シンセサイザーを聴く「耳」 | Vintage Five State

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PROPHET-5

ビンテージPROPHET-5を完璧に再現しました!なんてシンセサイザーが、その昔にありました。
 
さっそく取り寄せて試奏してみると、たいてい期待ハズレ。
 
完璧にそう言えたのは、PROPHET-5 「rev.4」だけ。
 
ARP ODYSSEY ROLAND TB-303 MOOG MINIMOOGのコピー商品も、期待させるだけさせておいて、全然違っていましたね。
 
 
ROLAND TR-808
なんでそんな事になるのかといえば、やっぱりコピーはオリジナルを超えられないってことなんでしょう。
 
楽器の作り手の、「耳」ができているかどうかが、大事です。
 
逆に、シンセ技術者がエレキギターの音を聴いても、ぜんぜん違いがわかりませんけど。爆 笑
 
 
なんでそんな事になるかというと、本当に「好き」でその楽器に関わってきたかどうかだと思います。愛ラブ
 
「オリジナル」のPROPHET-5を持っていたら、コピー商品を作ろうなんて発想は出てきませんし。
 
超えなきゃいけない壁が、でかすぎます。
 
 
楽器を、単純に「音」を鳴らすだけのものと考えているから、違いがわからない。
 
楽器は、そんなに単純なものじゃありません。
 

 

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