一部業務について協力関係にある大手酒販店さんが担当者交代の挨拶にわざわざお見えになってしばし閑談。当社よりはるかに大手でいらっしゃるが、この時世、生き残りを目指して事業の多角化を進めているというお話。

本業が苦しいときに雇用確保の手段として新規事業を立ち上げようとするところは同じでも、なにをやるかという事については会社によって考え方が違うものだと感心した。リサイクル関連の業務で、まだまだ試行錯誤の段階のようだが、楽しそうに話す姿を見て、これはモノにするな、と思った。

当社も一昨年、去年と新規を立ち上げたはいいが、まだまだ安定的に利益を出すまでには至っていないが、うまくいくという確信だけはしっかりある。新規事業の成長がその担当者の成長と足並みを揃えてくれたら理想的だと思っている。成長の場を社員に提供できることは経営者にとっての重要な役割だと思う。

そんな格好いいこと言っておきながら、その成長スピードが思いのほか遅い!時には度量のなさがむくむく顔を出してしまって「なにをやってんの」と文句を言ってしまう。

任せるに当たって大切なのは、自ら現場を経験することだと思っている。現場を知らないという引け目があると、言わないといけないことをしっかり言うのを躊躇ってしまうときが出てきてしまう。つらいと思うと、僕らはともすると「もうだめだ」と自らの可能性にふたを閉める愚行を犯してしまう。そういう部下を奮い立たせ、事業の目的と意義を明確に伝えていかなければならないのに、遠慮をしてしまう時がある。これでは経営者失格。逃げたらいかん、常に前向きにやろー!
報連相は社会人の基本、当社でも社員の責任として規定している4大項目の一つ。
当社はコンパクトな組織で、ほとんどの部門が私の直属、報連相は直接してね、となっているが、必ず即刻報告すべき内容、事後報告でいい内容、その違いをちゃんと規定していない。だから報連相の有無、タイミングは報告者次第、時に寄っては温度差の違いを責めてしまうときがある。「なんですぐに報告しないのむかっ」って。さらに酷いときは、せっかく報告して貰いながら、「そんなの自分の判断でいいんだよ」なんて言っちゃってる。
社員さんにしたら基準が明確じゃないからどうしたら良いのかわからなくなる。しまいには機嫌が悪いときに薮蛇になったら溜まらんみたいな心理になっちゃって、報連相自体を避けようとしてしまう。
こうなったら完全に風通しが悪い組織、隠蔽体質の組織の出来上がりだ。人事に思っていたその自体が自分の会社内に蔓延りつつある。それは自分の姿を客観的に見るとすぐわかる。だって最近、社員さんに話す態度、すごい感じ悪い。もっと感謝して、褒めてあげるべきなのに、余裕無い!
プライベートで交通故に遭ったり、業績に不安があって知らず知らずイライラしているのだろう、やな感じだ。
分かってたら治せばいいのに。器が小さいんだ、思う。会社は経営者の器以上には大きくなれない。まずは感謝の気持ちを大切に。腹式呼吸して、ありがとうを100回唱える。

psチリの地震災害早く復興出来ますように。あんなすごい天災を前にすると自分がもっとちっぽけな存在にしか思えなくなる。五体満足、平和な境遇を感謝。明日はもっとチャレンジするぞ
ランチに行った回転寿司店。日曜の昼だというのに待つことなく適度に絶えずお客が入っている感じ。席数40で充足率8割、駅ナカにあるので10回転は狙いたいだろうがそこまでいっていなそう。ここはかっぱ寿司などの大手と違って、ネタの良さと、楕円型レーン内に職人を立たせているのが売り。それだけに客単価をあげたいようで、バックヤードからネタを投入するたびに店員がお客の前に来て見せて「どうですか」と薦めて来る。

おすすめする行為が客に受けるか受けないかは、オススメする商品の価値を伝えるかどうかだと思う。こちらのお店は、残念ながらオススメすることがややルーチン化気味で、説明をして商品価値をつたえるまでに至らず、せいぜい「揚げたてですよ」とシズル感を伝える程度。昨年秋にオープンした店だけど、グルメ系回転寿司が注目を浴びていた一昔前のスタイルのままかなぁ。

商売をしていると、つい売ることが目的になってしまって、売れることに最大の関心がいってしまう。売れるチャンスを大きくするにはお客と商品の接点を大きくすることが必要で、営業マンや店員を適切に配置してお客との接点を作ろうとする。けどそこには人件費がかかるから費用対効果を考えると、売ってなんぼという考えになるのが当然。

「うまい」とか「すごくいい」というような漠然とした主観的形容表現では価値が伝わりにくいが、そういう表現が食品販売では中心となりがち。けどこっちがうまいと思っても相手に受け入れられるとは限らないし、曖昧な表現では内容が正しく伝わらない。商品の機能の話を明確にできる家電業界とは大きな違いだ。

家電商品と違い、食品は工場で大量製造される商品の比率が低く、属人的な話、苦労話や熱意が商品化の裏にあることが多い。そういう話も含めて商品の価値をお客に伝えることが、その商品に纏わる様々な人の苦労に報いる事ができる。機械よりも人の関わる比率が高い、その人達の存在を忘れてはならないと思う。

だから売値の高い安いばかりに注目が集まるような社会は健全とは思えない。商品の価値をしっかり伝える努力をすることが販売業の使命だと思っている。

当社でもお客のためになる押し売りを奨励中!売ってなんぼではなく、喜んで頂いてなんぼ。出会って喜んでもらえるような商品やサービスの提供をみんなで目指していきたい。