アルザスワイン 次に日本へお届けするワインたち② Maurice Schoech | フランス, アルザスワイン365日記

フランス, アルザスワイン365日記

フランス、アルザス在住言語学博士
★アルザス生活の中の日々の徒然
★アルザスワイン、ワイナリーに関する記事を執筆中

 
フランス 、アルザス より
第一回目のアルザスワイン 無事に日本行きのワインが届いたようで安心。
 
 
9月からと思いつつ、少し時間が掛かったので、10月、11月用アルザスワインも選定中。
 
 
 
 

 
次回は私が誰かに「1好きなワイナリーさんは?」と聞かれたらここ!と言っていたワイナリー @domaineschoech 実はここは私にとってワイナリー巡り第一弾のたまたま入ったワイナリーだ。
数年前、まだワインの事を何も知らなかった私は、日本から遊びに来た酒豪でグルメでインテリな友人のために、とりあえず#アルザスワイン街道 で適当にワイナリーの扉を叩いた。
 
 
そして色々村を巡りつつ、ワイナリーも4、5軒寄って、帰路に着くと、最後に彼が言ったのは
 
 
「最初のワイナリーが一番美味かったなあ。」だった。
 
それ以来、毎年私もこのワイナリーに来て、できるだけここのワインを彼にお土産に持って帰っていた。
 
 
 
そしてその後「ワインなんて好きじゃない、焼酎と日本酒が良い。」
 
なんて言う養父が仕事の合間に来た時もここに連れて来て「アルザスワインがこんなに美味しいなんて。」
 
と日本に飛行機で帰るのに18本ものワインを買って帰ったと言う逸話がある。
 
 
どちらも酒豪で美味しいものを食べ歩いている人たちなんで、ここは本当にお勧めできる、所謂王道アルザスワイン生産者でもある。
 
 
品種✖️土壌✖️ヴィンテージと言う、アルザスらしさを守りつつ、アルザス有名高級ワイナリーと言われる方々にワインと同じくらい美味しいくて、それでいてお値段的にも優しいのだ。
 
 
実は私はここのワイナリーを最初美味しさの基準にしていたので、日本でも有名な高級アルザスワインを飲んでも、美味しいのは美味しいのだが、でもこのお値段なら美味しいよね、と思ってしまっていた。
 
 
確かに美味しい、でもこれだけ美味しいくて、この値段で提供しているSchoechさんのワインと比べると…。となってしまうことがあるのだ。ビオワインで、なるべく環境に優しく畑を作り、5種の#grandcru の畑がある。
 
 
ワインの批判はしたくないので、対象に思うワイナリー名は書かないが…兎に角、私がお値段もお高めだけど、ここより美味しいと思っているのは今のところ王道ワイナリー(自然派を除いて)2軒ほどかなあと思う。
 
 
そしてその2軒も、他のすべての高級アルザスワインたちも日本には輸出されている。
 
 
もちろん全ての高級アルザスワイナリーのワインは確かに一線を超えて美味しいと私も思っている。
 
(でもお値段もそれなりにするし、マーケティングなどにも力を入れているのが分かる…そしてそれはもちろん大事なことだとも思うのだ。)
 
ここのワインは、少量日本に入っていたが、インポーターさんの引退によりストップしている。また、日本に入っていたのは2種のみらしい。
 
 
ここでしか生産されていないような素晴らしいワインも数種類あり、今悩んでいるところ。
 

 
 
とりあえず、この村でしか生産されていないワインと、私はここの#ピノグリ が特に好きなので、#pinotgris が最後に残っている2018と2019ヴィンテージ飲み比べができるので、それも面白いかなと思っている。と2、3日迷って決める予定。