動作チェックしてみると、VCOの音程が半音ズレているほかは問題なし。
電源スイッチやパネルのボタンとベンダーなど、「問題が出がち」なところも大丈夫でした。
予防整備とチューニングでお見積りをお知らせして、OKが出たので修理に取り掛かります。
まず、内部のコネクターの接点を、「VFS」洗浄/保護処理します。
各機能を動作チェックしても問題ないので、つぎに、D/AとVCOとVCFを調整。
これで修理完了! 音程をチェックしてみても、OKです。
全部の修理がこんな感じだと、ありがたいんですけどね。
YAMAHA HS8で試聴すると、「SH-101」らしい音がきちんと出ています。
修理完了ということで、軽くクリーニングした後でお客様に納品。
接点を「VFS」洗浄/保護処理しておくだけで、2年くらいは接触不良が再発しません。
アナログシンセは、接点の鮮度が「命」です。
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