Yann Durmann ヤギもいる自然派ワイナリー | フランス, アルザスワイン365日記

フランス, アルザスワイン365日記

フランス、アルザス在住言語学博士
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フランス アルザスワイナリー巡り

 
今回はAndlouにある Andre, Anna & Yann Durrmannさんへ。訪れた時はお父様が迎えてくれたのだが、ビオの畑で自然派ワイン生産者。Yannさんは丁度お子さんが生まれたとのことで今丁度お忙しい時期だった。ワイン生産は現在のYannさんで3代目。
 
実は以前もこの村を訪れた時にちょっと立ち寄らせて頂いたことがあったのだが、お父様の印象が他のサイトでの紹介などでも正に自然の中の畑の中でちょっと仙人のような印象もあったのだが、改めて話すと、仙人のようなと言う感じでもなく、ワイン生産に対してもしっかりとしたお考えを持っていらっしゃる方だった。
元々1、5haの畑からワイン生産を始め、現在は10.5haある畑で、2001年からビオ製法を始め、2007年ごろから自然派ワインを生産、美味しい、良いワインを生産しようという気持ちが伝わってくる。
昔はワインも量を飲んでいた時代がある。けれど今は昔に比べてワイン消費量も減少しているが、逆に消費者も身体に、自然に良いものを飲みたい、量よりも質を求める時代になっている。だからこそ、美味しいワインを生産するためには良いぶどう生産が必要不可欠だ。
 
 
自然派ワインのあの独特の香りがお好きな方、正に自然派ワイン、という自然派ワインがお好きな方にお勧めできるワイナリーだ。
 
あまり見かけない、自然派ワインのEdelzwicker。Edelwzickerはアルザスのアッサンブラージュ、混種ワイン。色々混種してゴクゴク気軽に飲めるワインというイメージがあるから、あまり重宝されない気がするが、美味しいEdelzwickerに会うと、私は個人的に嬉しくなる。
また、自然派ワインはアッサンブラージュも多いのだが、敢えてEdelzwicker の名前で自然派ワイン生産をしているワイナリーも多くないので、このEdelwzickerは新しいキュベだそうで、お値段的にもお味も自然派初心者に先ず1本お勧めできるワインだ。こちらのEdelwzickerはリースリングの酸味も感じられる、結構しっかりとした味わい。
 
こちらのワイナリーでは、全てのワインが100%自然派、(無添加)ではない。多少微量だが亜硫酸が入っているものもある。例えばこ2種の完全自然派ワインのリースリングと亜硫酸が多少入っているワインとの飲み比べもさせて頂ける。
こして同じ品種で飲み比べてみると自分の好みも分かるだろう。私は実は一概に自然派ワイン愛好家ではない。美味しいアルザスワインならそれで良いと思っている。
けれど、やっぱり美味しいワインに辿り着く時には身体のこと、自然のこと、そして量ではなく質を重んじる美味しいワイン生産をしているワイナリーさんはビオ、ビオデイナミの畑の事が多く、その中で自然派か、そうではなく、アルザスの伝統ワインを尊重しているワイナリーなど、その辺りに違いが生じることがある自然派と呼ばれるワインは、生産方法、つまり生産過程において手を加えていないワインだと認識している。アルザスワインの味わいを尊重する場合に、マセラシオンしないワインや、瓶詰の際に多少の亜硫酸を添加し、自然派ワインではないワインを生産しているワイナリーもある。
そこはそれぞれのワイナリーによっての考え方だと思う。だから、私は一概に自然派ワインが良い、とは言わず、自然派以外のビオ、ビオディナミワインと呼ばれるワインも美味しいワインは美味しいと思っている。
 
なのでこうして1つのワイナリーで自然派生産のワインと、多少亜硫酸が入っているワインを飲み比べて実際にそこまで味わいが異なるのか、それとも自分の好みはどちらなのか、と言う事が分かるテイステイングも面白い。


こちらが自然派ワインのリースリング。亜硫酸無添加だと
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ここの自然派ワインが見つからなかったので他おススメも。