Furstentumフルステンテュム キーンツハイム&シゴルスハイム | フランス, アルザスワイン365日記

フランス, アルザスワイン365日記

フランス、アルザス在住言語学博士
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フルステンテュムFurstentum

キーンツハイム&シゴルスハイム村 KIENTZHEIM & SIGOLSHEIM

風に守られたカイゼルスベルグ渓谷(Kaysersberg)の中心に、フルステンテュムの丘はあります。畑の方角は南南東、石灰質を好む地中海原産の植物で覆われた丘。

茶色い石灰質の小石や骨を含む排水性の良い土壌で、根源岩が露出。第三紀の礫岩によって覆われたジュラ紀中期ドッガー階の泥灰土・石灰岩・砂岩から構成されるテロワール。

傾斜がきついため(勾配度37%)、保温性と保水性に優れた土壌への日当たりが良くなっています。このように、偉大なワインを造るための条件が揃ったテロワール。

 

  • コミューン

    KIENTZHEIM & SIGOLSHEIM ケインツハイム&シゴルスハイム

 

面積 30.50ha

土地構成 泥灰・石灰・砂岩

標高 ✔

斜面 南~南西

栽培品種 リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ・ダルザスが栽培されています。

 

 

1330年にはすでに、バーゼルの修道院が所有していたブドウ畑のリストにフルステンテュムの名が記載されている。 

熟成向きのフルステンテュムは、見事なフィネス、並外れた力強いアロマが特徴のワイン。

 

エキゾチックな表現力が特徴のグラン・クリュ。

 

飲み方

ここの特級畑からは、熟成の有無に関わらず楽しめるワインが生まれます。若いうちはすでに、フルーティーな表現力を楽しめます。続いて数年の熟成後は、テロワールの特徴である寛容さが溶け込み、繊細な質感のワインになります。

早熟のヴィンテージ:ハチミツの風味がワインのとろけるような質感を強調します。特に凝縮された果物のコンフィの香りが、溢れる果汁感とのバランスを保ちます。

晩熟のヴィンテージ:その爽やかさによって、新鮮な果実味を表現します。ブドウにかじりついたような味わいが、心地よく魅力的な酸味を与えます。


マリアージュ

ワインの寛容さが、豊かな味わいの料理によく合います。スパイスを多く使ったインド料理またはオリエンタル料理など、このクリュの気品ある質感と見事にマッチします。パエリア、カレー風味のナヴァラン、ハーブを添えたアンコウなども食感と質感の素晴らしい組み合わせとなるでしょう。