アルザス 有名ワイナリーから特別キュベ生産企画 | フランス, アルザスワイン365日記

フランス, アルザスワイン365日記

フランス、アルザス在住言語学博士
★アルザス生活の中の日々の徒然
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フランス アルザスより

新型コロナウイルスの影響は、第二波は予想以上に深刻で、日本も感染者が増えている。気温も関係するのだろうか、夏は多少気にしながらもちょっと落ち着いていたのに、寒くなったら感染者数が増加している。

色んな意味で、良い意味でも悪い意味でも、私はそこまで今までの日常生活とはそこまで変わらないでいられている。

なんとなく最低限の仕事をこなし、お陰様でなんとなく何かしらの仕事ができている状況が続いている。元々の仕事はこのご時世全滅したし、決まっていた仕事も1年ほどこの状況で「保留」になっているし、その横で在宅でできるような仕事を継続し、1つ終わると又次の仕事があって…。と言う感じに、なんとなく生きて来られている。

本当は1つの専門を持って、それを極めていくことが大事だが、このご時世、色々対応してマルチタスクで仕事をしている事が良かった気がする。

そんな中…アルザスワインの仕事も始めようと色々動いているが、ある有名ワイナリーさんの所から、特別キュベの生産の計画がある。

まだ企画段階だが、私の【故郷】のお向かいのぶどう畑の所有者であることが分かり、その【名称】入りキュベの生産を計画中…。【名称許可】などで間に入り、キィべができたら、PRしないと、とワクワクしている。






このキュベが一回限りじゃなくて、ずっと続いてくれたら良いなあ、なんて思ったりする。今は無くなってしまった【故郷】が、そこにあった事をずっと忘れないでいられる方法が無いかと思っていたんだが、このキュベで、それが叶ってくれたらと思う。


私の【故郷】が無くなってもうかなりの年月が経つのに、アルザスの現地の人は、私の故郷の事を皆よく覚えていてくれるし、今だに標識も残っている。



そんな場所があったんだよ、と日本でも忘れないでいて欲しいなと思うのだ。結構特別キュベなんで生産数1200本らしい…。こう言う希少価値なワインはワクワクする。こんな時期だけど、少しでも未来のことでワクワクしていらるようにしたい。