先日(3月14日)に、僕も2021年まで入所していたODP(大阪デザイン振興プラザ)のインキュベーションオフィス入居者の成果報告会がありました(インキュベーションオフィスでは成果報告が必須。僕も入居していた3年間は毎年報告していました。現在入居しているデザイナーズオフィスでは報告の必要はありません)
今回の報告者は畳のネット販売を展開されている(株)TATAMISERの淡路さんと、IoTシステム、Webシステム開発をされている(株)KAIGANSENの上田さんでした。どちらも地に足のついた独自の努力で売上を増やしており、非常に勉強になりました(素晴らしい。。)
プロダクトデザイナーとして、(株)TATAMISERのプレゼン資料の中に、畳を使用した発想の種になりそうな部分があったので、僕なりにちゃっかりメモをしておりました。
↓畳は目の方向を変えて設置するだけで、色数が増えたように見せることができるというのです(メ、メ、メモメモ!)
↑〈ナカシマの心の声〉近々ホームセンターで小さい畳を買っていろんな方向に置いて実験をするぞ(斜めはどう見えるんだーー)
しかーし、報告会が終わってまもない3月24日のNHK『美の壺』に、ほぼ同じ発想で畳アートを展開している作家を紹介してました。
岐阜県羽島市にある「山田一畳店」の5代目・山田憲司さんです。山田さんは、畳の目の向きによって見え方が変わる特性に注目し、このマリリン・モンローを制作しました。
↓縦、横、斜めと畳の目を変えた3色で表現したものです
この番組を見て、落胆したのは言うまでもありません。。(僕が後追いとか真似とかするわけにいかん)
大概のことは先にやられていることを改めて思い知らされましたよ(さ、気持ちを切り替えて次の発想探そ、、)