サッカーのコーチから学んだことは中学受験にも活かされます | 心にゆとり のある子育て&暮らし

サッカーのコーチから学んだことは中学受験にも活かされます

中学受験まで4カ月をきりました。


しかし、我が家は比較的穏やか。


「長男が全く勉強をしない日」もあったり!


以前の記事にも書きましたが


私たち夫婦はそれでも言いません・・・(勉強しなさい)とは。




息子がお世話になっているサッカークラブは

私の想いと一致した理念のもと、子供の可能性を認め

のびのびとサッカーができるように指導してくれています。


かつて日本の小学生はサッカーの国際大会で優勝するほど

ヨーロッパや南米の国より強かった事実があったそうです。


しかし、そこには勝負にこだわり、大人サッカーの縮小版を

徹底的に教え込む、という指導方法が存在したようです。


その日本の小学生たちは大人になった時にヨーロッパや

南米の国々に勝てる選手になれたかというと

全くそうではなかったとのこと。


「疲れた・・・もうサッカーはいい」という気持ちになった子供も

いたようです。



中学受験も同じように思います。


4~5年生から塾通いが始まりますが

何年も毎日勉強勉強モード・・・


親の方が子供の学校の偏差値にこだわり

親の望み通りの学校に入って欲しい!と

とにかくたくさんの問題集を・・・


あたえるのは簡単ですが、こなすのは小学生。


実は、私も息子が4年生の頃はこれに近いことをしていました。

受験に対してあまりよく知らず、大手塾に行っていれば・・・

と安心していました。


息子は週3回サッカーにも行っていましたから、とても大変そうでした。

しかし、成績は全く上がりません・・・

(疲れて眠くて、授業を聞いていなかったそうです)


その頃、私の強いこだわりは確かにあったと思います。


5年生春に塾を変えてから、そのこだわりが徐々に無くなった時


「勉強しなさい」を言わなくても、安心していられるように

なりました。


中学合格!を最終ゴールではなく、その先の未来までを

ゆったり見てあげられるようになったのです。



息子のサッカークラブのコーチの姿が私を少しずつ

変えたひとつだと思います


他チームとの試合の合間に子供たちがサッカーと全く関係ない

遊び(鬼ごっこ・砂いじり・バスケ等・・・こんなチームは他では

見たことありませんが・・・

をしていても、コーチは黙って見ていました。

他チームがコーチに従って、ずーっと練習してる中で。


目先の勝利を目指すのではなく、子供たちの発達に応じた指導、

自由な気持ちを大切にしてくれたことで

「サッカーって楽しい」と純粋に感じられる環境の中

子供たちはコーチの目を気にすることなく自発的に動けるプレーヤーと

成長していきました。


そのおかげで、息子は6年間ずーっとサッカーが大好き。

目標の中学校のサッカー部に入りたい一心で勉強を頑張っています。

(息子のペースでねっあせる


我が子のこととなると、ついつい「こだわり」が邪魔をしますが

そんな私にサッカーのコーチが気づかせてくれたのだと思います。


子供の能力は無限大!

それを自由にのばしてあげるのは私たち親のあたたかい目ですね。


子供の成長とともに、日々子育て学び中です。