アルザス 自然派ワインのテイスティングイベントへ2019夏 | フランス, アルザスワイン365日記

フランス, アルザスワイン365日記

フランス、アルザス在住言語学博士
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#フランス 🇫🇷 #アルザス 日記



昨年の夏の事だが、自然派ワイン の テイスティング イベントへ行ってきた。

まだ1年前は自然派ワインなんて全然知らなかった。

日本でも入っている多くのアルザス自然派ワインが大集結。






実は私はまだ自然派ワイン初心者。今までに3、4軒は回っているが、なかなか理解するのが難しい。



私としては通常のアルザスワインと自然派ワインは味的にも別物と言う認識だ。今回のイベントでも、そう言うと皆そうだね、と答えていた。

通常のアルザスワインとしては色々規定からも違ってくるので、アルザスワインと名乗れないワインも多いし、セパージュの名前表記など、通常のアルザスワインでの表記とは異なるものも多い。






さて…今回は前からすごく会いたいと思っていたワイナリーさんに会うことができた。

@vignobleklur さん。実は元々漫画「神の雫」に出ていた#manekineko の生産者。







そのワイン生産を後継者問題もあって譲渡してしまったと聞いていたので、実際にどう言うことなのか、聞いてみたかったのだ。



それに、ワイン生産を譲渡したのに、この自然派ワインテイスティングイベントに参加しているとなっている。




どう言う事かと言うと、今までのワイン生産はビオデイナミだったのだが、その畑やブランド諸々は譲渡し、今は自然派ワインを5種、少数本作っているそうだ。



お嬢さんもこのイベントではお手伝いをしていたのだが、ジュエリー作家になると、跡を完全には継がないらしい。



ここにも後継者問題があるんだなあと思った。今までなら家族の仕事を継ぐのが当たり前だったけれど、最近はそう言う傾向もなく、多くのワイナリーで後継者問題の話を聞く。



けれど今こうして自然派ワインを生産されているとのこと、まだ日本には入っていないと言うし、これは日本でテイスティングしたいなと思ったワイン。



5種はスパークリング、リースリング2種、#ピノノワール 今注目の #オレンジワイン もあった。この5種はなかなか良い。味も良かったし、何より既に前のワインが知られている事もあり、日本では人気が出るのではないだろうか?



また、余談だが、とってもチャーミングなおじさまで、そこも魅力の一つだった。



一緒に話しをしていた際に、車の鍵をお嬢さんが持ったまま帰ろうとした事に気が付き、(おまけにお嬢さんが携帯までも持って行っていたらしく)「あれ、車のがない!」と私の急に「携帯貸してもらえる?」と英語で聞かれた。パニくりすぎて、目の前の日本人(私)に急に英語になってしまったらしい。


アルザスワインの特徴は、個人ワイナリーが多く、ワイナリー自体も800〜900ほどあるとも言われているそして、manekineko の由来とも言える、ネコと言うネーミングの由来も、KLURさんの村、#katzenthal (猫渓谷)と言う意味を持つ村の名前にも由来している。



そんな村にも、KLURさん曰く30軒ほどのワイナリーがあると言う。



だからこそアルザスワインのプロモーションも難しいし、大量生産しているネゴシオン、コオペラテイブと呼ばれるワイナリーが少ない為、輸出もアルザスワインブラデイングも難しくなり、マーケティングが上手いワイナリーや、本当に美味しい、もしくは系統がちょっと変わったアルザスワインが世に出やすいのかなとも思う。今はビオ、ビオデイナミ、特に自然派ワインは日本で流行りな気がするのだが…。




日本事情にまだそこまで詳しくないので、日本のワイン事情ももっと勉強しないとと思った。