ワシがご幼少の頃、ハハが次から次へとバッグをチチにオネダリしているのを、
バッカじゃねーの?なんでそんなに入れ物が必要なんだ?
と冷めた目でみていたわ。
チチは、ワシには駄菓子やの10円のラムネ(うわっ! 昭和じゃのぉ)すら買い与えてくれなかったのに、ハハにはナンだかんだ文句いいつつも、いつも買ってあげていたな。
それと、靴。 これもハハは銀座ヨシノヤとかいう当時は結構高いところのばかりをチチに買ってもらっていた。 何足も。ムカデかよ!というくらい。
本当に意味が分からなかったね、なんでそんなに欲しいのか。
・・・今はわかる。
・・・だって、もう少し小型でちょっとした時に持てるのが必要なんだから
・・・だって、もっと大きくないと、二つ持たなきゃならないじゃない
・・・だって、この色は夏向きじゃないのよ、だから
・・・だって、この素材の持ってないもん
・・・だって、見て?ほら、これ可愛いじゃない
などなど、 いくらでも理由はつけられるけど、実際のところは
だって欲しんだもん
この呪われた血が色濃く出てしまったワシ。
こないだクローゼットの整理で、山盛りの靴を処分したのに、またあっという間に増えてるし。
ハズバンドにナンか言われる前に、
「大変!靴とバッグが細胞分裂してるよ!」
と脅かして納得させ←?、いそいそとまたコレクションを増やしています。
ふぅ・・・これは一体ナンと言う病気なのでしょうか。
遺伝するのは間違いなし、と。伝染はするのかしら。
それとも、世界共通の現象なんでしょうか。きっとそう。
今日のオマケ