皆様こんばんは

さて、本日は少し遅くなってしまいましたが月曜日に「山下ヴァイオリン教室」で行われたレッスンの様子について皆様にお伝えしていきたいと思います

本日のタイトルの「移弦」とは文字通り4本あるヴァイオリンの弦のうち、ある弦からある弦に右手で持つ弓を移すテクニックのことです

自分が練習するときもそうなのですが、曲の中には必ず「移弦」が出てくるのでそれがどの場面で、また右腕(おもに肘)がそのときどのくらいの高さで移動しているか、把握しておくことです

どうしても左手が難しくなるとそちらの動きに気をとられてしまいがちですが、右手と左手は常に連動しているので、スムーズに弾けない場合は「右手がちゃんと移弦できているか?」もチェックしてみてください

こちらの生徒さんに取り組んでいただいているバッハの「G線上のアリア」にも移弦は結構出てきます

それでは、月曜日の「山下ヴァイオリン教室」のレッスンの内容はこちらです↓
「ボーイング」(2・4・8分音符による)
今回は特に元弓の動きが前回よりかなり良くなっておられました


「イ長調音階」(2・4・8分音符による)
今回は1度目からかなり集中されて音程をとられていましたので、パーフェクトに近い完成度でした

あとは、勢いに任せて取らないように、また左手付け根を指板と同じ高さにキープできるよう、気をつけていきましょう

「イ長調音階によるスラーの練習」(新しいヴァイオリン教本1巻No.51)
こちらでは弓の配分に注意していただきました


「開放弦とイ長調音階による重音の練習」
開放弦では先弓で音がなくならないように、また音階では左手の第一関節をしっかり曲げ、単音で弾くときとは少し角度を変えることを注意していきましょう

また開放弦で重音を弾きながら、頭の中で音階をイメージしながら弾くトレーニングもお伝えさせていただきました

「雨だれ」(新しいヴァイオリン教本1巻No.54)
まずは一緒にメロディを弾き、雰囲気を掴んでいただいたあと、重音がでてくる箇所の部分練習を行いました

個人練習をされる時ときも重音の部分を取り出して、1つ1つの音を確認しながら弾くのが効果的です

「G線上のアリア」(バッハ作曲)
そして「G線上のアリア」です


またバッハなどのいわゆる「「バロック時代」の音楽は「喜怒哀楽」といった人の感情をストレートに表現することも大切する要素もありますので、そちらも念頭に置きながら弾くようにされると良いかと思います

月曜日はこんな感じでした

それではまた更新しますね
