名前の由来 | 親父ライターvingt-septの息子三人子育て七転八倒

親父ライターvingt-septの息子三人子育て七転八倒

中学校教諭3年目の長男は、相変わらず忙しい毎日。
東京の大学に通う次男は、大学院生になりました。
美大入学を目指して浪人中の三男は、内職が忙しくて我が道を驀進中。
毎日何かが起きる!
vingt-sept家の未来はどうなっちゃうの?

妻が少し前から
詩の朗読教室に通っています

この夏に、

ご近所の方々と一緒に
立ち上げたそうで、
月に1回活動しているのですが、

今日行われる市主催の文化祭で
金子みすゞを読むらしく
本番を前に、
今朝、家で練習をしていました


コロナによる中止をはさみ、
久しぶりの文化祭開催らしく

ダンスやコーラスグループなど
多くのサークルが発表を行うとのこと

こうしてまた、
文化振興を行う場が

地域に戻ってくるのは
とてもよいことですね



ところで、
教室で取り上げられる詩は
いつも事前に

講師の方がセレクトされるそうですが、

できることなら、妻に
ぜひ取り上げてほしい詩人がいて…


それは伊良子清白

明治から昭和にかけて活躍した詩人です

 

(彼の詩は国会図書館のサイトで読むことができます)

 

 

というのも、
妻の名前は、
伊良子清白のある詩の一節から
義父が付けたそうで

詩から命名するなんて、
義父はロマンティックな方です。笑


妻に、その詩を見せると
難しいなと笑っていました

まぁ、文語詩ですしね


私も学生時代、

特に浪人生の頃に
逃避で、よく詩集を読んでいました

お決まりの
中原中也の「汚れつちまつた悲しみに…」から
谷川俊太郎、立原道造、
海外の詩人もいろいろ

そういうお年頃でしょうか。笑


今も部屋の書棚に目をやると、
e・e・カミングズや
アレン・ギンズバーグ、
そして萩原恭次郎の「死刑宣告」などが並んでいます

 

 



考えたら、詩で後世に名を残すって
スゴイことですよね


同じ詩でも
昔に読んだ時と
年を重ねた後に読んだ時とでは
印象がガラリと変わって、
小説にはない趣が詩にはあります