基礎から分かりやすくレッスンします。自ら考え、選択する力を育てます。
【半田・常滑・阿久比・知多・東浦・東海・大府・武豊・南知多・美浜】



3月ですね雛人形歌うことが大好きな長男、今日も絶好調で歌ってますルンルン

「おはなをつけましょ ぼんぼりに~♪」
…いや、待て待てぃ!!明かりやろ!飾りすぎや!

「ごーりんばなしの ふえたいこ~♪」
…五輪話⁉オリンピックの応援⁉

「すーこし しろざけめされたか あーかいおかおの しろいかお♪」
…????完全に官女と右大臣がごっちゃになってます。赤白帽か…。。


とツッコミどころ満載ですが、本人は堂々たる歌いっぷりガーン
次男も「え…??そうだっけ…??」みたいな不審そうな表情をしつつも、彼の中で兄は絶対!なので同じくヘンテコな歌詞で歌っていますアセアセ

一応「明かりやで」と軽く訂正はしてますが、ちょっと面白いので「まぁいっか!」と思っているイカン母ですニヤリ




さて、前置きが長くなりましたが…
昨日は火曜日、ドラマ「カルテット」の日でした。
(カルテット、私も学生時代かなり真剣に取り組んでいましたが本当に楽しい!
また、レッスンを受けたり色々勉強しながらカルテットを組めればいいなピンクハートというのが今私の一番の夢でもありますおねがい)


しかし子どもたちを寝かせてから読み始めた本があまりに面白く、一気に読んで気付けば23時ガーン残念、見そびれました…ガーン



さて、「カルテット」で松たか子さん演じるマキさんが合わせ前に言う「アーください」。
…「アー」って何?と思われた方も多いのではないでしょうか?


「アー」とはドイツ音名A=いわゆる「ラ」の音のことですルンルン
アンサンブルやオーケストラなど、色んな楽器が一緒に演奏する場合、それぞれの楽器のピッチを共通に調整する必要があります。
その基準音が「A」(アー)ということになります。


ドラマではチェロからAをもらい、他の楽器が合わせる…という流れでチューニングしますが、オーケストラではオーボエがAを出し、コンサートマスターが合わせ、それからメンバーに…という流れでチューニングをします。


ちなみにそのAの周波数は国際的な基準では440ヘルツということになっていますが、オーケストラによって色々のようです。
日本では442ヘルツのところが一般的で、海外では442~444ヘルツと幅があるそう。

ピッチが上がると華やかな響きがするため、モダンオーケストラでは高めが好まれ、低めのピッチの古楽器アンサンブルやオーケストラでは少し渋めの響きがするようです。


一度色々な団体の演奏を聴き比べてみても楽しいですねウインク



ヴァイオリンのチューニングといえば…
先日生徒さんから「弦がボヨボヨに緩んでいますえーん」とメールがありました。
アジャスターで直せる範囲を越えて困っていらしたので楽器をお持ちいただきチューニングさせていただきましたニコニコ


聞けばエアコンの風が当たる場所にケースを置いていらしたそう。
楽器は温度や湿度の影響をすぐに受けてしまいますタラー
弾くときはもちろんですが、ケースの置場所なども是非お気をつけいただきたいと思いますウインク



長くなりましたがご覧いただきありがとうございましたルンルン