でも、シーソースイッチとかホイールが透明だとか、見慣れたMINIMOOGとはちょっと違います。
動作チェックしてみると、故障箇所はこんな感じ。
1)シンセ音源 チューニング不良
2)ホイール 動きが渋い
3)オクターブ、波形切替ロータリースイッチ 軽く接触不良
不良箇所はそれほどなく、調整と接点洗浄だけで終われそうです。
修理見積りのOKをもらったので、修理に取り掛かります。
オクターブ、波形切替ロータリースイッチを洗浄したいところですけど、ハードウェア構成がかなり特殊なので、怖くて分解できません。 もとに戻せないと大変。
軽い接触不良なので、現状でご返却ということで、お客様にご相談しました。
ホイールは、かかり具合を調整して、グリスアップ。
試奏して、操作感をアップします。
軽度の故障でしたので、問題なく各所がきちんと動くようになりました。
MIDIの動作も、チェックしておきます。
全体の動作チェックの後、YAMAHA HS8で試聴して、「MINIMOOG」らしい音が出て来るのを確認。
修理完了ということで、軽くクリーニングした後でお客様に納品します。
レア物のビンテージシンセは、メンテしきれない場合がありますので、ご了承お願いします。
EMS SYNTHI-AKSは、大丈夫です。
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