最近は100均でも時々実生パキラが売っていますね。
パキラにいつか花を咲かせたいと考えるなら、この『実生』というのは必須条件です。
私もそう思って種を購入しましたが種の購入の方がハードルは高く、実生苗を見分けられるなら園芸店や100均をこまめにチェックする方が確実な気がします。
100均で売っている程度の大きさで、太い幹から枝を出しているのは間違いなく挿し木なので
まず除外します。
細い苗が実生なのか挿し穂なのかはちょっと見ただけではわかりません。
双葉が残っていれば間違いなく実生ですが、お店で見かけるものは双葉が落ちているものも多いです。
そこで見るのは、双葉の跡です。
幹に残る一番下の葉っぱが落ちた跡ですね。
それが左右同じ高さ(1cm以内くらい)に2つあれば、80%くらいの確率で実生苗です。
高さが離れていたら、双葉ではなく本葉の落ちた跡だと推測できるので挿し穂の可能性が高いです。

ただし跡が同じ高さにあっても、土から数センチというのは怪しいです。
双葉が落ちる程度に生長しているなら、双葉の位置は土の表面から10㎝程度離れていることが多いです。
実生苗だったとしてもよほど変な植え替えをされているのではないかと警戒してしまいますね。もしくは生長が遅いのかもですが。
買ってみて植え替えるときに根っこの付き方を見れば、実生苗かどうかは明らかですが、どうせなら買う前に知りたいですよね。
私は種を買うまではこの見分け方で、何本かの実生苗を購入しました。
今回種から育てて、概ね間違いではないと確信を持ちました。
しかしパキラは個体差が大きいというのも強く感じたので、確実な見分け方でもないなと思いました。
完全に個人的な判断基準なので、間違っている可能性もありますが、次に買う時があればまた同じように探してみるつもりです。
今ある苗を枯らしてしまった場合なので、次の機会はないほうが良いのですが…。
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