つくりびと展 リーフレット掲載のブローチに込めた想い | 三重県松阪市ビーズ教室 VIOLET•AYUはぎあゆみ

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コスチュームジュエリーデザインVIOLET•AYU
はぎあゆみです。

つくりびと展•拾参のリーフレットに掲載した作品を紹介します。


つくりびと展拾弍を見に来てくださっていたバイオリニストの髙橋真珠さん@matamatakahashi

お祖母様から受け継がれた神路双子真珠(三重県伊勢市宮後にあります)というお店の店主さんでもあります。

私に何種類か双真珠(二つの真珠が双子のように繋がっている真珠)を見せてくださったのちにスッと私の手を引き寄せて「これは今日の記念にどうぞ。いつか素敵な作品にして見せてくださいね』そう言ってそのうちの一つをそっと私の手の中に納めてくださいました。

その約束を果たすべく彼女に対する私のイメージから優しさと輝きと華やかさとを表現し作品にしました。


真珠を守る、支えたいという思いからビーズステッチでリーフモチーフを編み真珠を包みました。小さなクリスタルガラスビーズを配して奥の方からもさりげなく輝きます。


ブローチには花の描かれたベネチアンビーズ、薔薇彫りのローズクォーツ、私の持っていたあこやパールも使いました。
 


丸小はメタリックカラーの渋めピンクを使っています。

三重ふるさと新聞さんに“つくりびと展”の記事を書いていただき、私のこのブローチの写真を使ってくださっていた事もあり、この作品目当てでお越しくださったお客様も多くいらっしゃいました。

真珠さんの演奏を初めて聴いたのはつくりびと展が行われていた蔵のギャラリー。
ですが演奏が終わった瞬間にステンドグラスのある大聖堂に彼女が立っているように見えたのです。

心の奥の方に深く響く演奏でした。
あの感動は忘れることはないでしょう。

そして頂いた双真珠から届いたお祖母様からのメッセージも。

私も誰かの心を動かせる作品をこれからも作り続けたいと思っています。